備前長船刀剣博物館に行ってきた。

毎月第二日曜は古式鍛錬を行っているとの事なので見に行ってきました。 備前長船刀剣博物館サイト【http://www.city.setouchi.lg.jp/token/】 作成:15/7/12 更新:15/7/14
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ひよこ饅頭@旅 @xi53

備前長船刀剣博物館最寄り駅は無人でした。 pic.twitter.com/IQa5vJzErC

2015-07-12 10:41:18
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本物を持ってみよう! 結構重い。 pic.twitter.com/zCeXGo0Tc6

2015-07-12 10:50:03
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古式鍛錬のかまど準備中。 かまど?炉? 使う炭は松だそうです。 pic.twitter.com/Jqak38qiCf

2015-07-12 10:54:42
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鍛錬につかう鎚は7キロ強。 重い。 pic.twitter.com/HGKK23pW57

2015-07-12 11:05:55
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ところでめっちゃ暑い。

2015-07-12 11:09:50
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炎の温度は1000℃を超えるので、火のそばで作業してるとか一体何度だ。 pic.twitter.com/Wgx7ZCnSn6

2015-07-12 11:44:41
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古式鍛錬追記:動画撮れなかったけど鍛錬が進むと熱々の鉄に竹ぼうきのちっちゃいやつみたいので水をかけてから叩いてたんですけど、その時の音がまぁ爆発音ですよね。カーンとかキーンって音に混じってパーーーンッって。あと表面削ったりもしてました。スス除けてるのかな。

2015-07-12 21:31:41
ひよこ饅頭@旅 @xi53

古式鍛錬を見て。 夏だってことを差し引いても半端なく暑いので夏生まれの刀は特にお父さんに感謝なさいよ。 あと火花の飛び散りが凄いので鎚打ってる人は相当皮膚厚くなってると思う。

2015-07-12 14:30:21
ひよこ饅頭@旅 @xi53

刀匠さんにききました。 刀1本にかかる制作時間は? A.平均的にみて1日10時間作業すれば一週間くらい。

2015-07-12 14:05:16
ひよこ饅頭@旅 @xi53

刀匠さんにききました。 3人で鍛錬してますが相槌ってどの人がしてるの? A.メインで作刀するリーダーで火の番をする人。鍛える大きな鎚に対して小さい鎚で指示を出す事を相槌と言うそうです。 ここを叩けとか次で終わりとかそういう指示を小さな鎚で出しています。喋ってられないとの事。

2015-07-12 14:08:18
ひよこ饅頭@旅 @xi53

鐔師さんにききました。 鐔とは。 A.腰に差した時、正面から見て正位置になるようにつける。正面から見て刃の右側に笄(耳掻き)、左に小柄(小刀)用の穴があいている。因みに鐔は刃を受ける場所ではなく、刃の方に手が滑らない為のストッパーなので戦国時代には革や木で出来ていたそうです。

2015-07-12 14:19:38
ひよこ饅頭@旅 @xi53

柄巻師さんにききました。 菱紙? A.柄に紐を巻いていく時に紐の下に詰める緩衝材。柄巻は握りをフィットさせて疲れにくくする為のもの、だから手に馴染むようにクッションを詰める。柄の真ん中あたりの金の飾りはそこに小指を当てることで握りを良く、力が入りやすくするためのものだとか。

2015-07-12 14:25:00
ひよこ饅頭@旅 @xi53

展示されてた大太刀。 3メートルオーバー。 pic.twitter.com/9DgI0YGStY

2015-07-12 14:47:26
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備前長船刀剣博物館でした。 職人さんが皆さん丁寧に対応してくれましたよ。 おすすめ。 pic.twitter.com/mwRe9YNgJE

2015-07-12 14:51:14
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博物館行ったときの覚え書きをつらつらと。

2015-07-14 12:36:22
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① 茎に切ってある日付で年号二二年ってあったらそれは22年ではなく4年。四は死に通じるから避けるんだそうで。2×2=4。

2015-07-14 12:37:53
ひよこ饅頭@旅 @xi53

②茎にある作刀日は2月と8月が多いのはその時期が水の温度の平均が最も安定するから作刀に向くっていう説と春秋の彼岸を区切りに夏を含む方が8月で冬が2月とかいうとんでもない説もあるとか。この説が衝撃的で他の忘れました。

2015-07-14 12:41:49
ひよこ饅頭@旅 @xi53

③鐔は大体鉄製らしいですが、鉄は時間とともに酸化して赤錆が浮いてきますので赤錆防止にあらかじめ黒錆をつけておくのだとか。黒錆は職人さんオリジナルブレンドの薬品をつかうそうです。 pic.twitter.com/f62Bj05Urf

2015-07-14 12:44:44
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ひよこ饅頭@旅 @xi53

④刀匠さんは打ちあがった刀を粗研までするらしいのですが、使う砥石はクライマックスで紙ヤスリなら2000番くらいの細かさ。プラモデルの仕上げレベルの目でまだまだ序盤。研師さんとこでは最終15000レベルの砥石を使うそうです。

2015-07-14 12:50:21
ひよこ饅頭@旅 @xi53

4キロの玉鋼が1キロ弱の刀になるということは3キロ研いで落としてるのか。鍛えてる間にも目減りしてるんだろうけど。

2015-07-14 18:56:04