『人工知能は人間を超えるか』を読みながら

『人工知能は人間を超えるか』を読みながらツイートした感想の整理。
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小川一水 @ogawaissui

松尾豊さんの「人工知能は人間を超えるか」という本を読んだけれど、あとがきにある「まだ見ぬ人工知能に思いを馳せて。」の一文に、うんうんとうなずく。この方、現役の人工知能研究者なので、AIに何ができて何ができなくて、将来何ができそうか、人よりよほどわかっておられるだけに、余計に。

2015-07-14 12:27:36

読んだキッカケはこのツイート。

鏡双司 @SO_C

紹介とか目次とか面白そうだったから『人工知能は人間を超えるか』買った。『ゼンデギ』の描写と比べると面白そう。 amzn.to/1Li923p

2015-07-15 22:02:12
鏡双司 @SO_C

Kindle版がほぼ半額だ。 / 松尾 豊 の 人工知能は人間を超えるか (角川EPUB選書) を Amazon でチェック! amzn.to/1Li923p

2015-07-15 20:51:28

翌日、読みかけだった『紙の動物園』を読み終えたので、次に読む本として購入。

目次を確認したらやっぱり面白そうだったのと、Kindle版が安かったので気軽に(Kindleで買うの気軽過ぎて危ない。買い過ぎる)。

鏡双司 @SO_C

『人工知能は人間を超えるか』読み始めた。わくわく。

2015-07-16 21:20:27
鏡双司 @SO_C

ディープラーニングは特徴量事態を学習するのか。何かわかった気になれた。過信だろうが。

2015-07-16 21:37:01

誤字: ×事態→○自体

鏡双司 @SO_C

『人工知能は人間を超えるか』、すごい面白い。エキスパートシステムとか自然言語処理とか、大学の講義でかじったことの位置付けが整理される。この後の続きが楽しみだ。

2015-07-16 22:09:52
鏡双司 @SO_C

『人工知能は人間を超えるか』の続きを読んでいる。ディープラーニングは主成分回帰分析と似たようなものっぽい。

2015-07-17 21:18:59

注43によると、違いはディープラーニングで使う自己符号化の場合、任意の関数を使えることと、高次の主成分にも意味があることとのこと。

鏡双司 @SO_C

『人工知能は人間を超えるか』の図25と『ゼンデギ』を考えてる。5は満たしているけれど、1~4の全部は満たしていないように思う。

2015-07-17 21:33:32

「図25 ディープラーニングの先の研究」図中の説明文より抜粋。

  1. 画像からの特徴表現と概念の獲得
  2. マルチモーダルな特徴表現と概念の獲得
  3. 「行動と結果」の特徴表現と概念の獲得
  4. 一元の行動を通じた現実世界からの特徴量の取り出し
  5. 言語と概念のグラウンディング
  6. 言語を通じての知識獲得(人間を超える?)
鏡双司 @SO_C

『人工知能は人間を超えるか』を読み終えた。ものっそい良かった。自分も割と実現には懐疑的というかまだまだ先だと思っていたけれど、ここまでならしばらくしたらできそうとか思えてきた。

2015-07-17 22:06:04

特徴表現を学習できるようになるから、分析の仕事も人工知能のものになりそう、というのが衝撃的だった。まだ、どんなデータを集めるかとか、元データをどう機械可読にするかという問題は残るだろうけれど、ごく一部の仕事になるだろうなぁ。

鏡双司 @SO_C

そういう経済や産業、労働に関する影響とは別に、人間とは違う認識を持つ知嚢の可能性が見えてきたことにワクワクする。これまでファンタジーやSFだったのに。

2015-07-17 22:23:24

学習した特徴表現≒抽象概念が人間と異なる可能性についての話が面白かった。人間とは異なる感覚器で環境を認識する知性ってどう振る舞うんだろうなぁ。