
古書堂店主の古鷹さんと大学院生の加古で現代パロ

若い古書店主人の店番古鷹とそこの常連になりつつある大学院生加古(メガネ)おおおおおおおおおお twitter.com/sawara_sn/stat…
2015-07-31 23:50:08
加古は探してる本を探してきて「そういえばこの前探してらした本入りましたよ」って言っちゃう古鷹・・・ twitter.com/toumeigusa/sta…
2015-07-31 23:52:20
いつも長い間居座って立読み(酷い時は座り込んで)専門書を読み漁っていくもんだから、 「せめて買っててくれませんか、ほぼ読んだものだけでも」 って言ってみるんだけど 「貧乏学生には古書でも高くてねえ」 と躱されるばかり。迷惑がって苦言を呈すものの、次第に加古とのやり取りが楽しみにな
2015-07-31 23:56:36
ってきてこういう↓やり取りもしちゃうし、すらっと背が高くて、踏み台を使わなきゃ届かない一番高い本棚に手が届くもんだから、迷惑料って理由で店内の整理を手伝うことになる加古。 twitter.com/sawara_sn/stat…
2015-07-31 23:58:31
ある日いつも通り立ち読みに行ったらメガネを描けた古鷹が。 「目、悪かったの」 「いつもは平気だけど、たまにぼやけるから今日は特別」 みたいな何気ない会話をぽつぽつやりとりする程度の仲だけどそれが心地よくて。
2015-08-01 00:00:07
迷惑料って名目で働かせているのに、手伝い終わったらコーヒーとか紅茶とか淹れてきて「お疲れ様」って加古に渡す古鷹。それを飲みながらやっぱり本を読みあさる加古に、「売り物なんですから汚さないでくださいよ」って注意はするけど禁止いない古鷹 twitter.com/toumeigusa/sta…
2015-08-01 00:04:47
「だいたいさぁ、この店アタシ以外の客が来てるの見たことないんだけど」 「そもそも本を買ってくれないあなたはお客さんじゃないです」 「えー」 みたいな中身の無い会話を2,3してまた二人して黙々と本を読む。
2015-08-01 00:09:01
この二人はきっとお互いの名前も知らないままそれなりに居心地のいい関係になっていくんだろうなぁって思う古鷹と加古。 そしてある日突然加古が来なくなって、寂しがってる自分がいて、会いたいなって思ってる自分がいて、でも名前すら知らなくて、「そういえば私あの人のこと何もしらないな」って。
2015-08-01 00:11:12
雨の日は古本の紙の黴臭い匂いが強くなって、そういう日は加古が長居するから、古本の匂いを嗅ぐたびに〈あの人〉が言い訳するときの、八重歯を覗かせるやけに明るい笑顔を思い出してしまうのだ。 そんな日なのに〈あの人〉は来ない。
2015-08-01 00:18:43
うだるような暑さ。照りつく太陽。その分だけ薄暗い店内はさらに暗くなる。 以前は一人でも好きな本に囲まれてそれでよかったのに今ちっとも楽しくない。 どうしてそう思ってしまうのかなんて考えぬいて答えなんて出てしまっていて、でもどうにもできなくて。 その時聞き慣れた足音が、
2015-08-01 00:22:38
@sawara_sn 個人経営の小さな所はそうかもしれないですね……。組合とかの市場での取引をしながら何とかやりくりしてるイメージがあります。
2015-08-01 18:20:14
@toumeigusa @sawara_sn |・)そう余裕をもって経営してなくて、一人だとやっぱり目が届かなくて少なからずの万引き被害や本への悪戯が悩みの種だった古鷹さんが、気が付けば加古が入り浸るようになってから随分とその手の被害が少なくなったなあって気づく話ください
2015-08-01 18:28:09
「あとは通販とかですかね?ホームページ作って」 とコメントしようとしたら、機械音痴な古鷹が加古にいろいろ教えてもらって注文の処理をしている図が頭に瞬いて僕は、僕は。 twitter.com/toumeigusa/sta…
2015-08-01 18:22:44
「そこのリンク押して、届いた注文の本を――」 「え、えっと、ここですか」 「違う違う、ここ」 後ろで見ていた加古は、貸してみて、と小さく言って、古鷹の手の上からマウスを握って、速やかに処理をこなした。 「よっし、見てた?」 twitter.com/sawara_sn/stat…
2015-08-01 18:27:35
後ろから密着されるわ手を握られるわ呼吸の音が近いわで顔真っ赤で何も覚えてないから加古に「ホントにこういうのはダメなんだな」ってからかわれる。
2015-08-01 18:29:20