2015年8月2日

【点滴の話をしましょうか】

点滴とイオンバランス、栄養剤のまとめよ。薬学生、看護学生向け
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新薬たん @ShinHiroi

【連絡】 みんなおはよう。暑い日が続きますね。熱中症には十分注意してね

2015-08-02 07:09:04
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか①】 皆さんが病院で受ける点滴の話よ。静脈栄養にも少し触れる予定よ。

2015-08-02 07:11:05
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか②】(Naの働き) 細胞外液中(血液など)に主に存在するのがナトリウムイオンよ。細胞外液の浸透圧と、細胞外液量の維持が主な働きね。血漿中ではNaイオンが大部分を占めるので、『血清Na×2=血漿浸透圧』と覚えてしまっても良いと思うわ

2015-08-02 07:14:32
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか③】(Naの働き) 血漿浸透圧が290Osm/Lから2%ほど上昇すると、視床下部にある渇中枢を刺激することで、体内に水分補給を行い、浸透圧を正常化させるのよ。この時点で水を補給すれば、熱中症は防ぐことができるわね

2015-08-02 07:18:01
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか③】(Kの働き) Kイオンは細胞内の主な電解質よ。特に神経・筋肉の細胞機能、細胞の興奮や収縮に必須よ。心筋の興奮と収縮、神経系の刺激伝達と活動、筋肉の収縮、弛緩は全て膜電位の変化によるものよ

2015-08-02 07:20:50
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか③】(重炭酸イオンの働き) 正常人の血液のpHは7.35~7.45にコントロールされているわ。この範囲内にpHを維持するために、重炭酸イオンによる緩衝系が重要なのよ

2015-08-02 07:24:08
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか③】(電解質製剤) 体内のイオンバランスが崩れ、経口補給では間に合わない時に使用されるわ。ソリタ、とかが有名かしら? ①開始液(ソリタT-1)にはカリウムが含まれない、②ソリタT-2脱水補給液 ③他は維持液、というざっくりした覚え方でいいと思うわ

2015-08-02 07:30:31
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか③】(参考;血液ガスデータ正常値) Na:140mEq、K:4mEq、Cl:104mEq、pH:7.4、PO2:100Torr PCO2:40Torr、HCO3:24mEq 詳しくは輸液の専門書を参考にしてね

2015-08-02 07:34:41
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか④】 ここからは、栄養製剤のお話よ

2015-08-02 07:36:12
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか⑤】(Immunonutritionとは) グルタミン、アルギニン、nー3脂肪酸(EPAなど)の栄養成分が、感染防御や侵襲時の生体防御機能の改善、調節に有効であるとされているのよ

2015-08-02 07:39:29
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか⑤】(Refeeding Syndromeとは) 長期間絶食状態が続き、低栄養に陥った患者さんに大量のブドウ糖を急速に投与した場合、低リン血症、低カリウム、マグネシウム血症、水分貯留などが発症する代謝性疾患よ。急激なインスリン分泌によるためと考えられるわ

2015-08-02 07:44:47
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか⑤】(BCAAとは) 分岐鎖アミノ酸よ。バリン、ロイシン、イソロイシンは肝臓ではほとんど代謝されず、筋肉、脳、腎臓などで代謝されるの。筋肉内でのBCAAは、血中アンモニアの解毒に関与するのよ

2015-08-02 07:47:23
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか⑥】(Rapid Turnover Proteinとは) 代謝が早く、栄養療法の指標として重要なタンパクよ。 ①レチノール結合タンパク、②トランスサイレチン、③トランスフェリン、の3種類よ。

2015-08-02 07:52:01
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか⑥】(経静脈栄養の適応) 経口摂取が不足、あるいは短期間不能の場合用いられるわ。PPN製剤はブドウ糖濃度7.5%、アミノ酸濃度3%で調整してあるのよ

2015-08-02 07:55:47
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか⑥】(中心静脈栄養の適応) ①イレウス・腹膜炎 ②消化管吸収障害を伴う場合:クローン病など ③腸管の安静を必要とする場合:急性膵炎など ④積極的な代謝管理が必要な場合:腎不全、肝不全など

2015-08-02 07:58:08
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか⑦】(CRBSIとは) カテーテル関連血流感染症の略語よ。体内に留置されているカテーテルを抜去する前48時間に白血球増多、耐糖能異常等があり、カテーテル抜去により解熱、その他の臨床症状が改善した場合の感染症を指すわ

2015-08-02 08:01:37
新薬たん @ShinHiroi

【点滴の話をしましょうか⑧】 以上で点滴と、栄養輸液の解説を終えるわ。質問等がありましたら、どんどんお願いします

2015-08-02 08:03:22

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