クラスヌイ・カフカスの180mm砲
ソ連巡洋艦の180mm艦砲って何だか妙だなあと思ってたけども、これ203mmに対して小口径化しつつ大重量弾採用で弾量を維持したような砲なのね。駆逐艦の130mmも小口径大重量弾だし、ちょっと似たものを感じる
2015-07-22 14:19:15180mm艦砲は弾量97.5kgで、これは陸の203mmとほとんど変わらない。海の203mmは125kgとかだから重さだけ見ると軽いけど、口径に対する比率ではそれより重い。SHS程じゃないけど17ポンド砲よりは比率的に大重量弾って感じ
2015-07-22 14:23:37で、180mm艦砲は203mmの小口径大弾量化っぽいというだけでなく、実際に203mmに小径のライナーを差して小口径長砲身化したものなんだ?
2015-07-22 14:28:59@FHSWman えっと、30年代ぐらいにかけて砲弾の大重量化が進んでいたというだけではないかなと。ソ連18糎と同世代の20糎で120kg級以上ですから100kgない18糎はしょぼ砲なのは変わらんかと
2015-07-22 14:29:42つまり180mm艦砲は小口径大重量弾長砲身砲であるわけだ。しかも当初は初速1000m/sを目指してたとかで……砲身ちょっと長め程度だけど口径の割に大弾量で、おまけに超高初速と。特徴だけ挙げると17ポンド砲にも似てるけど、それよりさらに極端。これが難しい大砲でない訳がない
2015-07-22 14:34:418インチ砲搭載の重巡の建造計画もあるにはあったが、どのみち中途半端であることには変わらないし、十分な装甲を施せば2万トン近くにまでなりそうなのでそれならと一足飛びに巡洋戦艦作り始めちゃうソヴィエトさん。条約なんて関係ないぜ
2015-07-22 14:39:17事実難しかったらしく、1000m/sでの砲身寿命は10発未満。これを920m/sに落としても55〜70、さらにライフリング深さを深くしたり何だりでどうにか320発を達成したと。こりゃ大変な大砲だ
2015-07-22 14:39:27@jingey 装甲巡洋艦時代や準ド級時代でも8インチ級は成功してるし、陸戦でも同様。6インチ級じゃない大型砲の下限という意味で8インチは結構有りなんだわ
2015-07-22 14:43:21陸でも海でも近代砲の成功サイズは6インチ級で、逆に他のサイズは6インチじゃダメなん?という比較をくぐり抜ける必要がある
2015-07-22 14:44:27@sudo_simoigusa 計算してみると、比率的には203mmの125kgよりはちょっと重いようで。実際に物を言う現実の弾量で劣ってるのは確かですし、比率を比べるのにあんまり意味もないですが
2015-07-22 14:48:21@FHSWman 日本の125は同級としては重いという程でもないので、サイズの割に重いぞとしたいなら米のSHS並じゃないと・・・ソ連18糎はサイズ相応の重さじゃないかなと
2015-07-22 14:51:28@sudo_simoigusa おっと、見直したら17ポンド砲未満のKwK40以上って所でした。確かにそう重くもないですね
2015-07-22 14:58:20このへんの計算はちょっとおかしな事になってて、後日やりなおしてます
ソ連が新型巡洋艦に18糎を選択したのは、彼らのそれまでの軽巡が13糎だったからってのもあるんだろうな、少し小ぶりでその分数を積む的な考えだったんだろう。とりあえず敵軽巡級にはそれで対応できるんだし
2015-07-22 14:56:52口径の割に重い弾だから弾道は伸びてよく当たるだろうし、小口径超高速だからよく抜く筈だし、威力も203mmと略同級ではある。こうやって並べると赤軍180mm艦砲はそう悪くない気がするけど、結局初速は他国8インチと変わらない所に落ちゃって、ただの難しい砲になっちゃった感じかしら
2015-07-22 14:56:59一線級軽巡が無いのに軽巡対抗も考えないといけない。そうなるとまともな重巡も軽巡も作れず中間的などっちにもなんとかなりそうな艦になるという感じなのかもな>キーロフ級
2015-07-22 14:59:10