近侍当直部屋日誌II
- shositu_mitubot
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みつ「へうー……」 長谷「口開いてるぞ」 みつ「へう」 長谷「(変な奴)……これをやる」 みつ「なになにっ!? あ、ぬいくるみ? ぬいくるみさんだね??」 長谷「おとついの兎の礼だ」 みつ「わーありがとーみんな新入りさんだよー! もきゅーー!!」 長谷「(完全に埋まってる……)」
2015-07-05 11:43:31みつ「きゅー……」 長谷「帰ったぞ。……あざらしか?」 みつ「あっおかえりなさーーえー早くない? ちょーはやくない??」 長谷「早く終わらせたんだ。書類なぞ片付けようと思えばすぐできる」 みつ「えーまじーちょっとしゃがんで?」 長谷「ん」 みつ「はいえらいえらいー」 長谷「……」
2015-07-05 18:56:05みつ「よしよしーなでなで」 長谷「……」 みつ「きゃーー!? おなかぽふってしてるーきゃー」 長谷「……続けてくれ」 みつ「え、……ええー……。……なでなで」 長谷「疲れた」 みつ「うん。おつかれー。しゅめー、だよね?」 長谷「ああ。主命は完璧にこなすからな」 みつ「うんうんー」
2015-07-05 19:00:32みつ「でもねーおなかに顔ぐりぐりしてくるのはーちょっと落ち着かないっていうか? ふれんろりぃになったらって言ったけどーそーいう意味じゃないってゆーか?」 長谷「……」 みつ「きゃーーほっぺたうりうりもだめーー近い、ちかいよーー」 長谷「はー……柔らかいな」 みつ「そーですとも!」
2015-07-05 19:11:15みつ「…………」 長谷「ん、……ん? どうした、厠か」 みつ「…………ちがうの」 長谷「なにがだ」 みつ「……ちがう、……うう、」 長谷「寝ぼけてるのか。いいからこっちへ、」 みつ「あ、……あ、あ、……う、ああぁぁぁあああああっ!!!」
2015-07-06 00:42:38みつ「ぁ、……ぁ、ぅ、……うぅ、」 長谷「どうしたんだ。大丈夫だ。ほら」 みつ「うー……ぽんぽんされるのすき……」 長谷「そうか。……怖い夢でも見たのか」 みつ「こわい……うん……こわかった、かも。ぼくまた失敗したかと……」 長谷「また?」 みつ「もうわかんない。初めてかな……」
2015-07-06 00:45:25みつ「……ぼくもうやめてい?」 長谷「だからなにをだ」 みつ「…………なんでもにゃい」 長谷「夢はあまり見るな。気がついたときには引き戻してやるが」 みつ「うん。……もうすこし……もうすこしでりゅうのこ捕まえられるかもだから」 長谷「?」 みつ「でもいらないのかも。わかんない」
2015-07-06 00:49:08みつ「ちょきちょきは僕にしかできないけど、……ちょっとつかれたぁ」 長谷「疲れるくらいならするな。しなくていい」 みつ「うん。……しなくていいのかも。なんでしてるんだろ。……ぼくへんだ」 長谷「ああ、変だな」 みつ「はせべくんがいる世界が終わらなきゃいいなって……おもったから」
2015-07-06 00:51:40長谷「ふー……」 みつ「あっおきがえしてるっ」 長谷「内番が終わったからな。……あ、おい、ぬいぐるみと毛布を引きずってるぞ」 みつ「さむいのでいっしょにねてくあさい」 長谷「〜〜〜!!?!??」 みつ「ぎゅむー」 長谷「ま、待て待て足にしがみつくな。……昼飯までの間だぞ」
2015-07-06 11:09:30みつ「るんたるんたるんたたー」 長谷「……帰った」 みつ「! ぴこん!」 長谷「!?」 みつ「おかえりなさー」 長谷「お前のその癖っ毛は……湿気で立っているわけではなかったのか……。俺に反応しなかったか?」 みつ「ふっふっふーぴこぴこ」 長谷「!?!!??」
2015-07-06 19:57:57みつ「おっふっろーおっふっろー」 長谷「嬉しそうだな」 みつ「あっはせべくんでもわかるる?」 長谷「お前は俺をなんだと思ってるんだ」 みつ「おっふろー♪」 長谷「好きなのか」 みつ「水に浸かってると副交感神経が優位になる感じじゃん? ぼくもストレス溜まるんだよねー」 長谷「……」
2015-07-06 23:16:22みつ「ふっふー」 長谷「ちゃんと肩まで浸かれ」 みつ「ん、んん……あっ」 長谷「がっ、」 みつ「あれ? アヒルさんどっかいった……」 長谷「……浮かべる玩具を……無理に沈めるのは……やめろ……」 みつ「あっ、いたいいたい、きゃー頭ぐりぐりするのやめーーー」
2015-07-06 23:32:08長谷「やはりお前は紫の浴衣がいっとう似合うな」 みつ「紫が好きな人はねーよっきゅーふまんなんだってー」 長谷「…………ほう?」
2015-07-06 23:41:08みつ「……っ、……、ん、…………んんぐ、…………!?」 長谷「……今日はずいぶんと高尚な話ばかりする口だなぁ? ……そんなしようもない知識、どこで仕入れたんだ?」 みつ「ぅ、……んん、…………ん、」 長谷「ああしゃべれないか。静かでいいなあ、光忠?」 みつ「ぷはっ、……うあー」
2015-07-06 23:45:13長谷「主たちからお叱りをいただいているので優しくしよう」 みつ「くたっ」 長谷「大丈夫かしっかりしろ。くっ、俺の光忠をこんなくたくたにしたのはどこのどいつだっ。主命だ、お前のことは保護するっ」 みつ「……もーつっこめないよ?」
2015-07-06 23:56:06長谷「わかったら変な煽り方はするな」 みつ「あおりいか……」 長谷「分かってるのか。分かったら返事だ」 みつ「いかー」 長谷「お前はどこの星で返事を学んだんだ。……保護しろとの主命がなければ今頃、……」 みつ「?」 長谷「今頃、何をしていたんだろうな、俺は」
2015-07-07 00:01:48長谷「(虎徹が揃っているのに検非違使に頭を悩ませる日々……)」 みつ「おやふみなさーい」 長谷「……ああ」 みつ「…………いーこいーこする?」 長谷「ん」 みつ「はいはい今日もおつかれさまー。しゅめーは果たせましたか?」 長谷「ああ。お前も保護できている」 みつ「えらいえらーい」
2015-07-07 01:02:37長谷「昼飯だ」 みつ「はあい。今日もちゃんとぼくのお世話してえらいえらいー」 長谷「……主命だからな、当然だ」 みつ「ふっふふー、たーなーぼーたーさーらさらー」 長谷「……そういえば七夕か」
2015-07-07 12:02:46長谷「代わりに書いてやろう。願い事はなんだ?」 みつ「はいはいっ! 願い事は三つまでですか!?」 長谷「ひとつだ」 みつ「三百円以内ですか!?」 長谷「…………」
2015-07-07 15:17:41長谷「願い事をひとつ言え」 みつ「はひ。……んーお願いとかないよ」 長谷「ないのか」 みつ「はせべくんはー?」 長谷「俺か? ……俺も……ないな」 みつ「……」 長谷「わかった。お前は何か上達したいことを言え。それでいこう」 みつ「じゃあー……うまく結べるようになりますよーに!」
2015-07-07 15:19:47みつ「んー……」 長谷「……しゅめー……しゅめーる……しゅめあざーる!!」 みつ「びくっ」 長谷「……ああ、起きたのか。俺が戻ってもずっと眠っていたからな。腹は空いてないか」 みつ「ら、だい、じょうぶ……」 長谷「また弱ってないか。夢を見たのか」 みつ「んー……」
2015-07-08 00:50:36みつ「……はせべくんってさー」 長谷「どうした」 みつ「ざくざくになんて書いたの?」 長谷「……短冊のことか?」 みつ「きのうの」 長谷「…………お前に手を出せますように」 みつ「むしろ口に手突っ込んでくるよね? 入れてくるよね??」 長谷「……ツッコミが欲しかった」
2015-07-08 13:23:18長谷「本当は、……おまえに少しでいいからまともな体を与えたいと思った。美しい花を見て、美味いものを食べて、……俺がいくら与えても、お前に受け取ることができなければ意味がないからな」 みつ「……ふうん。…………へえー、……結んでみちゃう? お願いごとも願掛けもなんでも結ぶでしょ?」
2015-07-08 13:51:24