佐野日大 安藤先生/袖ヶ浦高等学校 永野先生講演まとめ@大塚商会文教ソリューションフェア2015

2015/07/22(水)に飯田橋の大塚商会さんの本社で開催された文教ソリューションフェア2015での講演の模様を実況中継でまとめました。
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

本日は大塚商会様で行われてる文教ソリューションフェア2015に来ています。佐野日本大学学園の安藤先生と、袖ヶ浦高校の永野先生の講演の模様を実況中継でお送りいたします。 pic.twitter.com/Be9ROn6GD6

2015-07-22 10:03:00
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:うちの学校は全国屈指の強力なWiFiのインフラがある。WiFiはこの広大な学内に200カ所以上。これだけのインフラを持っているのは近大附属さんとウチくらいなのではないか。学校は中高一貫校で部活動も非常に盛ん。 pic.twitter.com/nN1e7O5INS

2015-07-22 10:05:44
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

インフラ構想は一朝一夕に進めたのではなく、1990年から。土地柄落雷が多く、メタルではなく高価な光の幹線もひいた。15年前にWin2000のノートを11gで構築した無線LANにしたが、失敗。現在、成績管理は有線LANでやっている。 pic.twitter.com/W0K0V7a4Lt

2015-07-22 10:08:15
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:こうした失敗をもとに強力な無線インフラを構築し、まだ一度も落ちていない。授業中に落ちては大変なので、他校さんがタブレットを導入するときにはインフラに充分気を使ってほしい。学内の構成図はこのような形態。 pic.twitter.com/bMvrB970Fg

2015-07-22 10:10:53
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:本校のインフラは手持ちのスマホと学校配布のタブレット両方とも接続はできるが、一人1接続までとしてweb認証で制御している。さらに、生徒があらゆる知識を駆使してMDMから離脱することを想定した様々な仕組みを考え、冗長化もしている。 pic.twitter.com/VQVRfGj0hG

2015-07-22 10:14:37
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:東日本大震災を契機にどこでも学べる環境のニーズが高まり、オープンソースのNetCommonsを駆使し低コストかつ統一的なUIで構築。なお学校webサイトは”管理者”がおらず、先生みんなで発信、2週で100POSTもある。 pic.twitter.com/G27ZdvO0dz

2015-07-22 10:20:39
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:教職員向けのグループウェアもweb上で確認ができるようになっている。各種システムの使い方は動画で説明され、先生にもわかりやすいよう配慮。施設予約や各種申請もここから。学内はGoogleAppsを採用しており、メールもGmai。 pic.twitter.com/mwBqpGzutd

2015-07-22 10:22:52
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:時間割作成もすべてweb上で、担当科目や授業ができない部分などを入力して申請すればOK。これとは別に、生徒用の支援システムもweb上に構築、イベントの写真や学級通信、授業を撮影した動画を格納しており、いつでも見られる。 pic.twitter.com/ju3suRguFu

2015-07-22 10:26:14
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:なお、本校ではLINEを連絡網として使っている。学校としてLINEを使うのは危ないのではないか、という方もいるかもしれないが、生徒が板書や授業の記録をこのように情報交換してくれるので、コンテンツをある意味生徒が作ってくれる。 pic.twitter.com/yShfDt9Shl

2015-07-22 10:27:44
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:なお本校はGoogleも認めるGoogleAppsのヘビーユーザー。GoogleClassroomも早速使っている。先生はGoogleDriveを通して生徒へのファイル配布をデスクトップ上のショートカットにドラッグするだけ。 pic.twitter.com/fKy4n4anEF

2015-07-22 10:30:52
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:また本校はシェアという概念を3年かけて徹底的に共有した。先生としては、カラーの手書き教材をデジタル化して即生徒に配布できることが、手間の面でも、見易さの面でも評判がよく、年齢層が高い先生にもこの方法が支持されつつある。簡単・便利だと思わせる環境構築が大事。

2015-07-22 10:32:28
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:本校が導入した三種の神器。手書きでノートが書けるMetaMoJi Note、画面に手をついても書けるWindowsタブレット、先生が画面で書き込みしている様子をリアルタイムで録画できるPCソフトカムタジアスタジオを導入。 pic.twitter.com/WX2OqJ2L75

2015-07-22 10:34:28
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:これにより、教員はそれぞれ独自の教材を画面録画をしながら作るようになった。ただ、タブレットと紙それぞれの優位性も意識しながら活用している。デジタル教科書はまだちょっと重たい。大事なのは授業進行や思考を阻害しないこと。 pic.twitter.com/wEFZEMd9Cq

2015-07-22 10:39:53
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:そしてタブレットの最も便利なのが「大きなデジカメ」という側面。授業の中では、生徒のノートやプリントを写真で撮り、授業中に電子黒板に私が書き込みしている様子を写す。この書き込みはシステム上で全部同期され、生徒も後から見られるので生徒はノートを取らなくてもよい。

2015-07-22 10:44:02
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:学内で動いているファイルは70万以上。こうなると一人で管理するのは無理。全員で管理する。また、iFilterのアクセスログは適宜分析し、検索ワードトップ10などを公開することで「見られている」という意識も生徒に持ってもらう。 pic.twitter.com/kEkJWZjHpt

2015-07-22 10:45:25
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:(アカウントがでているので写真は割愛)部活では放送部が映像を作成する際に、Google Docsで原稿を書きながら、LINEで議論をしたりもしている。

2015-07-22 10:47:12
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:とはいえ1500台が稼働しているととにかく故障が多い。そこで3年間取り替え放題の仕組みにした。修理中はスマホでも見られるものが大半なのでそれで代用してもらう。 pic.twitter.com/NXKkg1tgl6

2015-07-22 10:49:06
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

安藤:なお、タブレットは年齢層の高い(授業力の高い)先生が活用しているということもわかった。タブレットの活用には設計思想や教育理念が必要。本校はまだ2年目だが、さらに活用を進めていきたい。 pic.twitter.com/ZrvGIJA5AC

2015-07-22 10:53:33
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

続いて袖ケ浦高等学校の永野先生の講演です。なんとednityで質問を受け付けながらの講演です! pic.twitter.com/7iu2rKWN3m

2015-07-22 11:05:46
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

永野:本校は公立の普通高校だったのですが、2011年に情報化強化の一環として情報コミュニケーション科が設立。学科設立にあたりこれらを配慮し、生徒の「自分たちで考える」スキルの不足を補いたいと、情報に積極的に触れる方向性を定めた。 pic.twitter.com/HWMsnkBVpL

2015-07-22 11:11:21
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

永野:そもそも高等学校の目的は社会の形成者として必要な資質を養うこと。しかし、社会が変わっているのに必要な資質が変わっていない。真に社会に必要な資質を養うために情報コミュニケーション科をスタートした。この3月には2期生が卒業した。 pic.twitter.com/kBgXUxkr5r

2015-07-22 11:12:52
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

永野:そのツールとしてiPadを選択。いろいろ議論はあったが、当時初めて入学時に家庭に5万円の負担をしてもらい、全生徒が1人1台のiPadを持って入学するというスタイルに。限られた予算でこのNWを構築。学内にサーバーは1台もない。 pic.twitter.com/MTzl6a64HJ

2015-07-22 11:16:47
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

永野:端末はBYOD、ドキュメントはDropboxなど民間のサービスであれば、卒業しても自分の資産が残るし、家庭でも使える。自分のものになる。節約のため唯一の手段と考えて始めたBYODだが、やってみたら結果的に良かったと考えている。 pic.twitter.com/9hekue2RVV

2015-07-22 11:18:36
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

永野:Dropboxを使い、ある家庭科の先生が裁縫の様子を動画に撮って共有してみたら、この方法を使わなかったクラスよりも有意に成果物の出来が良かった。この先生は元はICTに反対していたが、使う内に理解が深まり、今はICTの主任。 pic.twitter.com/Cn0lZMVlRF

2015-07-22 11:22:12
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

永野:授業中にはednityを開きっぱなしにし、電子黒板などに表示している。先生への授業中の質問やツッコミを生徒がいつでも投稿できる。時には生徒が生徒に答えることもある。先生としては、生徒の考えが視覚化され、手間もいらないので嬉しい。 pic.twitter.com/fD4e6qwXcC

2015-07-22 11:24:30
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