アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、あしたのジョー2・45話脚本─真実を告げるランプや物・原作や出崎統監督の丈像すら爆破する恐ろしさ

まきもgpfb @makimogpfb

ジョー2高屋敷氏脚本45話まとめi 一歩3期11脚本、原作通りだが沢村は幼少時に母と食べたステーキの美味しさだけが心の拠り所。ホセがステーキを食べていたのも、戦うほどに孤独になっていくのを補充？だからカーロスの声に狼狽する。段平の考えていたものとは違うが、確かに心理的優位はあった

まきもgpfb @makimogpfb

ジョー2高屋敷氏脚本45話まとめj ホセが丈に失望しかけるとゴングが手前アップで鳴り、カーロスがリングサイドで、ホセを否定するように丈ベリベリーストロングと言い、丈は優勢になる。丈は皆がいたから強いのだという高屋敷氏の主張。梶原氏や出崎統監督とさえ違う丈のイメージ。かなり驚愕

まきもgpfb @makimogpfb

ジョー2高屋敷氏脚本45話まとめk 選手紹介でホセの時はベルトのアップ、丈の時は皆の温かい声援というのも同氏らしい対比。原作通り会場は日本だが、伏線として、関東テレビが日本での試合を所望し奔走した話(同氏脚本36)も出て、泪橋連中をアニオリで配置、皆のおかげでいる丈を作った

まきもgpfb @makimogpfb

ジョー2高屋敷氏脚本45話まとめl 同氏演出の家なき子、ビタリスの教え「男はいつか一人で生きていくもの。自分の足」を実践し旅に出るが、世話になった人々に手紙を書いている。自力で生きるのは大事だが周りの人々や物、自然のおかげで生きているのだという主張が見えてくる。孤独と自立は違う

まきもgpfb @makimogpfb

ジョー2高屋敷氏脚本45話まとめm おそらく梶原氏、出崎統監督は丈は風のような風来坊、破滅的というイメージを持ち、ちば先生は終盤、ボクサーとしての丈を主張しラスト梶原案を蹴った。高屋敷氏は脚本側からじわじわと、自分を形成するのは皆で、丈もそれを自覚するも自由人というキャラにした

まきもgpfb @makimogpfb

ジョー2高屋敷氏脚本45話まとめn 自分を形成する物を贈る人がいる(元祖バカボン演出、ジョー2脚本)、というのも、結局、皆がいるから自分がいるという、ぼっち救済論。カイジシリ構・脚本でも、それが爆発。出崎統監督にさえ、それを主張。出崎統監督も自分に足りないものを持つと思ってたかも

まきもgpfb @makimogpfb

ジョー2高屋敷氏脚本45話画像1 同氏脚本一歩3期11話（沢村戦1）との比較。ホセはベルト、丈は皆が宝。一歩は両方持つ。ガウンを脱ぎ、特徴の脱衣しても己を保てるか演出。光や物が真実を告げ、マウスピースが一歩を、幼少の丈を食べ物が救う pic.twitter.com/g7vAmMhPuc

拡大

まきもgpfb @makimogpfb

ジョー2高屋敷氏脚本45話画像2 同氏脚本一歩3期11話との比較。 肩をつかむ、間近で挑発、閃光の中強烈な一撃、相手が遠い、セコンドとの触れ合いのシンクロ。一歩の場合ホセと違い、鴨川の想いを聞き、自分と一心同体のグローブの声を聞ける pic.twitter.com/RxYjkRrqR4

拡大

まきもgpfb @makimogpfb

ジョー2高屋敷氏脚本45話画像3 カイジ脚本、ジョー1脚本疑惑（少なくとも制作進行）、今回。走馬灯でぼっち。一条は過去の体験で見下している人間達をモノと認識（あるいは見えない）、カイジは意識（モブが動く）。丈も皆がいることを内心感謝 pic.twitter.com/3WFO9TSIMk

拡大

まきもgpfb @makimogpfb

ジョー2高屋敷氏脚本45話、過去走馬灯から戻ると「心配すんなよ、何とかなる」と時を越え幼少時に声をかけた優しいお爺さんに返答しているように見える。この過去を思い出したのも、お爺さんの「これからどうするんだ」からか。しかもお爺さんの「そこから先はニシン小屋」が食にありつけたヒント

まきもgpfb @makimogpfb

ジョー2高屋敷氏脚本45話補足 終盤「俺は気付かずにコークスクリューを打ってたのか」と言う丈の直後に子供達が映る。これも「いつも一人でやってきた」と思いながらも、気付かずとも自己の強さを形成するものは人々との絆だった、という2重の意味がありそう。アニオリで西を連れてきたのも意味深