創作の中の自衛隊イメージ/「戦国自衛隊」の画期性/「軍靴の足音」という用語はいつから?
- gryphonjapan
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社会心理学者がアニメ『GATE』について「自衛隊が村を焼いたアニメ」とデマ→削除して開き直り alfalfalfa.com/articles/12622… バカだなあ……
2015-07-31 17:42:10前も書いたけど、かつてフィクションに登場する自衛隊はだいたいた同胞に銃を向けたものです。それだけ旧軍に裏切られたり見捨てられた記憶は鮮烈だったんですよ。RT @tyokorata: 自衛隊が村を焼いたアニメって、そんなにソンミ事件のトラウマで幻を見ているのか、あの世代は。
2015-07-30 12:05:28その意味で戦国自衛隊は画期的でした、半村良氏は『軍靴の響き』という言葉の発明者でもあります。RT @dark_christmas: @ashibetaku @tyokorata @nishi_ogi 戦国自衛隊は一作も二作目も見たけど、首都消失はどうだったかな?とか思った(笑)
2015-07-30 12:39:08「戦国自衛隊」は1971年にSFマガジンに掲載されたわけですが、豊田有恒先生の『退魔戦記』やそれに先行するポール・アンダースンの『天翔ける十字軍』を踏まえたとはいえ、まさに天才の発想だったなぁ。自衛隊というものとしっかり向き合ったという点でも。全てはこの作品から始まった。
2015-07-30 12:48:25@ashibetaku @dark_christmas @tyokorata @nishi_ogi 「発明」というのはどうでしょう。その前に、タンゴの曲に Tquito Militar というのがあって(今、調べたら、1952年に発表された作品でした)、その定訳が「軍歌の響き」。
2015-07-30 12:53:43@ashibetaku @dark_christmas @tyokorata @nishi_ogi 作者が何に影響されたかというのは断言しにくいものですが、私がこの世界のことをイロハから教わった編集者の方が半村先生と航行の同級生で、そのひとからうかがった……(続)
2015-07-30 13:01:20ものごころついたときには、「軍靴の響き」という言葉は、慣用句的に新聞雑誌で使われていたので、ずっと昔からあるように思っていたのだが、さっき芦辺さんとやり取りした関係で調べてみたら、1970年代ぐらいから出てきたようだ。
2015-07-30 14:47:46ただ、新聞の縮刷版なんかにあたると、もっとさかのぼれるような気もする。「逆コース」の時代ぐらいに、もう使われているんじゃないかなあ。……これは宿題だ。
2015-07-30 14:49:03そういえば、ネットでよく「ぐんくつ」の響きというのを見かけるが、そういう表現を使いたがるマスコミを馬鹿にして、わざとそうしているのか、本当にそう読むと思い込んでいるのか、ときに判然としないことがある。
2015-07-30 14:53:08togetter用資料 『軍歌の響き/半村良さんのことなど』 ⇒ amba.to/1E3Qa1Q
2015-08-03 09:33:19わが国のタンカー撃沈さる。インドネシア海域でゲリラが奇襲―。船長は美子の夫だった。専守防衛を名目に自衛隊は出動を強行、ついに戦後初の海外出兵の道は拓かれた。それが引き金だった。国防省設置、徴兵制復活…日本は〈いつか来た道〉を一直線に… pic.twitter.com/dqZDcfc4CC
2015-08-03 09:37:32togetter用資料 / “Amazon.co.jp: 皇帝のいない八月 [DVD]: 山本薩夫, 渡瀬恒彦, 吉永小百合, 山本圭, 三國連太郎, 小林久三, 佐藤勝: DVD” htn.to/AaLr4BmL
2015-08-03 13:55:07「自衛隊元将校の藤崎(渡瀬恒彦)らが博多発東京行のブルートレインさくら号を占拠。大規模なクーデター勃発を危惧する政府は、ただちに事態の収拾に乗り出すが…。もし現代の自衛隊がクーデターを起こしたら? という想定の下で記された小林久三の同名小説を原作に名匠・山本薩夫監督が…」
2015-08-03 13:55:21【追記】この後、芦辺拓氏から、類似したテーマで語った過去のツイートを教えていただき追加収録しました。時系列的には、最初のツイートより前のものになります。
本当にフィクションにおける自衛隊の描き方は変わった。かつては核兵器を搭載した戦闘機が墜落した村の住民の皆殺しを図ったり、選挙で敗北した保守党政権を護るため、新政権の首班が総理として認証されるのを妨害すべく皇居を封鎖したりした。ことあれば真っ先に国民に銃を向けるイメージだった。
2013-07-08 03:42:57このあたり twitter.com/ashibetaku/sta… いま現に自衛隊を描いている人に訊いてみたいが、福田和代さん@kazuyo_fukuぐらいしか知り合いがいないな。ある作家氏が自衛隊にシンパシーを抱いた描き方をしたといって、奇異な目で見られたぐらい。
2013-07-08 03:52:07はい、確かに欠かせない、そして頼もしい存在でしたね。ただ、はっきりと自衛隊員のプライドや格好よさが前面に出だしたのは、平成ガメラあたりからのような気もするんです。RT @masyuuki: @ashibetaku 怪獣映画ファンにとってはそうでもないんですよ(^_^)
2013-07-08 03:56:441994年ごろ(だから阪神大震災前)、青年漫画誌で何かの危機的状態に陥った子供らと先生(保母さん?)を単身救い出すべく活躍する青年が「一尉」の肩書を持つ陸上自衛隊員で、かなり物珍しい感じがしたのを覚えているから、このころはまだフィクションの中での扱いはさほど良くはなかったはず。
2013-07-08 04:02:02@ashibetaku 子どもの頃、マンガの『ファントム無頼』(1978~1984年)を読んでいたせいか、むしろ自衛隊は好きですね。年代別にイデオロギーの差がありそうです。。。現代のフィクションに出て来る自衛隊は、普通の職場のひとつという描かれ方になってきたんじゃないでしょうか。
2013-07-08 12:13:26