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Jun Makino @jun_makino
日本放射線科専門医会というところの jcr.or.jp/woman/Protecti… 医療従事者の妊娠と放射線防護について
リンク www.jcr.or.jp 医療従事者の妊娠と放射線防護 放射線科医の地位向上を推進し、会員間の情報交換を行い我が国の医療の発展を通して国民の福祉に貢献することを目的とする
Jun Makino @jun_makino
表2をみると、「子供ががんにならない確率(年齢 0〜19歳)%」が、 胎児の被曝量 0 で 99.7、 50mGy で 99.4、 100mGy で 99.1 とある。 これは ICRP Pub 84 にあるとのこと。
Jun Makino @jun_makino
これは、年齢 0〜19歳のあいだにがんになる確率が、胎児の被曝量0 で 0.3% だったのが、 50mGy で 0.6%、100mGy で 0.9% まで増えるということで ある。100mGy で 0.6% が 0-19歳でがんになることになる。
Jun Makino @jun_makino
これは、 icrp.org/page.asp?id=35 ここにある ICRP Pub 84 のスライド15にもこの数字が書いてある。元データが何かは不明。
Jun Makino @jun_makino
但し、スライド 14 には違うことが書いてある。
Jun Makino @jun_makino
For an individual exposed in utero to 10 mGy, the absolute risk of cancer at ages 0-15 is about 1 excess cancer death per 1,700
Jun Makino @jun_makino
「10mGy の胎内被曝で、 0-15 歳でがんで死亡するのは 1700人に1人である」 つまり、10mGy で 0.06% が15歳まででがんで死亡。100mGy まで線型とすると 0.6% が15歳までにがんで死亡。
Jun Makino @jun_makino
これは 1Sv で 5% という普通の数字とあまり変わらないようにも見える が、問題はこれは「15歳までに」死亡する割合であること。生涯でのリスクは この何倍か(絶対リスクが年齢とともにある程度でも増えるなら10倍近くにも)になる。
Jun Makino @jun_makino
小児の時に発生するがんはベースラインが小さいので統計的に有意になりやす いが、年齢が上がるとベースラインが急激に増え、相対リスクは下がるのでな かなかどうなるかわからないように見える。もちろん、調査期間の問題もある。
Jun Makino @jun_makino
ここで pubs.rsna.org/doi/full/10.11… Radiation Exposure and Pregnancy: When Should We Be Concerned?をみてみる。 <li>これは http:
Jun Makino @jun_makino
Table 1 では first trimester の被曝での小児がんの増加が 1mGy あ たり 0.017%。但し、first 以外では 0.0043%。平均だと 0.0085% になると。
Jun Makino @jun_makino
first trimester だと100mGy で1.7%、平均でも 0.85% で ICRP Pub 84 の数値よりもだいぶ大きい。
Jun Makino @jun_makino
Table 2 だと、「子供ががんにならない確率(年齢不明、、、)%」が、 胎児の被曝量 0 で 99.93、 50mGy で 99.51、 100mGy で 99.07 とある。
Jun Makino @jun_makino
ICRP Pub 84 に比べると被曝量0の時のがんになる割合が 0.3% から 0.07% に 1/4に減っている。被曝による増加量は1.5倍程度。
Jun Makino @jun_makino
こちらの論文の数値だと、100mGy の胎内被曝で小児がんは10倍以上に増 えることになる。ICRP Pub 84 だと3倍。
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コメント

スカルライド @skull_ride 2015年8月10日
オックスフォード小児癌調査 http://togetter.com/li/390251 を紹介して頂いたのでいくつかコメントさせてもらいますね。これはもうかれこれ3年前のまとめになります。
スカルライド @skull_ride 2015年8月10日
コメント欄のPKAさん紹介の論文 http://radiographics.rsna.org/content/27/4/909.long については2年前に読んで言いたいこともあったのですが今更感もあり放置していました。
スカルライド @skull_ride 2015年8月10日
PKAさん紹介の論文はメタ解析でエビデンスレベルが高く、オックスフォード調査に対抗する論文として提示されていますが、表2を見て分かるように実はオックスフォード調査を後押しするようなデータなんですよね。
スカルライド @skull_ride 2015年8月10日
表2では胎内被曝による発癌リスクの「線量依存性」がきれいに証明されていますし、このまとめで指摘しているように相対リスクもオックスフォード調査に近いものがあります。
スカルライド @skull_ride 2015年8月10日
同じようなデータに対して一方では不必要な胎内被曝を避けるように注意喚起しているのに対して、他方ではnegligible(無視できる)と結論付けているのは著者の立ち位置の違いからだと思います。
スカルライド @skull_ride 2015年8月10日
つまりPKAさん紹介の論文は放射線科医に対するマニュアル的なもので、病気やケガで受診した「個人」がレントゲンやCTが必要な場合には検査を躊躇するべきではないという意味合いが強いゆえ50mGy以下の被曝に対してnegligibleという表現を用いたのではないでしょうか。
スカルライド @skull_ride 2015年8月10日
それに対して大規模核災害では大人から子供まで無数の人が「何のメリットもない」過剰被曝を強いられるわけですから、この論文を安全を強調するために持ち出すのは不適切であることは言うまでもない事でしょう。以上です、連投失礼しました。
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