【APH腐むけ】炭坑普パラレル

普と独で炭坑夫パラレル妄想。
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そめのうりん @ush1milk

炭坑夫独と金持ちの愛人普。ぷめめめ。

2011-01-04 18:30:46
そめのうりん @ush1milk

折角のネタだからとぅぎゃろうと思ったけど、案外散り散りだったので炭坑夫妄想を纏め直す。

2011-01-04 21:56:52
そめのうりん @ush1milk

炭坑労働者な子普&子独。いつ事故があるかもわからないような、危険な洞穴での作業で毎日命を磨り減らしながら働いている。炭鉱では、基本的に体が小さい弟の方が危ない仕事をしないといけない。兄さんはそんな弟のために抜け道を調べたり、一日一杯の少ない食事を取っておいたりしている。

2011-01-04 22:05:10
そめのうりん @ush1milk

きっと天辺から爪先まで真っ黒で、明日生き埋めになって死ぬかもしれないと思ってる。でも、死なないかもしれない。夢とか希望なんて持ってないけど、希望に追い縋って今日を過ごすしかない。でも或る時転機が訪れる。たまたま水浴びをしていたら、富裕層かなんかの人がじっと二人を見ている。

2011-01-04 22:07:33
そめのうりん @ush1milk

金持ちが見ていたのは兄の方。陽が当たらない場所で、朝から晩まで働いていたせいで、生まれつき色白だった兄さんは、随分成長しても、まるで赤ん坊みたいに薄い金髪に赤い目をしている。それが気に入られて、兄さんだけ何処か遠くに連れて行かれてしまう。取り残される弟。

2011-01-04 22:09:31
そめのうりん @ush1milk

引き離されたことがショックだった弟は兄さんに再会する日だけを夢見て生き延びる。率先して働いて、食べて、寝て、強くなろうと決意する。ムキムキ炭坑夫の出来上がりである。

2011-01-04 22:12:02
そめのうりん @ush1milk

小鳥と兄さんの関係(´;x;)グスン RT 狭く暗く風も通らず息苦しい。粉塵で呼吸する度に胸の奥まで痛みが走り咳が止まらない。小鳥はいつも先に、有毒ガスの漏れを確認する為に。小鳥はぼくに似てる。真っ先に吸い込んで兄さんに危険を知らせよう。

2011-01-04 22:19:56
そめのうりん @ush1milk

RT @mido_ghinco: @puppk_s オチがふんじんばくはつとか炭鉱事故でしぼうだったら泣きます

2011-01-04 22:13:44
そめのうりん @ush1milk

弟君は兄さんの引き取られた先のお屋敷を探し当てる。窓にコツンと当たる石の音に、別れた日と変わらない銀色の髪、赤い瞳の兄がいる。遠くへ逃げよう。二人で。そのためには塀を乗り越えるための梯子と、服が必要だ。

2011-01-04 22:18:51
そめのうりん @ush1milk

(※別に兄さんは全裸ではない。誤解しないでくれたまえ)

2011-01-04 22:18:56
そめのうりん @ush1milk

土曜日の夜は屋敷の警備が手薄だ。「来週のこの時間に、この場所で」二人は約束する。けれど約束の日の約束の時間、その場所で待てども待てども、弟はやって来ない。寒くて凍えそうになりながら普は立ち続ける。けれどもとうとう夜が明けて、小鳥の鳴き声が響き始める。

2011-01-04 22:22:11
そめのうりん @ush1milk

そして兄は自分を飼っている主人から、自分が生まれ育った、つまり弟が過ごしている炭鉱で、前日の夕方、大きな爆発事故があったと聞くのだった。……(´;x;)ぶわっ

2011-01-04 22:23:20
そめのうりん @ush1milk

つらい思い出があったとしても、育った場所には変わりないからと主人を言いくるめて(日焼けするから昼間の外出は嫌がられるんだよ、きっと)炭鉱に駆けつける普。しかしそこには崩落した穴と、四肢も揃っていない、顔もわからないような死体が積まれているばかりだったのでした。おしまい。

2011-01-04 18:41:13
そめのうりん @ush1milk

@mido_ghinco 案外弟さんは大怪我だけで済んでるかもしれませんよ><まだ生き埋めになって生きているかも! 弟さんも大変な人生ですね…。(兄さんのご主人様が受や女性、もしくは見世物のつもりで兄さんを引き取ったのであれば十分普独でもいけそう…)

2011-01-04 18:45:27
そめのうりん @ush1milk

炭鉱でモブにアッー!なるーとくんもいいけど、幸運にも処女童貞を守り抜いてもいい。どの道再会したら兄さんに取って食われるんだろ?

2011-01-04 18:48:27
そめのうりん @ush1milk

@mido_ghinco それだ!「こっちが崩れても確かあっちに道が…!」と、お綺麗な服が汚れるのも厭わず、松明片手に飛び込んでゆくにいさんですね。かっこいい><

2011-01-04 18:52:49
そめのうりん @ush1milk

その時、奥の方から二度目の爆音が響く。二度目の爆発。誰もが、普が片手に持っていた松明のことを思い出す。引火したのだろう。仮にあの抜け道の向こうに空洞があって、生存者がいたとしてももう、絶望的だ。

2011-01-04 18:54:23
そめのうりん @ush1milk

でも、最後の爆発をるーと君と兄さんは炭鉱の外で聞いていた。るーと君は奇跡的に無傷で、生き埋めになっていただけだった。抜け道からふたりで脱出したのだ。爆音は、残されたダイナマイトに火を点けて起こした、意図的なものだった。るーと君は足を止めて振り返っている。「早く逃げるぞ」と兄さん。

2011-01-04 18:57:07
そめのうりん @ush1milk

「でも」るーと君は呟く「他に誰か生き残りがいたかもしれないのに」「どの道死んじまったよ」……。生きて戻っても、るーと君は炭坑夫だし、兄さんは連れ戻されるだけだ。だから死んだことにして逃げることにした。多大な犠牲を払って。二人は手を取りあって走り出す。そして二度と戻らない。

2011-01-04 18:59:07
そめのうりん @ush1milk

B級のラブロマンスって嫌いじゃないよ。(この場合単なる兄弟愛のような気もするが。遠い街で二人で酒場でも開いて楽しく暮らすんだろ。兄さんはあっというまに日焼けして金髪蒼瞳に戻る。弟がひょいひょいビール樽持ち上げるのを見て悔しそうにしたりしながら。)

2011-01-04 19:03:56