稲川淳二のつぶやき怪談　2015年8月17日投稿分

稲川淳二 @Junji_Inagawa

夏ですねェ・・・夏は暑いのが当り前ですが、 皆さん、お変わりないですか？　稲川淳二です。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

全国ツアーも真っ盛り、 ここへきて、やっと自分のペースにもどりつつあります。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

例年の事ですが、ツアー前からツアーが始まって暫くは キャンペーンが続くんですが、これが大変。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

私は死のロードと呼んでますが、 全国各地のTV、ラジオ、新聞、雑誌等の、番組出演やら、 録画録音のコメント録りに取材と、朝から晩まで連日喋り続けて、 多い日には１０本から１２本をこなしますから、

稲川淳二 @Junji_Inagawa

食事もとれない状態で時間に追われて、 恐らくこの時季大忙しなのは、蝉と私くらいじゃないでしょうかね。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

実のところ、へとへとなんですが、 本番の舞台で、皆さんからの熱い声援と拍手を全身に浴びた瞬間、 いやもう一気に生き返ります。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

この嬉しさは何物にもかえがたいですね。 心から感謝を込めて、 もっともっと喜んでいただきます。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

どうぞ、お時間がありましたら、遊びに来て下さいね。 ゆったりと、くつろいで、お付き合いいただければと思います。 本日、「つぶやき怪談」開催します。 楽しみにして下さいね。お待ちしてまーす。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

それでは、今回の「つぶやき怪談」そろそろ始めましょうか。 節電のために、部屋の明かりを消して、 怖ーい噺で楽しんで下さい。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

稲川淳二の「つぶやき怪談」、怖・楽しい時間を、共有しましょう。 何が起こっても、責任はとれませんけど。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

私、ふだん、いろんな場所を探しに行ったりするんですね。 自分では、何ですか、 心霊探訪だとか言って、まあ楽しんでもいるんですが。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

できれば話としてお話しできるような、そういう場所へ行こうと思ってね。 あれこれこう探して行くんですけども。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

ぜんぜん私と違う業界の友人なんかにも、 「もしそういう話があったら聞かせてね」 とか、「もしそういう場所があったら、撮れたら写真もちょうだいね」 って言ってるんですよ。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

まあ、これからお話するのも、そういう形でいただいたもんなんですが----。 これはまったく芸能界には関係ない私の友人なんですけど。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

私がそういう場所があったら教えてねって言っておいた。 その友人のひとりなんですが。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

彼がね、たまたま仕事で行った先、関東地方ということにしといてください。 海沿いの町なんですけど。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

そこでちょっと面白い話聞いたんですね、 「心霊スポットがあるよ」って。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

「ああ、じゃあ帰りにそこへ寄って、その情報でも、稲川に教えてあげよう」と。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

その場所というのが、県道があるんですが、その県道をずっと行くと、急な上りになる。 その上りの手前に、右手に入る道があって、 それをずっと行くと、旧伯爵家の別邸といわれた大きな西洋館がある。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

それが目印だって聞いたわけです。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

「ああ、そんなのがあるんだ、怖そうだな----」 と。絵にもなるしなあ-----と思って。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

仕事が終わったので帰りに 「じゃあその辺、ちょっと行ってみてやろうか」 と思って、下見ですよね、してくれたわけです。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

仕事が終わった後ですから、もうそんなに早い時間じゃない。 だいぶ暗くなってきちゃった。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

車で走ってるうちに、これは待てよ-----と思った。というのは----。 回りにあまり家がない---。 で、県道の一方は海が続いてる。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

このまま行ったりすると、これ、飯屋がないかもしれない。 下手すりゃ晩飯食えないなあ」 と、思った。