対性暴力システム“女性護身術A.S.A.S.”紹介【子供を危険にする間違った12の常識編】
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【子供を危険にする間違った12の祈祷】暴力と安全に関する根拠の無い「神話」を信じているせいで子供を守る立場の大人が実際には子供の役に立たないどころか子供を危険にさらす言葉を口にしている場合があります。私はそれを「祈祷」と読んでいます。では祈祷を具体的に見て行きましょう。→
2015-07-06 10:49:52→1.『気をつけて!』相手が子供・大人を問わず曖昧な「気をつけて!」に意味はありません。何に気をつけて良いのかわからなければ子供は混乱するだけです。気をつけてと言うのなら何に気をつけるべきか具体的に言うようにしましょう。→
2015-07-06 10:52:43→2.『知らない人についていかない』子供は一度でも挨拶をした相手であれば知った人と判断しますし、近所の前から知っている人が子供に性暴力を働く場合もあります。ですから、知って居る人でも付いて行ってはいけないのです。→
2015-07-06 10:55:32→3.『危ない人には近づかない』誰が危ない人か子供は判断できません。危ない人は行動と状況で判断する必要があります。優しい外見をしていても人気の無い場所で話しかけてくれば危ない人なのです。→
2015-07-06 11:02:53→4.『危ない場所には近づかない』知らない人が近づきやすく逃げやすい場所ならば、どんなに安全だと信じられている場所でも時間や場合によって危険になります。ですから「ここなら安全」という場所はありません。→
2015-07-06 11:11:12→5.『暗くなる前に帰ってきなさい』暗い場所だから危険、明るい場所だから安全、ではありません。周りに人の目が無ければ明るい場所でも一人歩きは危険なのです。→
2015-07-06 11:13:39→6.『お父さん、お母さんと一緒だから安心』例え子供が両親と一緒でも、犯罪者は両親が一瞬目を離した隙、子供が近くに両親がいるから安心と油断した隙を狙って襲ってきます。→
2015-07-06 11:18:37→7.『走って逃げなさい!』走る力は年齢によって大きくことなります。危険を避けるためには加害者に遭遇してから捕まらずに20m逃げ切る必要があります。見知らぬ家に逃げ込むことも教える必要があります。→
2015-07-06 11:19:36→8.『知らない人に話しかけられても無視する』注意しなければならないのは知らない人だけではありません。顔見知りの犯行も多いのです。しかし子供がもし知らない人から話しかけられたら目を合わさずに歩き去るように言いましょう。目を合わせるとコミュニケーションが始まってしまうからです。→
2015-07-06 11:24:32→9.『何かあったら大声を出しなさい』大人でも危ないときほど声は出ないものです。ですから日頃から大声を出す練習が必要です。母親と子供で大声を出す練習をすると良いでしょう。→
2015-07-06 11:30:24→10.『防犯ブザーがあるから安心』防犯ブザーはお守りではないので持っているだけでは意味がありません。すぐに鳴らせるように工夫して携帯する必要がありますし、いざという時に電池切れだと目も当てられません。防犯ブザーの携帯方法の検討と練習や電池の定期点検が必要なのです。→
2015-07-06 11:34:13→11.『人がいる所なら大丈夫』人混みの中に犯罪者は隠れています。ですから人が多い場所でも一人になってはいけませんし、ウロウロしたりキョロキョロしていると標的にされます。人混みに紛れた犯罪者は犯行のために必ず子供を移動させます。人混みの中でも人についていってはいけないのです。→
2015-07-06 11:38:24- 先日も店舗のトイレから女児が連れ去られた事件がありました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150707/k10010141941000.html
→12.『安全マップを作ったから大丈夫』多くの連れ去り事件の被害者や家族が安全マップを作っていました。安全マップは制作する段階を通して防犯の考え方を身につけるためのものです。安全マップを作って、それで安心していては、お札を貼っているのと同じことです。
2015-07-06 11:40:56これらの「祈祷」に不足しているのは何でしょうか?それは証拠に基づいた具体的な助言と予防措置です。場当たり的ではない論理的で一貫性がある助言と予防措置は年齢が上がり大人になっても役に立ちます。そうすれば子供たちに生涯にわたって役に立つ防犯の基盤を作ってあげることになるのです。
2015-07-06 15:24:17- 子どもに「怖いと感じたらすぐ逃げる」ことを教えるのも大事です。また「体の水着で隠れる部分を見せない・触らせない。それを要求する相手からは逃げる」ことと「もし強制されてしまっても子ども自身は悪くないこと。すぐに親に教えて欲しい、絶対に叱らない、いつも味方だ」ということを教えておきたいものです。
・親子で学ぶ護身と尊厳の絵本集http://www.twitlonger.com/show/n_1smqdkm
- 子どもが危険を感じたら「NO!」という訓練をした話。
- 公衆トイレ等の“「入りやすく 見えにくい場所」の危険”を冒頭にまとめてあります。
- トイレ周辺に特化した子どもの防犯まとめです。