jingさんの『廣島原爆70年』観るよ！

jing @_Aproject

今から香港明珠台で『廣島原爆70年』観るよ！

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分かっていたことではあったが重かった『廣島原爆70年 HIROSHIMA The aftermath 』。BBCの番組だがNHKのクレジットもあった。被害を受けた方々の言葉が胸に迫る。臭いや音の話をされる。それは映像では伝わらないということを知ってらっしゃるからだと思う。

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原爆の放射能被害についても恐ろしいんだけど「頭蓋骨から金歯を取ってるのを見た。物盗りが横行し良心というものがなくなる」「孤児達は夏服一枚で生きていかなければならなかった。ヤクザが彼らに靴磨きの道具を渡し、屋台の手伝いをさせ、ヤミ酒やヒロポンを売らせた」(続く

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「寒くなると孤児達が餓死していき遺体はゴミと一緒に焼かれた。口にね、石を入れてるんですよ。何か入れてると満足したのかねぇ」「年が明けると女の子たちは見なくなった。8〜11歳ぐらいですよ。おそらくね…赤線なんかに売られたんじゃないかと思いますよ」戦争、やだな。(続

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当時13〜14歳だったという女性、被爆者を研究するアメリカの機関ABCCで定期検診を受けていたが医者に呼ばれ台の上に立たされ「服を脱いで」強いライトを向けられ「右を向いて、左を向いて」。「なぜこんなことを！」と涙ぐんでいた。米国科学者も「確かにやり方に問題はあった」。(続

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当日広島を離れていたが母と妹を探しに翌日帰ってきた人(当時10歳？)。「なんにもなくなっていた。家に続く道を歩いて行くと石灯籠と風呂釜だけが残っていた。そこで見たのは…すみません…話せません…辛すぎて」と涙を拭う。「何年経ってもひどい臭いと吐き気を思い出す。そして音がなかった」→

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その後(しばらく経ってから？)父親に再会する「道に立っている姿を見てすぐ父だとわかった。顔も血だらけで、道の真ん中で抱きついたらオキシジェンと焼けた皮膚の臭い」軍人だった父は玉音放送を聞いて生きる気力を失い「息子を頼む」と言い残して亡くなったそうだ。つまりこの方も孤児になった。

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広島の医師「原爆が落ちた後あたりが真っ赤から真っ暗になってそこから黒い人が立ち上がってくる。初めて見ましたよあんなの」「校庭を診療所にしてね、1000人くらいいたんだけれども医師は私一人で看護婦もいない」日本政府も被害を隠蔽して救援をよこさない。人々は自力で生き残るしかなかった→

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汚染された水を飲んだ人達はしばらくすると髪が抜け血を吐いた。医師「大勢血を吐くんです。でもなぜ？理由が全くわからない」米国の科学者たちがやってきた「記録をするだけです。我々は実験動物だったんだ」。米国科学者「多くの人を救えたかもしれないが…観察をして治療はしないことにした」→

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でも市内に住んでいた女性が「そこらじゅうに屍体が折り重なっていたけど2日後くらいには(日本の)兵隊がやってきてゴミみたいに片付けて燃やしていました。誰が誰なのかも分からない」とも言っていたな。皆さん語り口が穏やかで、怒りは感じるけどその穏やかさが逆に辛かった。→

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当時20歳だったという男性は出撃前で待機していた。「麗子という名前でした」恋人は原爆で亡くなった。自身も爆心地近くにいた為「耳なんか落ちてしまってね、残ってるのをひっ付けたのが今の(耳)、顔なんかも血だらけでね。ああ、もう死んだと思いましたよ」 よく生きてらしたなと思う。→

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ナレーション「幸いにも生き残った彼らだが"ヒバクシャ"の烙印が押される」男性「彼女の両親に言われた。『被爆者か！うちの娘には二度と近づくな！』」男性「結婚を反対されたのが辛かった。相手の叔父から『被爆者』と」女性「あの子は被爆者だから正常な子供は産めないと」被害者が差別される。

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原爆を落とした米軍人のインタビューもあり彼らは「戦争の終結を早めた偉大な任務」と位置付けている。谷本清氏がアメリカを訪れた際にテレビに出演しサプライズとしてエノラゲイのパイロットと"和解"の握手をさせられるのにはのけぞった。以下参考↓ goyaku.blog45.fc2.com/blog-entry-684…

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私、中学生のときに見た原爆写真と被爆者の絵の展示が恐ろしすぎて悪夢にうなされて以来、原爆関係は(怖いから)避けて通っていたので知らないことが多くて、でも今回この番組見てよかったなと思った。ある程度語り慣れた方々の証言だとは思うけれど、経験した方の言葉は重い。(多分これで終わり)