積分定数‏さんsekibunnteisuuの「私自身もそうだったが、「戦争がいかに非日常的で異常だったか」をいうことを教わってきたが、むしろ、日常の連続として戦争がある、という認識の方が、戦争を防ぐことにつながるように思う。」

「戦争の悲劇を繰り返してはならない」と言うときの「戦争」というのが「治安維持法などで言論の自由もなく、生活も苦しくて、空襲がある、あの戦争」なんだよね。  それなりに自由も豊かさもある今の日本が米国の戦争に加担している状況 というのは、想定されていないように私には見えた。
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竹内正浩@『新幹線全史』絶賛発売中! @takeuchmasahiro

私は、戦争の語り部を引き継ぐとかいった類の話が嫌いだ。体験が風化するのはしかたがないと思う。(当人の体験ですら、何度も他人に語るうち、体験談は尾ひれがついて大げさになる。他者が「体験」を引き継いで語る意味は、少なくとも史料的価値はない)。日清・日露戦争に語り部はいるのか。

2015-08-15 19:26:59
積分定数 @sekibunnteisuu

twitter.com/takeuchmasahir… 時間がたつと「風化」するのは当然だと思う。「教訓を風化させない」ということなら理解可能だが。

2015-08-18 10:26:48
積分定数 @sekibunnteisuu

「戦争の記憶が」とか言っている人の想定する「戦争」が太平洋戦争に限定されているのも不可解だった。私にとって、忌まれた後に起こった戦争はベトナム戦争など。

2015-08-18 10:29:10
積分定数 @sekibunnteisuu

「戦争の記憶が」と言っている人が、リアルタイムで起こっていた米軍によるイラク爆撃などに関心なさそうだったのも不思議だった。「こんな時代にしてはならない」とか言っているその最中に戦争が起こっているんだが・・・

2015-08-18 10:30:27
積分定数 @sekibunnteisuu

「戦争の悲劇を繰り返してはならない」と言うときの「戦争」というのが「治安維持法などで言論の自由もなく、生活も苦しくて、空襲がある、あの戦争」なんだよね。  それなりに自由も豊かさもある今の日本が米国の戦争に加担している状況 というのは、想定されていないように私には見えた。

2015-08-18 10:34:53
積分定数 @sekibunnteisuu

「原爆投下の日を知らないなんて」と嘆く人は、湾岸戦争開戦の日を知っているのだろうか?

2015-08-18 10:35:52
積分定数 @sekibunnteisuu

私はたまたま知っているが、知らなくても構わないと思っている。 「原爆投下の日を知らないなんて」と嘆く人に対しては、「知っておくべき日付の重要度の基準」を訊いてみたい。

2015-08-18 10:37:52
積分定数 @sekibunnteisuu

私は日付を知っているかどうか、なんてことはさして重要だとは思わない。 湾岸戦争の日付を知っているのは当時これに激しく反発してデモなどをしていたから。意識的に覚えたわけじゃない。 アフガン戦争にも反対したが開戦の日付までは覚えていない。

2015-08-18 10:40:40
積分定数 @sekibunnteisuu

誤解があるといけない。 【「戦争の記憶が」と言っている人が、リアルタイムで起こっていた米軍によるイラク爆撃などに関心なさそうだったのも不思議だった。】 これは、湾岸戦争やイラク戦争のことではない。

2015-08-18 10:49:08
積分定数 @sekibunnteisuu

米英軍はこれらの戦争以外に頻繁にイラクを爆撃していて、私はそのつど抗議のビラまきなどしていた。「戦争の記憶がどうの」と言う人はあまりそういうことに関心なさそうだったと言うこと。 湾岸戦争やイラク戦争、最近の安保法制見たく話題になるようなことであれば、当然彼らも動く。

2015-08-18 10:51:07
積分定数 @sekibunnteisuu

「戦争の記憶が」と言っている人たちにとっては、民主主義体制のまま戦争を行う、ということが想定外ではないのだろうか? 戦争と言うのは嫌がる国民を国家権力が無理やり戦争に動員する。反対の声は弾圧で封じる。 こんなイメージ。

2015-08-18 10:53:49
積分定数 @sekibunnteisuu

太平洋戦争ですら、それはフィクションだと思う。当時も、日常生活は営まれていたし、選挙だって行われていた。翼賛会による選挙妨害は不当だと裁判になり、原告が勝利して選挙のやり直しが行われた例もある。国民みんなが嫌がっていたかも疑問。

2015-08-18 10:56:03
積分定数 @sekibunnteisuu

私自身もそうだったが、「戦争がいかに非日常的で異常だったか」をいうことを教わってきたが、むしろ、日常の連続として戦争がある、という認識の方が、戦争を防ぐことにつながるように思う。

2015-08-18 10:57:25
積分定数 @sekibunnteisuu

日本は空襲を受けた。そのときの「記憶」を手がかりに、イラクの人々の視点からは、爆撃がどうなるのかを想起する、ということは有用だと思う。 緊急報告:空爆下のバグダッドにて・伊藤政子 jca.apc.org/~altmedka/news… 但し、木村愛二氏に関しては、信頼できない面がある。

2015-08-18 11:02:22
積分定数 @sekibunnteisuu

左翼も、「戦争」として、「あの太平洋戦争」を想定し、特に加害・侵略の側面を強調するが、それも米国の戦争に日本が加担する構造への抑止としては、有効ではないと思っている。

2015-08-18 11:49:43
積分定数 @sekibunnteisuu

「原爆投下はアジア侵略の結果である」 果たしてそうなのか? 1991年8月6日、原爆の日を報じるNHKのアナウンサーはこれに近い発言をしていた。

2015-08-18 11:51:42
積分定数 @sekibunnteisuu

それほど直接的ではないが、 「原爆投下で大きな被害を受けたが、その前に日本はアジアに展開していた。その結果であるという指摘もある」 という文脈。 それと類似の例としてあることを言っていた。

2015-08-18 11:53:22
積分定数 @sekibunnteisuu

NHKアナウンサーは広島原爆投下と日本のアジア侵略を関連付ける発言と平行して、「イラクもクウェートに侵攻したことで、あのような事態になった」と言っていた。

2015-08-18 11:55:11
積分定数 @sekibunnteisuu

「日本はアジアを侵略したから爆撃されたのは仕方ない」という論理からしたら、イラク、アフガン、ユーゴへの爆撃も正当化されてしまう。

2015-08-18 11:57:28
積分定数 @sekibunnteisuu

あるいは逆に、ベトナム戦争のアナロジーで、米軍に爆撃される側を過度に正当化する。 「イラクなどならず者国家だから爆撃されて当然」 「米国のほうこそならず者。イラクは正しい」 この間がない状態。

2015-08-18 12:03:19
積分定数 @sekibunnteisuu

でも、日本の左翼や平和運動は、「どちらに正義があるかはともかく、戦争と言う手段は否定されるべき」という傾向があるからまだましともいえる。 ユーゴ空爆では欧州左翼のほとんどがこれを支持した。ドイツ緑の党も政権党として支持した。党首は「ミロセビッチはホーチミンではない」と言っていた

2015-08-18 12:05:27
積分定数 @sekibunnteisuu

ある国家が「ならず者」であったとしても、その国に暮らす人々を殺していいと言う話にはならない。 日本のアジア侵略も、日本への爆撃も、ナチスの蛮行も、ドレスデン爆撃も、許されないことである。

2015-08-18 12:07:58
積分定数 @sekibunnteisuu

戦争をどう防ぐか、生まれる前の時代のことより、身近に考える材料があるのではないだろうか? 中核と革マルの殺し合いはどうすれば防げたのか? 9・11で、「米国ざまーみろ」と言う感情は、どうすることで制御できうるのか?

2015-08-18 12:42:32
積分定数 @sekibunnteisuu

私自身、9・11のときに、「米国ざまーみろ」という感情がまったくなかった、というと嘘になる。それ以前の、米軍によるイラクやユーゴ、スーダン、アフガン(アフガン戦争以前にも爆撃している)への爆撃のたびに憤りを感じていた。「ざまーみろ」という思いはわずかだがあったのが正直な気持ち。

2015-08-18 12:45:39