鳥間人さんShigaMiraの「70年前の今ごろ何してたかしら。と老母は言う。家が燃えた翌日だったとの話。」

母の話で、陣馬山の方に疎開していた時、飛行機の体当たりを見たというのがあります。米軍機の後方から小型の迎撃機が激突したとの話。遠くの光景だったため音が遅れて聞こえてきたとか。調布の飛行場から飛んだのでしょうかね。
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鳥間人 @ShigaMira

いわれてみれば八月になって夏が終わったような気が

2015-08-02 19:54:53
鳥間人 @ShigaMira

これから夏の死骸が猛烈に熱気を発して朽ちていく長い月日

2015-08-02 19:56:07
鳥間人 @ShigaMira

70年前の今ごろ何してたかしら。と老母は言う。家が燃えた翌日だったとの話。 goo.gl/OZWv2n

2015-08-02 20:07:28
鳥間人 @ShigaMira

母の話で、陣馬山の方に疎開していた時、飛行機の体当たりを見たというのがあります。米軍機の後方から小型の迎撃機が激突したとの話。遠くの光景だったため音が遅れて聞こえてきたとか。調布の飛行場から飛んだのでしょうかね。

2015-08-02 20:18:27
鳥間人 @ShigaMira

母が陣馬山に疎開していた時期に東京大空襲があって、夜中に東京方向の空が真っ赤になり、大人たちが騒いだという逸話もありました。それから考えると飛行機の話も昭和20年かも。

2015-08-02 20:22:23
鳥間人 @ShigaMira

母は子供のころ体が丈夫でなく、唯一の楽しみが読書。近所の疎開する人、家財を疎開させる人が捨てようとする本を次々もらってきて蔵書がふくらんでいた。それらも全て燃えて、ただ本の姿はそのまま、表紙の文字も読め、ページさえめくれそうな様子。触れてみたら崩れてしまったとか。

2015-08-02 20:31:32
鳥間人 @ShigaMira

母はそれを見たら悲しくて涙が流れたといいます。大変な事態の中にあって、本が燃えて死んだことに悲しんでいる少女の感性に思いをいたしてしまうような話。

2015-08-02 20:40:21
鳥間人 @ShigaMira

一家の大人たちは意気消沈し、配給の食べ物にも手を付けず呆然としていた。豆かすの入ったおにぎりが配られたのだそうです。すると空襲の間どこに隠れていたのか、鼠が出てきておにぎりをかじりはじめたとか。

2015-08-02 20:44:25
鳥間人 @ShigaMira

前の晩に空襲警報が出て、みな防空壕に入り点呼が終わると暑いものだから外に出る。近所の人たちも同様で、暗い中夕涼みがてら話をしていたら、誰かが「今夜は鼠が静かだ、こういう晩は危ないよ」と言っていたそうです。

2015-08-02 20:49:57