『ディズニーの夢と利益』

仏塔　ぐでだま亭免堂苦斎 @wheyh

これの旧版も読んだが「夢と魔法の王国」の裏側が分かって面白い。QTディズニー五つの王国の物語 (宝島SUGOI文庫) 有馬 哲夫 amazon.co.jp/dp/4796670785/… @amazonJPさんから

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ウォルト・ディズニー　自分の王国を作ろうと思った男 pic.twitter.com/TuQSS62uNO

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【ディズニーこぼれ話】ウォルト亡き後、兄ロイは弟の夢を実現する為フロリダに「ディズニー・ワールド」を作ろうとした。フロリダ州と議定書を調印する時、共和党カーク知事は言った「法案に一つ大事なものが抜けているがなぜだろう」ロイ「何でしょう？」「王国なのに王位の規定がない」#ディズニー

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【ディズニーの夢と利益】ウォルトはディズニーランド完成後新しい未来都市創りの計画を立てた。「エプコット構想」である。ウォルトが亡くなった後、兄ロイはフロリダに「エプコット」（ディズニーワールド」を作るべく奔走し、「ディズニーワールド」開園後２ヶ月で亡くなった。　#ディズニー

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ウォルト・ディズニーの夢、『未来都市』になるはずだった「エプコットセンター」 pic.twitter.com/PYIKTFjJcP

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弟、ウォルトの夢を実現しようとした兄ロイ・ディズニー pic.twitter.com/vMHuvKHDbC

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【ディズニーの夢と利益】ウォルトの兄亡き後、後継者達は未来都市「エプコット・センター」の建設に着手した。しかし、経費が膨大になり計画は「未来都市」から「常設の万博」に変更された。建設費は予定の３倍になった。これがディズニーの経営を圧迫した。　#ディズニー

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ウォルト・ディズニーが生きていれば違った形になっただろう「ディズニー・ワールド」 pic.twitter.com/Hl4hLXJ1E4

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【ディズニーの夢と利益】その頃、日本ではディズニーランドを誘致したいという人間たちが出て来た。京成電鉄川崎社長が元日本テレビ社長正力松太郎のコネクションを使って1961年ディズニーと交渉した。しかし、ディズニーに断られた。　#ディズニー

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【ディズニーの夢と利益】断れてから十年後、京成電鉄と三井不動産は浦安沖合に115万坪の埋立地を確保していた。県有地を払い下げてもらったので工場を建設できない等の規制があった。そこで「ディズニーランド」を作ろうと考えた。1971年ディズニー側の姿勢も変化していた。　#ディズニー

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浦安埋立地　京成電鉄川崎千春社長、オリエンタルランド高橋政知社長の夢を実現した場所 pic.twitter.com/Kmi613SPjB

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【ディズニーの夢と利益】ディズニー側も海外進出を考えていた。しかし、金はない、リスクもある。そこでディズニーは建設資金等は全て日本側に負担させ、自分達は収入のうち一部をロイヤリティでもらうことを考えた。ローリスク・ローリターンだった。　#ディズニー

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【ディズニーの夢と利益】生前ウォルトは海外進出に反対だったが、彼の夢「ディズニーワールド」を完成させるためには金が必要だった。日本側（京成電鉄、三井不動産、オリエンタルランド）も色々とすったもんだがあったが、東京ディズニーランド建築は始まった。　#ディズニー

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【ディズニーの夢と利益】ところが建設費が予定の３倍1800億円になってしまった。アナハイム「ディズニーランド」フロリダ「ディズニーワールド」と同様だった。加えて埋立地だったということもある。しかし、1983年何とか「東京ディズニーランド」は完成した　#ディズニー

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【ディズニーの夢と利益】開園すると予想外のことが起こった。入場券収入より飲食、物販の収入の方が上回った。ディズニーとの契約では入場券のロイヤリティは１０％だったが物販と飲食のロイヤリティは５％であった。またそれは敷地面積の半分にしかかからなかった。　#ディズニー

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【ディズニーの夢と利益】ディズニー側に支払うロイヤリティが低い部門が一番の収入源になった。日本側の銀行では客一人当たり3~4千円を使うという試算だったが、８千円にもなった。2003年にはついに一人当たり1万円を超えた。　#ディズニー

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【ディズニーの夢と利益】開業当初ディズニー側に入るロイヤリティは50億円だった。その後80億円にまでなった。しかし、ディズニー側はこれを「大失敗」と判断した。つまり資金を投入して自分達の取り分をもっと多くできたはずだ。「儲け損ねた」と。　#ディズニー

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【ディズニーの夢と利益】儲け損ねたトラウマからディズニーは海外進出をハイリスク・ハイリターンを狙う戦略に変えた。ユーロ・ディズニーでは目いっぱいの金を出した。東京の成功で「大都市周辺に作れば天候は問題ではない」と考えバルセロナを止めパリに建設することにした。　#ディズニー

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東京ディズニーランドで儲け損ねたディズニー社のトラウマ解消になるはずだったユーロ・ディズニーランド pic.twitter.com/6mWGLN5GUw

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【ディズニーの夢と利益】ところがディズニー側のもくろみははずれた。客は来るにはきていたが、欧州の客は園内で金を使わなかった。周辺のホテルは経費から逆算した宿泊料だったので高すぎた。東京とは逆だった。経営危機が訪れた。　#ディズニー

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フロリダ「ディズニーワールド」内エプコットセンターにある中国館。ディズニー社の中国友好の証 pic.twitter.com/6yZ8H7QIbA

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【ディズニーの夢と利益】ディズニーは早くから中国をマーケットとして狙っていた。1980年代、エプコットセンターに中国館を作り、中国中央電視台（CCTV）にディズニー作品を放映してもらうよう交渉した。中国側は「無条件の編集権」を要求した。　#ディズニー

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【ディズニーの夢と利益】ディズニーは著作権を死守する企業だが、ここで中国側に妥協した。ウォルトが生きていれば激怒しただろう。それでも中国マーケットは魅力だった。1989年天安門事件が起きた後もディズニーは中国と親密な関係を持とうとしていた。　#ディズニー

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【ディズニーの夢と利益】そうして2005年「香港ディズニーランド」ができた。しかし、入場者は増えなかった。敷地の狭さ、中国本土からの観光客が予想外に少なかった。開園一年目には予想を下回る520万人。翌年は417万人まで落ちた。　#ディズニー

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成功しているのか失敗したのかわからない香港ディズニーランド pic.twitter.com/aD0m2Yqye4

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