全てが箱になる

なんでも箱で説明できます()
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dif_engine @dif_engine

「いいですか、変数は匣なんです」 「ほぅ」

2015-08-17 21:48:37
dif_engine @dif_engine

「いいですか、モナドは箱なんですよ」 「先生、変数も箱なんですよね?」 「そっちは『匣』で、モナドの方は『箱』です」 「先生、では『函』はなんですか?」 「なんでしょうね(考え込む)」

2015-08-17 21:53:00
dif_engine @dif_engine

「ええと、変数が『匣』でモナドが『箱』だという話でしたね」 「何でもかんでもハコなんですか?」 「誰もそんなこと言ってないでしょう。勝手に話を広げないで下さい」

2015-08-17 21:55:23
dif_engine @dif_engine

「いいですか、値を箱に入れるのがreturnで、二重になった箱を一枚剥がすのがjoinです」 「先生、なぜそのような操作を考えると嬉しいのでしょうか」 「ええとですね、それはつまり(遠い目)」

2015-08-18 00:09:15
dif_engine @dif_engine

「(我に返って)ええと、モナドの箱は『文脈』だとおもってください。モナドを考えると『文脈のついた値』を返すような関数たちをうまく合成できるんです」 「先生、モナドが文脈だったらなぜ『箱』とか言い出したんですか」

2015-08-18 00:15:42
dif_engine @dif_engine

「それはですね、二重三重に入れ子になった文脈というのは『箱』で図式化したほうが図示しやすいからですよ」 「図示するとどうわかりやすいんですか?」 「たとえばここに、三重にくるまれた箱があったとしますね(続く)」

2015-08-18 00:20:13
dif_engine @dif_engine

「(続き)これをjoinして一重の箱にするんですが、三重の箱というのは内側からjoinしてくこともできるし外側からjoinしてくこともできますね」 「もう面倒だから圏論の図式書こうよ」 「あ、はい」

2015-08-18 00:24:08