2015.8.1【産経新聞社説【主張】東電原発事故 強制起訴には違和感残る】を読んで 関連ツイートまとめ

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添田孝史 @sayawudon

産経の論説委員って、すんごいアタマ悪いことを実証している。額に入れて残しておきたいぐらいの社説【主張】東電原発事故 強制起訴には違和感残る - 産経ニュース sankei.com/column/news/15… @Sankei_newsさんから

2015-08-01 08:46:19
リンク 産経ニュース 【主張】東電原発事故 強制起訴には違和感残る 東京電力福島第1原発の事故をめぐり、勝俣恒久元会長ら旧経営陣3人が業務上過失致死傷罪で強制起訴される。市民団体による告訴・告発を受けて東京地検が不起訴とした事案…
添田孝史 @sayawudon

「リスクは一切あってはならないという原発事故後の「ゼロリスク論」に沿った判断ともいえる」  検察審査会の判断は、けっして不合理なゼロリスク論ではない。原子力ムラの人たちは、都合の悪い意見にみんな「ゼロリスク論者どもが〜」とレッテルを貼付ける思考停止回路が組み込まれているようだ。

2015-08-01 08:48:50
添田孝史 @sayawudon

「今回の議決は、津波による電源喪失で起きた原発事故について、「万が一にも」「まれではあるが」などの言葉を駆使して、極めて高度な注意義務を経営陣に求めたものだ」  「極めてまれな津波にも備えなさい」と耐震指針で定められているのは、おそらくご存知ないに違いない。

2015-08-01 08:51:39
添田孝史 @sayawudon

産経社説は「万が一」をかなりバカにして使っているが、発生頻度が一万年に1回より大きな自然災害は、そもそも規制対象。たとえば活断層では十数万年に一回のものでも、備えの対象となる。「万が一」に備えるのは、原発の世界では当たり前なのだ。

2015-08-01 08:54:08
添田孝史 @sayawudon

そもそも「ゼロリスク」という意味を、よくご存知でないように見える。リスク論生かじり論者の典型。  原発の大災害は、発生頻度は低い(とされてきたか)が、発生したときの被害はとても大きい。発生確率は低い(とされてきた)が、リスクが小さいわけではないのだ

2015-08-01 08:58:35
添田孝史 @sayawudon

低頻度(とされてきた)で巨大な災厄をもたらすものにも、ちゃんと備えなさい、と要求することに、「ゼロリスク論者のたわごと」とレッテル貼りするのは、まっとうなリスク論からも外れている。サンケイ流リスク論ごっこにすぎない。

2015-08-01 09:00:10
添田孝史 @sayawudon

まあしかし、検察の「万が一にも備えよというのは酷な要求」という言い分にも一理あると思っている検察担当記者は多いようだ。夜回りで検察幹部にふきこまれ、原子力規制の仕組みに無知な記者たちだからしょうがないといえばしょうがないけど、自分の知識が偏っているかも、という気づきも欲しい。

2015-08-01 09:03:03
添田孝史 @sayawudon

確認しておくと、「万が一」(発生頻度1万年に1回)の自然災害に備えるのは、原発の規制体系では、きわめて当然のこと、義務づけられてきたことなのだ。それを知らない検察担当記者による強制起訴についての解説は、けっこう見苦しいものが多い。

2015-08-01 09:05:42
添田孝史 @sayawudon

原発の津波対策(想定対象は1万年に1回レベルの災害)は、一般市街地の津波対策(たぶん数百年に1回レベル)、河川の堤防(数十年に一回)とは違う、桁違いの高度の要求がされている、ということがわかっていない。首藤さんにインタビューしたときに、どうも彼もわかっていないようで驚いたけど。

2015-08-01 09:14:25
添田孝史 @sayawudon

津波の専門家ではあるが、原子力規制の専門家ではないから、仕方ないかもしれない。電力会社側は、そういう専門分野間の断絶をうまく利用してきたように見える。

2015-08-01 09:16:18
添田孝史 @sayawudon

いや、だからといって朝日新聞の社説も読み終わった瞬間に何が書いてあったか忘れてしまうような凡庸な社説で、毒があふれたサンケイの方がある意味面白いかも。/社説 - 原発事故起訴―新たな検証の機会に:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル t.asahi.com/6k6

2015-08-01 09:42:40

Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

@sayawudon 一万原子炉年に一度の過酷事故確率だと、23年に一度は世界のどこかで核災害が起きる事になる。人類は、そんな負荷には耐えられない。 産経新聞社は、かけ算すら出来ないらしい。

2015-08-01 09:06:15
Ryusuke IMURA @tigers_1964

それが何十年も前に事前にわかるときたもんだ. twitter.com/BB45_Colorado/…

2015-08-01 09:08:13
Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

@tigers_1964 仮にシャーマンを百人くらい配置して、天変地異が十年前に分かったとしても、停止して安定化するには時間が足りないですね。 もはや、詭弁とオカルトの集合体ですよ。

2015-08-01 09:15:13
Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

@MasahiroKitano 一つの原子炉で起きる確率を原子炉年で表しますので、IAEAの目標値通り10万原子炉年に一度の炉心溶融確率だと、50基で二千年に一度となります。ところが実際には40年に3基炉心溶融したので、概算して日本の原子炉は500原子炉年に一度炉心溶融しました。

2015-08-01 12:10:42
Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

例えば経産省の主張する、1千原子炉年に一度の炉心溶融確率でその金銭的リスクを計算すると、プライスアンダーソン法の賠償上限1兆円を例に取ると、一基・一年あたり10億円の金銭リスクとなる。 ところが、福島核災害の損害額は100兆円に達するであろうから、一基あたり333億円/年となる。

2015-08-01 12:24:05
Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

これをさらに、1/4事故確率の2千原子炉年に一度まで引き下げでも、一基あたり167億円/年の金銭リスクとなる。40年運転すると。6680億円の金銭リスクとなり、建設費の2倍に相当する、要するに資本費が3倍に上昇するという事。資本費2.5倍で破綻したEPRを例にすれば完全にアウト。

2015-08-01 12:26:55
内田 @uchida_kawasaki

【主張】東電原発事故 強制起訴には違和感残る - 産経ニュース sankei.com/column/news/15… archive.is/l34iF archive.is/SHiIw

2015-08-01 08:57:29
内田 @uchida_kawasaki

社説 - 原発事故起訴―新たな検証の機会に:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル t.asahi.com/6k6 archive.is/F0LLC

2015-08-01 09:47:06

関連まとめ

まとめ 岩波新書「原発と大津波」について 著者 添田孝史さん 関連ツイートまとめ(2014.11.20) まとめ後半部に、講演会資料へのリンクが入ったツイートがあります。 13369 pv 314 7 users 42