いいねした人に名前を伏せてどう思っているか正直に言う
土属性。横に伸びゆく精霊樹。 一歩一歩確かめるように、人が歩くかのように横に幹を伸ばしていくガジュマルの木。幹は互いに絡まり太く強靭に、広い平野を旅するように征していく。
2023-07-27 12:55:24火属性。まっすぐ突き進む光。 己の向かう方向に、一直線に進む強い光。白と黒、表と裏、良きものと悪しきものを一刀に両断して、己の信ずる通りの道を通り抜ける。
2023-07-27 12:52:04土属性。空中で水を吸い生きていくエアプランツ。 土に属していながら土を必要とせず、大地に根をはることなく広がり生きていく植物。小さく地味に見えたとしても、その中身には挑戦と冒険が詰まっている。
2023-07-27 12:50:08土属性。赤く焼けた流れる鉄。 それは土でありながらも火よりも熱く、水のようにどろりと形を留めず方円に従う金属の塊。冷やされ加工される事が目的ではなく、その熱さと変幻自在さこそが本義なのだ。
2023-07-27 12:47:19水属性。一滴、一滴丁寧に垂らされる水薬。 瑞々しい薬草の葉から抽出され、精製され、傷を癒やす水滴。ぽつぽつと滴り落ちるそのエッセンスは人の肌にじわりと染み込み、ゆっくりと痛みを癒やしていく。
2023-07-27 12:42:52水属性。砂漠の中細りゆく氷。 照りつける太陽の下で汗をかきながら、細ってゆく己に耐え続ける氷の柱。夜が来ればその力を取り戻す。明けない夜はなく、しかし暮れない昼もない。
2023-07-27 12:35:32火属性。箱に隠された小さな種火。 他人を傷つけぬよう、燃え移らぬよう、けれどけして絶えることなく大事に箱に入れられた小さな種火。自身がその気になれば、その炎はあっという間に燃え広がり大火となることを知っている。
2023-07-27 12:33:19風属性。大きな翼で雨を遮る渡り鳥。 軽やかに大空を飛び、行きたいところへ渡り、その地のものを食んで生きる大きな鳥。ぱっと飛び去ってしまうこともあれば、慈母のように小さな命を見守る事もある。全ては気まぐれ、気分次第。
2023-07-27 12:30:57風属性。千切れ飛んでいく幾つもの紙片。 装丁された本でもなければ額に入れられた絵でもない。びっしりと書かれた文章を集めて繋いだ所で得られるものもない。ただ自由に空中をたなびく無数の紙片。
2023-07-27 12:28:05水属性。甘く熟した果実のエッセンス。 木から落ち、丁寧に洗われ、汁を搾り取って発酵させたかつての果実。ふつふつと泡を吐き、甘く甘くその身を蕩かし史上の味わいを作り上げていく。
2023-07-27 12:24:13風属性。風より疾く走り続ける馬。 愚直に、ひたむきに、空を踏み続ける馬。翼を持たずその蹄はしっかりと大地を捉えていながら、しかし自身が飛べる事を微塵も疑わない。
2023-07-27 12:11:48火属性。自らの姿を映し出す無限の鏡。 ありとあらゆるものを映し出し、その姿を知らしめる一対の姿見。唯一その身に映せぬものは、己自身の姿。無限に続く景色の連鎖は己なのか、それとも空虚なのか、自身に問い続ける。
2023-07-27 12:09:03水属性。しなやかに水中を泳ぐ魚。 長い体躯をくねらせて、音もなくするりと水中を進む。蛇というほどの邪悪さも獰猛さもなく、ひらひらと優雅にマイペースに泳いでいく。
2023-07-27 11:57:45風属性。柔らかな春の日の微風。 温かい空気を孕んだ空気の律動。爽やかに頬を撫で草をそよがす祝福の風。誇るといい、木々を吹き飛ばすほどの強さを、燃やすほどの熱さを持っていなかったとしても。
2023-07-27 11:49:48土属性。パレットに盛られた色とりどりの絵の具。 かつて土であったそれは、水で引き伸ばされ、色の名を得て、絵となった。鮮やかに伸びやかに互いを引き立て合いながら、混ざっては深みを増してキャンパスを彩っていく。
2023-07-27 11:42:55風属性。鳴り響き続ける無限音階。 高い空からこだまする音色のきざはし。歌うように奏でるように綴られる澄んだ音階。それは無垢でも無謬でもない、魂の叫び。
2023-07-27 11:37:07火属性。くるくると回る影遊び。 虚が実に、実が虚に転じる影法師。犬になったかと思えば翼を生やし、飛んだかと思えば花となってパッと散る。光と闇との共演、見るものを楽しませるそこにあってなきがもの。
2023-07-27 11:34:58水属性。水車を回す小さな滝。 高き場所から低き場所へと、なすすべなく抗うことなく落ちていく水。あるがままに落ちゆく水は、けれども絶え間なくカラカラと水車を回す。
2023-07-27 11:32:29土属性。豊かに果実を実らせる梢。 その木はけして高くはないけれど、長く張り出した枝にはいつも小鳥たちが集う。柔らかな葉が強い日差しから守り、連なった小さな果実が喉を潤し腹を満たしてくれるので。
2023-07-27 11:26:31火属性。ちゃぷちゃぷと音を立てて跳ねる油。 大丈夫。その油は完全に自分を制御していて、どれほど火を近づけてもけっして燃えることはありません。ただ、自分の意志で突然爆発するだけです。大丈夫。
2023-07-27 11:19:48風属性。風よりも早く羽ばたく鳥。 大空を悠然と飛んでいく、大きな翼を持つ猛禽。その空に一切の敵は持たず、それ故に気性は穏やか。だが一度獲物を見つければ猛然と急降下し、その爪とくちばしが何のためについているかを知らしめる。
2023-07-27 11:13:04水属性。太陽を映す湖面。 キラキラと輝き辺りを照らし、無数の命をそのうちに湛える湖。幻想ではあるが虚飾ではなく、仮初ではあるが不実ではない。水面はいつもそこにあるものを映しているのだから。
2023-07-27 11:08:31土属性。どっしりとそびえる古い大木。 葉は散り花は絶え幹には虚があき。それでも腐ることなく聳え続ける大樹。その虚の中にたっぷりと知識を溜め込んで。
2023-07-27 10:59:48