先程RTさせて頂きましたが、「反撃!第二次SN作戦」と銘打たれています。 今日はこの辺りから少しお話ししてみましょうか。 #鳳翔の艦娘講座 本日の番外編はSN作戦等について、です。
2015-07-23 23:19:23そもそもの始まりは日本軍が南方作戦を制した後、にまで遡ります。 西太平洋を制して南方資源地帯を押さえた事によって資源的な余裕が出ました日本軍は、次段階の作戦策定を行っていました。 これは、大きく陸軍のインド方面攻略、海軍のオーストラリア方面攻略の二案が考えられていました。
2015-07-23 23:23:07オーストラリアを押さえるには20万ほどの兵力が必要、との見積もりが立てられましたが、その兵力拠出を陸軍側に拒否されてしまいます。 そこで海軍はアメリカとオーストラリアを分断して孤立させると云う方針に変更を致します。 米豪遮断作戦ですね。
2015-07-23 23:24:57その為、5月にポートモレスビー攻略。6月にミッドウェー・アリューシャン攻略、7月にFS作戦、と云う形で作戦計画が立てられていきました。
2015-07-23 23:28:30なお、これらの作戦進捗ですが、5月のポートモレスビー攻略については珊瑚海海戦が発生した為中止となります。 6月のミッドウェー・アリューシャン攻略作戦は、アリューシャンは成功したもののミッドウェーは海戦で大敗。 そのため7月のFS作戦は中止とされます。
2015-07-23 23:29:30ただし、それらとは別に、ガダルカナル島の近くにありますツラギ島は珊瑚海海戦直前に日本軍が占領、水上機部隊が展開をします。 その部隊からの報告で、ガダルカナル島には飛行場として適した土地があるとの報告から、日本軍は飛行場建設を行う事になり、7月から建設が始まります。
2015-07-23 23:31:15それを含めまして、将来のFS作戦実施に有利になる様、またツラギの泊地を利用しやすくする等の要望から、「ソロモン諸島、ニューギニア島東部に於ける航空基地獲得設営の為の作戦」が発令をされました。 これが、通称SN作戦と呼ばれています。 SNはソロモン・ニューギニアの頭文字ですね。
2015-07-23 23:33:51実際SN作戦はどうなったか、と云いますと、全く同じ時期にアメリカに於いて策定をされました、対日反攻作戦、通称「ウォッチタワー作戦」により、8月7日にガダルカナルは奇襲攻撃を受け、7日にガダルカナルの飛行場、8日にツラギ泊地を喪失する結果となりました。
2015-07-23 23:36:45これ以降、ガダルカナルとその周囲を巡る戦いが、最終的には終戦時まで続く事となり、これらを含め合わせて後に「ソロモン諸島の戦い」と呼ばれる様になりました。 なお、13年秋の「アイアンボトムサウンド」は、この一連の戦いの中での「第3次ソロモン海戦」がモチーフとなっています。
2015-07-23 23:39:03なお、大雑把にソロモン諸島の戦いがどう進捗したかを紹介しますと。 1942年8月7日:米軍ガダルカナル攻撃 9日:第一次ソロモン海戦 21日:日本軍ヘンダーソン飛行場奪回作戦失敗 24日:第2次ソロモン海戦
2015-07-23 23:41:259月12~14日:ヘンダーソン飛行場奪取失敗 10月11~12日:サボ島沖夜戦 13~14日:ヘンダーソン飛行場艦砲砲撃 24~26日:ヘンダーソン飛行場奪取失敗 11月12~15日:第3次ソロモン海戦 30日:ルンガ沖夜戦
2015-07-23 23:43:39このガダルカナルの戦いの後は、北部と中部のソロモン諸島、ラバウルの戦いにシフトしていきますが、この付近で連合軍は軍備が充実、一方の日本軍は消耗を強いられ次第に後退して行く、と云う結果になっていく訳です。
2015-07-23 23:49:42以上が、駆け足で紹介をしましたSN作戦の概要とソロモン諸島の戦いのお話でした。 これらを踏まえて、皆さん夏イベントに向けた準備をできうる限りで準備出来れば良いかな、と思います。
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