小説「はじめてのおもらし」(@gerumanium2_0)

げるまにうむ君の幼少の頃のおもらしエピソード。
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げるまにうむ @gerumanium3_2

お漏らし。寝てたとき意外に我慢できなくてお漏らししたことが一回だけある。それは小学2年生のときで、しかも友人の家の廊下であった。

2011-01-05 02:17:40
げるまにうむ @gerumanium3_2

今でもあれは忘れられない。当時ゲームを沢山もっている友人のあるマンションにみんなで集まってゲームをしていた。その友人にはゲーム部屋が存在して、それは普段生活する部屋とは別に番号が割り振られた部屋だった。

2011-01-05 02:22:57
げるまにうむ @gerumanium3_2

その友人は良いところのお坊ちゃんと言う感じで、その母親も上品でお菓子も作ってくれる僕の母親とはまったく違う母親だった。僕はその人が自分の母親であったならと思っていた。

2011-01-05 02:27:16
げるまにうむ @gerumanium3_2

僕は友人がいるタイプではなかったが、彼の部屋にはゲームがあるというだけで集まる人が多くて、僕もその内の一人だった。小学二年の夏の日には、ほとんど毎日通う程になっていたと思う。僕はいつものようにその友人の家にいって、友人の母親にジュースをもらってからいつものゲーム部屋に向った。

2011-01-05 02:37:11
げるまにうむ @gerumanium3_2

二時間もすると股間がむずむずし始めた。だが、トイレにはいかない。なぜならそのゲーム部屋にはトイレがないのだ。トイレにいくには、一度土足に履き替えてから友人の母親がいる部屋にいかねばならなかった。僕は、その家のトイレに行くのが嫌いだった。

2011-01-05 02:43:51
げるまにうむ @gerumanium3_2

だってトイレにいくにはその家の母親に会わなければならなかったのだ。彼女に会うのにぼくはなぜか気恥ずかしさを持っていた。そわそわしてしまう。なぜだったのだろう。その日もそうだった。だから僕は行きたくなかった。だから僕はゲームに熱中することで出来るだけ下のムズムズを我慢しようとした!

2011-01-05 02:57:02
げるまにうむ @gerumanium3_2

三十分ぐらいは我慢できていたのだと思う。僕は基本的にその家でゲームのコントローラを持つことはない。ただ見るだけだった。だから今すぐにでもトイレに行けるのだ。だが行かない。そこにはあの女性がいるのだ。

2011-01-05 03:01:17
げるまにうむ @gerumanium3_2

だが限界が訪れた。尿道に圧迫感が出てきた。そして少し僕の白のブリーフに液体が広がる。ああもうダメだ。僕の体はそう結論を下した。だが、動けない。少しの刺激で体は我慢を解いてしまう。だから動く。僕はゲーム部屋の畳に手を打ち付け立ち上がる。

2011-01-05 03:09:43
げるまにうむ @gerumanium3_2

そして靴を履いた。まだ大丈夫だ。我慢をしている体は刺激に屈してはいない。僕はドアノブに右手をかけ、右手を引いた。ずしりと右手の指、右肩、胸に重さが伝わる。ああだめだ。僕はこれから起ることに絶望する。だが体は動く。ドアを引く。それは僕の下腹部が我慢を解くことを同時に意味した。

2011-01-05 03:23:17
げるまにうむ @gerumanium3_2

始めはゆっくりと液が流れる、だが一度流れ出したそれを塞き止めることはできない。僕は確かにそのとき放尿の快楽をむさぼっていた。流れる。そして僕は僕の背後でドアがしまる。廊下に一人立つ僕は黄色い短パンから流れ出るそれは僕の両足にかかり靴下にかかる。

2011-01-05 03:29:46
げるまにうむ @gerumanium3_2

下半身に張り付くような感覚は、着衣したままのおもらしには必ず伴う快楽だった。普段わからない水の張力を体で感じている。尿は乾いた大地を潤すかのように僕の両足を包み染み込む。僕は動けなかった。トイレに向うはずだった足はお漏らしの快楽を知覚するためだけの機械と化していた。

2011-01-05 03:37:55
げるまにうむ @gerumanium3_2

一度張り付いたそれは僕のシャツにさえ侵入してくる。短パンからついにそのまましたたる液はひとりだけいるぼくを残し音を立てる。友人たちの声がドアの向こう側から聞こえる。だが、その音を聞けるのはぼくだけだった。しかし、その悦楽は一瞬だった。

2011-01-05 03:51:24
げるまにうむ @gerumanium3_2

始めは大地を潤すための水であっても、一定量を超えればそれは災害になる。僕の体はその異常を察知し、僕に告げる。放心していた僕は、理解し思い出す。僕がさっき瞬時に導きだした結論を。その事実を僕は受け入れられなかった。体が動かない。どうすればいい?逃げ出せはしない。

2011-01-05 03:56:54
げるまにうむ @gerumanium3_2

僕の体が消えても僕の尿は消えない。友人たちは部屋を出た瞬間に元凶がぼくだと理解するだろう。その事実に耐えられなかった。だから僕は目からも尿をだした。そして声がでる。僕は大声で泣き出してしまった。だがゲームに夢中な彼らはやってこない。しかし、もう一つの部屋から足音が聞こえる。

2011-01-05 04:09:28
げるまにうむ @gerumanium3_2

彼女がやってくるのだ。僕は彼女に会いたくなかった。彼女に恥態を晒すことは避けたい。だが、事実は僕を廊下の一部にした。彼女が上履きをはく音が聞こえた。ぼくは動けない。そして彼女がドアを開ける。僕はドアを見れない。そして扉が開く。

2011-01-05 04:16:45
げるまにうむ @gerumanium3_2

蔑まれる。ぼくはその予測に囚われていた。そしてそれが事実となる瞬間を受けいれなければならないと思った。そしてその”瞬間”がやってきた。彼女の姿が右手に見える。だが僕は見れない。しかし、彼女はすぐに消えた。そして、彼女の駆け足が聞こえる。だがそれも徐々に小さな音になる。

2011-01-05 04:23:22
げるまにうむ @gerumanium3_2

ぼくには彼女の行動が理解できなかった。だから僕には彼女の動きを音から感じるしかなかった。一度消えた音は再び逆再生のように再び音をたたき出す。彼女は僕の前にまた現れた。だが今度は僕に近づく。僕は見なければならない。

2011-01-05 04:28:24
げるまにうむ @gerumanium3_2

ぼくは音を感じない。彼女が何を言ったのか僕は体で感じて、理解をしない。彼女はぼくの体に触れる。タオルで僕の体を拭く。彼女は僕の体に触れた。世界には裸体よりも晒したくないもの姿があるのだと初めて理解したのだと僕は思う。僕は放心する。彼女はぼくの恥態をタオルで拭う。

2011-01-05 04:38:11
げるまにうむ @gerumanium3_2

拭いでも拭いでもぼくの恥態は消えない。彼女はそれを知っている。だから彼女は告げる。僕の足は再び動き出す。ぼくに穴へ入るようにすすめたのは彼女だった。エレベーターにのるとき少しだけ見た彼女は僕の尿をひたすら雑巾で吸っていた。僕は胸はエレベーターの中で高鳴った。

2011-01-05 04:47:54
げるまにうむ @gerumanium3_2

そして駆ける。赤に光る記号に僕は止まる。だれも気づきはしない。僕のこの恥態を知っているのは彼女だけだ。僕は再び駆ける。少年の心境は外からは判別できなかったであろう。彼は確かに彼に理解するには早すぎる何かを感じ取っていた。そして少年は家につく。

2011-01-05 04:54:25
げるまにうむ @gerumanium3_2

彼は恥垢を洗い落とす。恥垢とはこのためにある言葉だ。と同時に彼は理性を取り戻す。その小さい体にふさわしい思考に戻る。彼は服を着て再び友人の家へ向う。彼はもう忘れてしまっていた。だが、体は覚えている。だから少年は友人の家に再びいくことはなくなってしまった。

2011-01-05 05:03:24
げるまにうむ @gerumanium3_2

いつだったか、その友人は引っ越してしまう。僕は彼女をあのとき以降知らない。彼女は僕の恥態を友人や旦那に話しただろうか。僕にはわからない。だが、友人はそのことを知っているそぶりを見せなかった。ぼくは友人たちには知られたくないと思う。それは、恥態を知られたくないからではない。

2011-01-05 05:08:02
げるまにうむ @gerumanium3_2

以上。即興ではじめてのおもらしを書かせて頂きました。トイレいってきます。

2011-01-05 05:16:11
げるまにうむ @gerumanium3_2

3000字のレポートを書く予定が、はじめてのおもらしについて書いてしまった...

2011-01-05 05:18:33
げるまにうむ @gerumanium3_2

ああ。オナニーすることさえ忘れていたな。

2011-01-05 05:32:27