子どもに反省を求めるということ

④ですが、個人的には、就学前どころか小学校低学年でも説明できないと思います。
30
あおいふくろう @kame8510

子どもに「反省」を求める場合、①以後、その行動頻度が減少していくこと、②申し訳なさそうな態度や言動をとること、③謝罪し以後同じことを繰り返さないと宣言すること、④なぜその行動が叱責の対象となるか説明できること、など具体的にはざっと考えてもこれだけある。(続く)

2015-07-20 14:37:41
あおいふくろう @kame8510

②と③は上手く生きるのに必要なスキルだが、そのスキルの遂行と、①は別の随伴性。謝ることができても、同じ行動を繰り返さないでいられるとは限らない。しかし大人の方は「泣いて反省したのにまた同じことして!あれは演技だったの?!」と子どもへの個人攻撃に転じてしまうことがある(続く)

2015-07-20 14:38:09
あおいふくろう @kame8510

だからやってはいけないことを子どもがしてしまったとき、謝ることを教えるだけではなく、どうしたら繰り返さないで済むか工夫を提案したり、代わりの行動を教えたり、しないで済むように環境を整えてあげる。それらをせずに泣いて謝らせるだけで行動が変わることを期待しちゃいけない。(続く)

2015-07-20 14:38:19
あおいふくろう @kame8510

ただ前述のように、人は労力や時間がかかる方法より、一時的とは言えすぐに変化が現れる(子どもが泣いて謝る)方法を選択しがちで、それは大人だって同じ。だから我々支援者は、親が前者を選択しそれが習慣になるように支援するのです。(続く)

2015-07-20 14:38:32
あおいふくろう @kame8510

就学前の子どもに④を求める親がいたら、さすがにストップかけますけどね。

2015-07-20 14:38:42