私達が小説読むとき/書くときに気に留めてること

オンノベモノカキの雑談をまとめました。「上メセで語ってんじゃねえよ」という向きもあろうかとは思いますが、書き手も読み手に回れば感想は自由、ということで、ひとつ悪しからずご了承願います。
22

1: 某作品について、「冒頭がちと『あらすじ』のようではないか?」という感想を呟いたところ…

anon@絵描きモード @pochi_go

プロ志望で批評求むということだし続けて書くけど、私が元々漫画描きだからかもだけど、文章を漫画化したとして、具体的なエピソードとして描けない描写は今イチだなあと思う。。あくまで個人的感想です。。

2015-07-12 11:45:08
N[充電中]カデカル @KdkrMaster

@pochi_go 最近は映像型の作家が増えてきていることや対象の作品タイプ故にそう思われるのかもしれませんが、漫画にして描けない部分のあることがマイナスポイントではないと思います。セリフ、思考、状況描写、出来事の羅列が等しく文字でかかれる小説の性質を利用した名作は多々あります。

2015-07-12 18:55:54
anon@絵描きモード @pochi_go

要は「(冒頭に)具体的な(=漫画に描いて面白く読めるような)エピソードが欲しい」、という個人的な(ココ大事です)感想でした。シーンの取捨選択は当然あるものですし、最初から最後まですべて具体的なエピソードで書くべき、とは、私も思っておりません。@KdkrMaster

2015-07-12 19:59:29
N[充電中]カデカル @KdkrMaster

@pochi_go 「最初の3ページで読者を惹きつけろ、でなければ本を閉じられてしまう」というエンタメ小説の鉄則があり、有効な手段であることは同意しています(例:大沢在昌、伊坂幸太郎)。しかし、絵にできない抽象的なものや、歴史背景を説明したプロローグは小説の得意分野で(続く)

2015-07-12 21:01:02
N[充電中]カデカル @KdkrMaster

@pochi_go (承前)アリだと思っているので「あらすじの書き方が巧くない」はわかるのですが「あらすじのように書くこと自体良くない」と言われると、そうだろうか?と気になってしまうのです。SF小説だと、名作と言われているもので捉えどころのない始まり方をするものも少なくないので…

2015-07-12 21:01:51
N[充電中]カデカル @KdkrMaster

@pochi_go 貴方様の個人的な感想であることは承知で、批判する意図はありません。目に入って、ふと気になったのです。

2015-07-12 21:04:08

2:「感想」は個人のもの、という話…

anon@絵描きモード @pochi_go

どんなに「素晴らしい名作」であったとしても、自分が読んでつまらなかったらそれは自分にとっては「つまらない作品」なんだしな。。

2015-07-12 20:03:21
anon@絵描きモード @pochi_go

@lee_jin_koo 見たり読んだりした感想なんて、ごくごく個人的なものですもんねえ。

2015-07-12 20:06:32
李仁古(ネット専用) @lee_jin_koo

@pochi_go 自分が面白くても他の人も面白いとは限りませんからね。

2015-07-12 20:08:23
anon@絵描きモード @pochi_go

@lee_jin_koo ですです。だからこそ、モノカキは「自分が面白いと思うモノ」を他人様にどうにかして伝えるべく、頭を捻るワケで…

2015-07-12 20:10:54
李仁古(ネット専用) @lee_jin_koo

@pochi_go ごもっともでございます。うっ、頭が……。

2015-07-12 20:14:23

3: 冒頭(ツカミ)はやっぱ大事だよ、という話…

黒木露火 @mintel77

@pochi_go この方とのやりとりは見ましたが、昔のSFとかFTとかって古典ですよね。現代の小説で同じ手法やってもそりゃ違うよって私は思いますけど。あと、そういう古典は面白いというお墨付きがあり、かつ文章力があるからそれなりに読み進めることができるという点で、全然違います。

2015-07-13 11:41:09
anon@絵描きモード @pochi_go

@mintel77 そうなんですよね、もはやじっくりと読み解く余裕のある読者は、特にエンタメには多くないと思います。特にオンノベだと、ツカミが弱いのは致命的かと思います。 超絶文章力があればこの限りではありませんが。

2015-07-13 11:45:07
黒木露火 @mintel77

@pochi_go 超絶文章力までは求めませんけど、読んでてあれ?っていう文章が冒頭であったら即アウトです。推敲できないって、読者の視点で自分の文章を読めないってことだから、途中でわけのわからんこと(作者にしかわからないこと)言い出す可能性は高いですよ……。

2015-07-13 11:49:36
黒木露火 @mintel77

そういえば先日、小説書きのいちくらさんと書き出しの話になって、困ったら会話から始めればいいんだよーあーやりがちやりがちーって自分の話の書き出しチェックしたら、自作の一行目一段落目のあまりの気合の入りように笑った。

2015-07-13 11:53:34
黒木露火 @mintel77

特にSFとかFTとかは、一行目でジャンルがわかるようにしようとそれはもう必死なのがまるわかりww 肩に力入りすぎである。

2015-07-13 11:55:32
黒木露火 @mintel77

力が入りすぎるのもどーよだけど、それだけ冒頭部分というのは気を使って書くべきだと私は思う。だけど、ネタの面白さにうぬぼれて、読んでもらえれば話に引き込むことができると無邪気に信じている作者のあまりの多さよ。ついでにいえば、作者の信じるその面白いネタ、そうじゃないことのほうが多い。

2015-07-13 12:10:31
黒木露火 @mintel77

でも短編のほうが冒頭に気合が入りがちになるかも。どうしても全体の文字数が少ないから描けること少なくなる。文字数制限のある企画で書くことが多かったから特にそうなのかもしれない。長編は、ともかく最初の1話で引きを作ろうとしてる。それに引っかかる人はたぶん最後まで引っ張れる。

2015-07-13 12:22:15
黒木露火 @mintel77

あと、長編では説明ばかりにならないように気をつけてる。特に冒頭ではついつい説明したくなるので、あえてやらない、くらいの気持ちで書くようにしてる。説明って読んでてつまんないんですよ。読者は説明じゃなくて小説読みたいんだからさ。ただ某どえす作家さんほど説明排除は思い切れませんが……。

2015-07-13 12:26:21
黒木露火 @mintel77

説明ってなくてもなんとかなるんだなーってのは某どえす作家さんの作品を読んで、つくづく思った。でもあの真似はできない。あそこまで思いきれない。

2015-07-13 12:31:19

4: 面白けりゃいいんだよ、という話…

1 ・・ 4 次へ