男子凍結 第二部

SF小説「男子凍結」第二部のはじまりです~ ・・・で、このあとどうなるの?(ぉぃ) ---- 第三部はこちら→ http://togetter.com/li/897436
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まとめ 男子凍結 第一部 空耳から思いついた、SFの設定とプロローグ。 ---- 本編が書かれることはない、って言ったけど、書いちゃった(^^) この後は、多分、ない。はずだけど、思いついたら続くかも(^^; ---- 続いちゃった。 ---- 「第一部」になっとる・・・ ---- 第二部はこちら→ http://togetter.com/li/862598 6193 pv 45 1

第二部

十五

夢乃 @iamdreamers

「ん、ふ、・・・」 ベッドの上に、重なり合う男女の裸身があった。マユカは、相手の男の首に手を回し、その唇を吸い、舌をこじ開けた唇の間に挿し入れ、相手の舌と絡め回した。まだ始めたばかりなのに身体は火照り、天にも昇る気分を味わう。 (この人のキス、素敵・・・) #twnovels

2015-08-19 13:18:04
夢乃 @iamdreamers

やがて引き離された唇は、マユカの敏感になった肌を刺激してゆく。頬から首筋を降り、鎖骨を嘗める。 「あ、あ、あん・・・」 舌が場所を移すたびに、マユカの口から悦びの声が漏れる。 「あ、ああぁぁ、いぃ・・・」 舌先が、既に硬くなった乳首に触れた。 #twnovels

2015-08-19 13:18:41
夢乃 @iamdreamers

男は先端を優しく丹念に嘗め回し、口に含んでから更に念入りに嘗める。もう一方の胸を大きな手で包み込み、人差し指で乳首を撫でる。 「ふぁ、いぃ、もっと、ちょうだい・・・」 両側にそれぞれ異なる刺激を与えられ、マユカはますます敏感になってゆく。 #twnovels

2015-09-12 21:34:26
夢乃 @iamdreamers

胸を揉みしだく手はそのままに、唇と舌は乳首を離れ更に下へと下がってゆく。肌に浮かび上がるあばら骨の段差を嘗め下り、身体の中央へと移動し、臍を刺激する。 「ぃやん、くすぐったい・・・あ、あん、は、はぁ、んん・・・」 声はもうずっと続いている。 #twnovels

2015-08-19 13:19:54
夢乃 @iamdreamers

快感は臍から更に下りてゆく。腹部から股関節へ、そしてマユカの一番敏感な部分を通り過ぎ、太股の内側を嘗め回す。 「ふぁん、ん、じらしちゃ、いや・・・」 抗議の声は聞こえないかのように、丹念に太股、脛、足首から足の甲、足指まで唾液で濡らしてゆく。 #twnovels

2015-08-19 13:20:35
夢乃 @iamdreamers

「ああん、はやく、して・・・」 すでに愛液でぐっしょりになった秘部を、両脚を大きく開いて晒け出しているというのに、相手はまだ足の先端を咥えている。ようやく離したが期待に反して今度は逆の足の甲を嘗め始めた。 「ふ、あん、はやく、はやく・・・」 #twnovels

2015-08-19 13:21:13
夢乃 @iamdreamers

逆側の脚も嘗め上げて、ようやくマユカの大事な部分に舌が触れた。 「ああああぁぁぁ・・・、いっちゃうぅぅ・・・」 じらしにじらされたマユカは、もうそれだけで昇天しそうになった。さらに陰唇を刺激されてさらに声は高まる。 「ああああぁぁぁ、いいぃ、だ、だめぇ」 #twnovels

2015-08-19 13:21:50
夢乃 @iamdreamers

触手のように蠢く舌は、マユカの中にまで侵入してくる。 「ふあぁぁ、い、いやぁ、口だけで、いっちゃう、いや、あなたの、ちょうだい、はやく、ん、ほしいの・・・」 そこでようやく頭を女体から離すと、男は自分のモノを入口に押し当てた。そのまま女性自身を撫でる。 #twnovels

2015-08-19 13:22:31
夢乃 @iamdreamers

「ああぁん、じらしちゃ、いやん、はやく、きてぇ・・・」それでも暫く亀頭だけで鮑を刺激したあと、おもむろに中央に当てた。そして一息に奥まで突っ込んだ。 「ひあああああああぁぁぁぁぁ」 脳天まで突き抜けるような快感に、マユカの絶叫が響き渡る。 #twnovels

2015-08-19 13:23:04
夢乃 @iamdreamers

「ひゃあああ、あああん、すごい、いく、いっちゃうよ~~」 男の腰の動きに合わせて、マユカの胸の膨らみも上下に激しく揺れる。下半身からくっちゅくっちゅと音が耳に届く。身体をシーツが擦る。それらすべての感触に、マユカの全身は狂喜した。 #twnovels

2015-08-19 13:23:36
夢乃 @iamdreamers

そして。 どっぴゅあああ~~~~ 身体に突き刺さった男の大きな一物から噴出した熱い大量の液体が、マユカの中に一杯に広がり、全身の隅々にまで満ち渡った。 #twnovels

2015-08-19 13:24:17
夢乃 @iamdreamers

「いっくううぅぅぅ」 同時に、マユカも果てた。逞しい身体が覆いかぶさってくる。 「はぁ、はぁ、は、ふぅ、よかった・・・」 暫く身体を重ねたまま、その感触を味わった。腰がまだびくんびくんと痙攣している。接合部からまだ混じり合った液体が溢れるのが解る。 #twnovels

2015-08-19 13:24:51
夢乃 @iamdreamers

「痛かった?」 男が顔を寄せたまま聞いた。マユカの目から、悦びのあまり涙が流れ出していた。 「ううん。気持ちよかった」 えへ、とマユカは笑みを見せる。 「よかった」 そう言った男は顔をさらに近付け、マユカの頬の涙を嘗めた。 #twnovels

2015-08-19 13:25:32
夢乃 @iamdreamers

暫くの後、男は漸く身体を引き剥がして、マユカの隣に寝転がった。マユカは身体を起こし 「よかった。ねぇ、シャワー浴びたら、もう一回、して」 と催促する。 「いいよ」 短い返事に笑みを返してベッドから降り、マユカはシャワー室へふらふらと歩いた。 #twnovels

2015-08-19 13:26:05
夢乃 @iamdreamers

ここの所、マユカは一月に一度の割合で男性保存センターを訪れていた。最初に来たのは、十八歳のときだった。「早めに一度、経験しておきなさい」と言う母の言葉に押されてセンターを訪れ、初めて体験した。そのときはそれほどの快感を得られず、こんなものか、という感じだった。 #twnovels

2015-08-19 13:26:38
夢乃 @iamdreamers

それから二年ほどはセンターに来ることはなかったが、数ヶ月前「まだ経験がないの。心細いから一緒に来て」という友人に付き添って、二回目を体験した。 (・・・あれ?こんなに気持ちいいものだったっけ?) その時感じた快感は最初の時の比ではなかった。 #twnovels

2015-08-19 13:27:08
夢乃 @iamdreamers

一度経験していたからなのか、相手が上手かったのか、そこで初めてマユカはエクスタシーを味わった。それからというもの、マユカは強く男を求めた。まだ子供を育てる自身はなかったから、排卵日とその前後を避けて、一月に一度。けれど、妊娠したらそれでいい、とも思っていた、 #twnovels

2015-08-19 13:27:42
夢乃 @iamdreamers

センターを訪れるたびに、新しい快感をマユカは覚えた。男たちは毎回違った責めでマユカを刺激した。時には、マユカから男を責めた。センターに来ていなかった期間の穴埋めをするかのように、マユカは男たちとの情事を味わったが、溺れてはいなかった。 #twnovels

2015-08-19 13:28:16
夢乃 @iamdreamers

(今日の人も気持ちいい・・・はぁ・・・終わったらまた一ヶ月我慢かぁ・・・もう一回、じっくり楽しませてもらお) シャワーを止めると大判のバスタオルを身体に巻き、もう一つのタオルで髪を拭きながら部屋に戻った。 #twnovels

2015-08-19 13:28:51
夢乃 @iamdreamers

男は、マユカがシャワーを浴びに行ったときのままの恰好でベッドに横になっていた。 「あなたもシャワーを浴びてきたら?」 髪を拭きながらベッドに腰を下ろし、声をかけたが応えはない。 「何無視してるの?」 (それとも、寝ちゃったのかな?) #twnovels

2015-08-19 13:29:29
夢乃 @iamdreamers

「ねぇ、寝ちゃったの?」 身体の向きを変えながら片脚をベッドに載せ、片手を頭から離して男の胸を揺すってみた。反応はない。寝息も聞こえない。 (え?) 「ちょ、ちょっと、どうしたの?」 両手で身体を乱暴に揺するが、何の反応も見せない。 #twnovels

2015-08-19 13:30:08
夢乃 @iamdreamers

揺するのを止めて、片手を男の左胸に乗せる。・・・鼓動が感じられない。 (え?え?し、死んでる・・・?) そう思った途端、マユカはパニックに陥った。ベッドの上を後ずさる。ほとんどベッドの隅に座っていたので、すぐに尻から床に落ちたが、痛みも感じなかった。 #twnovels

2015-08-19 13:30:55
夢乃 @iamdreamers

髪を覆ったタオルが床に落ち、まだ濡れたセミロングの髪が肩に落ちた。そのまま腕と脚をほとんど無意識に動かしてさらに後ずさる。身体に巻いたタオルがほどけ、白い裸身が顕になった。さらにベッドから離れようとして、背中が椅子にぶつかった。 #twnovels

2015-08-19 13:31:31
夢乃 @iamdreamers

「い、い、い、」 口から小さな声が漏れ、それはすぐに絶叫になった。 「いやああああぁぁぁぁぁーーーーーーーー」 他に聞く者もいない部屋の中に、マユカの悲鳴がこだました。 #twnovels

2015-08-19 13:31:55
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