『テクストの擁護者たち』出版記念イヴェント「テクストと学問の歴史、そして人文学の意味」
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本日午後!グラフトン(勁草書房)ーヒライ・フクニシ・クボタ event | 本屋 B&B bookandbeer.com/event/ #bookandbeer
2015-08-23 11:18:30さあ、いよいよ今日の15時から下北沢で『テクストの擁護者たち』出版記念イヴェントです。楽しい会にします。会場でお会いしましょう! bookandbeer.com/event/20150823…
2015-08-23 11:19:50I'm at 下北沢駅 (Shimokitazawa Sta.) in 世田谷区, 東京都 swarmapp.com/c/5Af7V9amQ3Q
2015-08-23 14:49:21ヒロ・ヒライ×福西亮輔×久保田静香 「テクストと学問の歴史、そして人文学の意味」 『テクストの擁護者たち:近代ヨーロッパにおける人文学の誕生』(勁草書房)刊行記念 (@ B&B in 世田谷区, 東京都) swarmapp.com/c/kWZEHy2uTaF
2015-08-23 14:58:57『テクストの擁護者たち』刊行記念イベント@B&Bに来ました。 pic.twitter.com/W7yP8DsYwj
2015-08-23 15:14:06#『古典の擁護者たち』出版記念イベント に来ました。翻訳の話、グラフトンの作品世界、『古典の擁護者たち』について、人文学の危機について、質疑応答の構成です。まず翻訳と出版の経緯から。
2015-08-23 15:17:18#『古典の擁護者たち』出版記念イベント 5年がかりの作業。翻訳者と密に連絡をとり、ていねいに作られた本であることがうかがえます。福西さん「文章も複雑だし、最初は呆然としたことを覚えています」ヒライさん「パーティに呼んで励ますとすすむんですね」
2015-08-23 15:22:09#『古典の擁護者たち』出版記念イベント 3年半後に訳稿脱稿後、1年かけてヒライさんがチェック。「一行一行チェックして大変でした」福西さんは着手当時小学校教諭(現在は高校教員)。「教員の仕事は人を相手にする仕事。繁忙期もあり、1日5行でダウンの日もあったが心の避難所にもなった」
2015-08-23 15:26:45#古典の擁護者たちイベント 福西さん「自分だったらこういう難しい書き方はしない、という文章にも、この本自体の密度の濃さに向き合わなければならない時があった。意図的に話を単純にしないようにレトリックを使っている」ヒライさん「専門家向け。グラフトン本人はレトリックを明示してくれない」
2015-08-23 15:30:06#古典の擁護者たちイベント 第二部。アンソニー・グラフトンについて。本書が三冊目の邦訳。プリンストン大学教授(歴史学)。世界的名声を『脚注』(1997)で得る。
2015-08-23 15:40:50グラフトン、アルベルティについての本を書いてるのか。 ※アンソニー ・グラフトン『アルベルティ: イタリア・ルネサンスの構築者』 amazon.co.jp/o/ASIN/4560082…
2015-08-23 15:44:00#テクストの擁護者たちイベント グラフトンの手法。「現代の歴史家たちが注目した研究対象は、分かりやすい結論を引き出せる数人だけ」「国民国家ごとの視点からの説明は総合的視点を引き出しにくい」→論争の困難な過程に注目、総合的な視点を出そうとする。欧州と離れたところからの展望を獲得
2015-08-23 15:46:55きたー!→ヒロ・ヒライ×福西亮輔×久保田静香 「テクストと学問の歴史、そして人文学の意味」 『テクストの擁護者たち:近代ヨーロッパにおける人文学の誕生』(勁草書房)刊行記念
2015-08-23 15:53:25#テクストの擁護者たちイベント 『テクストの擁護者たち』について。久保田さん「グラフトンはインテレクチュアルヒストリーという手法をどれだけ意識的に使っていたか」ヒライさん「19世紀からある用語だが、現在とはかなり異なる用法。現在は日本語でいう「思想史」とはかなり異なる範囲をさす」
2015-08-23 15:55:22グラフトンの研究目的には完全に同意する。分野が違ってもこれはわかる。
2015-08-23 16:00:18#テクストの擁護者たちイベント ラヴジョイのいう「観念史」はインテレクチュアルヒストリーの対象を扱わない。インテレクチュアルヒストリーの実践の成功例がグラフトン。ヒライさん「なぜ彼が成功したかまだわからないところがある」
2015-08-23 16:01:04#テクストの擁護者イベント 福西さん「大学では哲学科に所属していたがなんとなく居心地がわるかった。テクストの外部の歴史を扱わない環境にもどかしさがあった。翻訳に携わってみて、ビッグネームの思想家の思索を広い文脈に置くグラフトンの手法に共感を覚えた」
2015-08-23 16:03:57