「弁当んまかった」だけではナニなので思い出しながら。間違いを含んでいるかもしれません。その場合は平にご容赦 m(_ _)m …最近いろいろ記憶が不確かでね。検査室で「ファントム」がなかなか出なかった。「(なんだっけシャドウじゃないナニカそんな…(゜.゜) ウーンウーン」
2015-08-22 21:25:30小名浜 新魚市場 施設見学
人は二重扉(真ん中に長靴を洗う設備付き)で出入りし、箱詰めされた水揚げ品は左の小さな戸口から外部に出す。 pic.twitter.com/DFiOCC8R6r
2015-08-23 02:25:06閉鎖型の「荷捌室B」。沖合漁業用。大型漁船2隻が同時に水揚げ可能。 pic.twitter.com/hIEQdjbIQw
2015-08-22 19:16:58非破壊検査器。これがどうも魚に関してはまだ上手く使えないらしい。というのは魚の場合は筋肉、骨、卵巣、精巣、皮といった部位によって放射性物質濃度の偏りがあり、その点をクリア出来ないでいるらしいんですね。 pic.twitter.com/bqyeJqr5C0
2015-08-22 19:46:29補足:魚の放射性セシウム濃度は筋肉が最も高い。
精巣や卵巣や骨は濃度が低いため本来は取り除いて測定される。
そのために現在は放射性物質濃度に偏りがない検体、たとえばコウナゴとかホッキの身などを平たく敷き詰めて計測するような用途にしか使えないというお話でした。 pic.twitter.com/dfBlLKNI5a
2015-08-22 19:52:35したがってベルトコンベア式の非破壊検査機器の開発から大学や企業が続々撤退しているという話もあって、水産物の全量検査というのは非常に難しいという現状らしいです。
2015-08-22 19:58:45魚のファントム(標準体積線源)。これには放射性物質濃度の高い玄米が詰まっている。そういう放射性物質濃度にさほど偏りがない検体は短時間で上手く測れるらしいんですね。(三枚目のコメントが「シラス」になってるのは誤り) pic.twitter.com/7FYYgurTVe
2015-08-22 20:09:34講演「水産物における放射性物質のモニタリング経過について」
講師 福島県水産試験場 漁場環境部長 藤田恒雄さん
講習会の様子。若い人も結構多かったように思う。前の方に席を確保したのにこの写真が撮れたのは、施設見学後「今日水揚げのカツオはどこで買ったら良いでせうか?」と漁協の方に相談していたため遅刻 orz pic.twitter.com/KtZd42zOR1
2015-08-22 19:25:01あと出荷制限魚種29種に、セシウムが不検出になって久しい魚種が含まれている点について質問しました。魚種それぞれに違った理由があるようで、なかなか難しい話らしい。たとえば「イカナゴ(稚魚を除く)」。これは魚の養殖の餌用途がほとんどで、養殖魚用飼料の基準が40Bq/kgと厳しい。
2015-08-22 20:24:58それをクリアしても養殖業者が飼料として使わない可能性が高く、もともと水産試験場もイカナゴの大量水揚げが資源の減少を招くと見ていて、あまり獲って欲しくないという思惑がある、とか。マアナゴは原発港湾内で高汚染のものが今も見つかっており、これが港湾外に出る可能性を恐れている、とか。
2015-08-22 20:33:50そもそも出荷制限の解除というのは大変な手間がかかるという話で、過去に複数の海域で高汚染魚が確認されていると水産庁が「すべての海域で基準値内におさまることを証明せよ」と言って寄越すような仕組みになっているらしい。
2015-08-22 20:41:02あとモニタリングでは「最も大きな個体を計測する決まりになっている」という話が出ました。これは詳しい人にもう一度確認したい。カレイやヒラメは原発事故以前に生まれた大きな個体を除くとほとんど不検出か大幅に基準値以下だというのがうみラボ&調べラボで常識となりつつあるので。
2015-08-22 20:50:34あ、あとね、釣った魚を食べるとか家庭菜園の産物を食べるとかの場合、役所的には摂取制限(出荷制限ではなくて)の基準値以下なら関知しない、という話が出たな。まあタテマエ上の話なんでしょうけれども。放射性セシウムの摂取制限は飲み物で200Bq/kg、食べ物で500Bq/kg。
2015-08-22 21:20:41おまけ