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naholograph
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連絡事項各種

かき氷折本作ります! テーマはかき氷。かき氷をテーマにした夏に相応しいツイノベを募集します。折本に使っていいよというかき氷ツイノベがありましたら、#書氷 をつけてついのべってくださると嬉しいです。その中から8~10作選ばせていただき折本にして8月8日のオタバーで配布します。
2015-07-27 10:24:08
#書氷 ・掲載料は申し訳ないんですがお支払いできません。もし当日オタバーに来てくれたら何か一杯くらい奢ります。・〆切りは適当なんですけど8月3日くらい。・使用する場合は連絡します。・ご応募がない場合私のツイノベでうまる本になります。・ついのべたぐはあってもなくてもいいです。
2015-07-27 10:27:15
#書氷 イメージしてるのは、かき氷、夏、ちょい怖、ちょい切なあたりです。表紙もお願いできたので、どうぞお楽しみに。突然の募集でした。
2015-07-27 10:28:29
#書氷 表紙が届いたので公開しちゃいますね。オタバー折本シリーズ(がめ煮、お通し)でもお世話になったマリさん(@xxpinky00marixx)に今回もお願いしちゃいました。かき氷子ちゃん。可愛い。食べたい。 pic.twitter.com/kRSk3lENwm
2015-07-27 23:46:21

Otteeさんで製作はじめました。マリさんのかきごおりこちゃんがかわいすぎるので表紙はできるだけ絵を見せつけていくスタイル。#書氷 pic.twitter.com/fcvgFvIMM4
2015-07-29 05:38:45
オタバーについて↓

夏やし、みんなで飲まん? オタクバー4は8月8日開催! ameblo.jp/ccafe40/entry-… pic.twitter.com/DGoEDgzfVu
2015-07-28 17:36:58

#書氷 ご利用ありがとうございました。このタグは、今後も自由に使用していただいて構いませんが、まとめはこれまでになるかと思います。皆様、よい夏を。「かき氷だから書氷」 togetter.com/li/853193
2015-08-04 06:10:01
なお、折本掲載させていただきたいなと思った作品の作者様には今日明日中には連絡がいくと思います。8日には出来上がっていなければいけないという関係上、連絡が取れない場合は別の方にお願いするという形にしたいと思っていますので、もしも連絡いきましたらよろしくお願いします。#書氷
2015-08-04 06:12:46
掲載について詳しくはこちらのまとめのはじめの方を確認して下さい。 togetter.com/li/853193 ここに書かれている以外にも、折本はネットプリント配信しますのでそこにご賛同していただける方の作品を使わせていただきたいなと思っています。#書氷
2015-08-04 06:15:40
#書氷 なお、少しでも不安を感じる方はお断りいただけるとこちらとしても大変助かりますのでそのようにお願い致します。以上、注意事項連絡事項でした。
2015-08-04 06:17:18↓作品GO!!

サクサク、サクサク、音を立てながら食べる様は色っぽさなど微塵もない。冷たさを孕んだ息を空に放つ横顔を気づかれぬように見る。華やかな大輪を咲かす音を耳に入れながら。「お前って相変わらずだな」と手拭きをやる。裏側にある二文字は相変わらず言えなかった。 #書氷 #twinovel
2015-07-27 10:38:59
TLに流れてきた彼のツイート。似合わない炎天下とピンクのシロップのカキ氷の写真、その端には、彼のものとは思えない白く華奢な腕が写っている。ふぅん。「だって氷だよ?シロクマのおやつじゃん」と言った時のあの顔、覚えてるよ。恋は盲目、人間すら辞めるらしい。#twnovel #書氷
2015-07-27 10:44:16
小遣いの三百円を握りしめ、屋台でかき氷を一つだけ買う。そして探す。毎年夏にだけ会えるあの子。盆踊りの列の中に見つけた、見覚えのある金魚柄。「一緒に食べようよ」駆け寄りそっとカップを渡すと、その子はこの世のものとは思えないほど可愛いえくぼを作ってみせた。 #twnovel #書氷
2015-07-27 11:19:18
生臭い風が吹く。境内で遊んでいた男の子を黒い腕が捕らえる『旨そうな童だ』泣き叫ぶ男の子の舌の色を見ると腕は放り捨てた『なんじゃ鬼の子か』 #書氷 祭の夜、境内の裏に続く道には赤い提灯の屋台が出る「全部ただじゃ。食べていけ」狐面の男が子供達に勧める。その、かき氷はみんなブルーハワイ
2015-07-27 12:32:08
かき氷と云う代物は、眺めるに限る。ひやりとした冷感、薄甘く慎ましい味は、実物を食すと忽ちの内に 暴力的な冷たさと甘味によって壊されてしまうのだ。従って、かき氷と云う代物は、眺め空想の内で味わうのが良い。#書氷
2015-07-27 13:05:07
「かき氷ってのは要するに、氷の鉋屑だろう」かき氷を食べたいと泣く僕を見て、おじいは煙管を噴かした 。おじいはお魚屋さんから大きな氷を貰ってきて、自慢の鉋でちょいと削り取った。蜜は掛かっていなかったけれど、おじいの鉋が産み出したかき氷は、少し冷たいところが美味しかった。#書氷
2015-07-27 13:11:53
氷と云うものは詰まる所は水であるので、水に棲む者達にしてみれば、住居の一形態なのだろう。「坊っちゃん、珍しい氷金魚だよ」と、夜店の親爺はかき氷の中を泳ぐ、びいどろのような金魚で私を誘った。あの夏祭りの夜に見たものは、詰まりそういうことなのだ。 #書氷
2015-07-27 13:21:37
#書氷 ストローで作ったスプーンの端を咥え、溶けた氷とシロップを啜る。容器ごと飲めばいいのに。勢いよく傾けたせいで、お気に入りの浴衣を濡らしたことがないからそう言えるのだ。泳ぐ金魚が青く染まり、私に苦笑を浮かべた母。あの夜は帰ってこない。空の容器はゴミ箱へ。思い出は私の中へ。
2015-07-27 14:26:06
「氷でしたか」「ええ、お嫌いですか」「いいえ、むしろ好きなものです」ふわりとした氷には朝顔の青色をした蜜が掛かっている。「天上の青(ヘヴンリーブルー)とはよく言ったものですね」と言うと左前の浴衣を着た姉さんは綺麗に微笑んだ。 #書氷
2015-07-27 15:01:50
暑いときにはかき氷とはよく聞くけれど、やっぱり大好きな人を永遠に閉じ込めて見つめるのが一番暑さを忘れられると思うの。ごめん、聞こえなかった。もう一度言って。え、部屋が寒い? 気のせいよ。私は暑くて堪らないわ。凍てつくような笑顔で彼女は、そう吐き捨てた。 #書氷
2015-07-27 16:37:42
赤い山を一匙崩し、甘い冷たさを味わう。夏はこれだね!と思ってたらアイツが言った。 「俺さ、アイツに告白した」 そっか。ついにしたんだ。 「付き合うことになってさ。ありがとな、相談にのってくれて」 「別に……よかったじゃん、おめでと」 二口目のかき氷は、もう無味だった。 #書氷
2015-07-27 17:43:06