Togetter/min.tを安心してお使い頂くためのガイドラインを公開しました。

【免疫染色の成果と、特異性無しと分かった悲報】

免疫染色は画像を直接証拠とする強力なツールよ。でも、最近本来なら染まらないはずの組織を染めた『使えない抗体』が出てきたの
9
新薬たん @ShinHiroi

【免疫染色まとめ①】 歴史的には1940年代、アルバート・クーンズが抗体に蛍光色素を標識して、蛍光抗体法での肺炎球菌の観察を行った。これが、最初の報告とされる

2015-08-06 21:33:09
新薬たん @ShinHiroi

【免疫染色まとめ②】(原理) 調べたい抗原分子が組織のどこにあるかを知りたいとき、その抗原に特異的に結合する抗体を組織切片と反応させる。次いで、結合した抗体を可視化して、顕微鏡で観察する

2015-08-06 21:35:47
新薬たん @ShinHiroi

【免疫染色まとめ③】(ポリクローナル抗体) 市販のポリクローナル抗体は、①抗血清から精製された免疫グロブリン分画を、②アフィニティー精製したもの、として入手できる

2015-08-06 21:39:10
新薬たん @ShinHiroi

【免疫染色まとめ④】(モノクローナル抗体) モノクローナル抗体は、①ハイブリドーマの培養上澄み、②ハイブリドーマを腹腔に接種して得られる腹水、を精製して作られる

2015-08-06 21:41:28
新薬たん @ShinHiroi

【免疫染色まとめ⑤】(自作) ノックアウト動物に目的の抗原を接種して作成する。精製まで一人でやらなければいけないけれど、オンリーワンの抗体が得られるわ

2015-08-06 21:43:13
新薬たん @ShinHiroi

【免疫染色まとめ⑥】(特異性の検定) ①ラジオイムノアッセイ、②ウエスタンブロット法、③ノックアウト組織を染めないか 今日では、③が重要視されているようね

2015-08-06 21:45:48
新薬たん @ShinHiroi

【免疫染色まとめ⑦】(固定しても動くことがある)1個の抗体は2個の分子に結合できるため、分子固定が不十分で分子が動きうる条件で抗体マーキングをすると、通常では起きない分子の集合が起こっていた pic.twitter.com/Lzhdm5zugk

2015-08-06 21:55:07
拡大
新薬たん @ShinHiroi

【免疫染色まとめ⑧】( 1分子追跡)これを解決したのが楠見明弘教授の研究。 (参考) kyoto-u.ac.jp/static/ja/news…

2015-08-06 21:56:55
新薬たん @ShinHiroi

【免疫染色まとめ⑨】ノックアウト切片を染めた、使えないと判断された抗体達。私はこれで痛い目をみたことがあるわ。抗体選びは慎重に!

2015-08-06 21:58:40
新薬たん @ShinHiroi

【悲報】アンギオテンシン1の特異抗体に特異性が無い事が判明(KOマウスも染めた)この抗体を使っている研究者は至急確認が必要と思われるわncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23150519 pic.twitter.com/PgE3Er3IIk

2015-08-05 18:10:08
拡大
新薬たん @ShinHiroi

【悲報②】ヒスタミンH4レセプターの抗体も特異性の無いことが判明 Commercially available antibodies against human and murine histamine H₄-receptor lack specificity.

2015-08-05 19:17:40
新薬たん @ShinHiroi

【悲報③】CCR5のモノクローナル抗体も特異性が無い事が判明 (参考)Several Commercially Available Anti-CCR5 Monoclonal Antibodies Lack Specificity online.liebertpub.com/doi/abs/10.108…

2015-08-05 19:28:13
新薬たん @ShinHiroi

【悲報④】 P2Y6 特異抗体に特異性が無いことが判明(ノックアウト組織を染めた)ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23793102 pic.twitter.com/5QKOX9VIYp

2015-08-06 08:02:09
拡大
新薬たん @ShinHiroi

【悲報⑤】カンナビノイド2特異抗体に特異性無し (参考)ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24670796 pic.twitter.com/BMAN5QI8sw

2015-08-06 08:07:11
拡大
新薬たん @ShinHiroi

【悲報⑥】 アドレナリンα1受容体特異抗体(の一部)に特異性無しと判明ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24866500

2015-08-06 08:09:03

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?