聾父、鉄門で左手人差し指が挟まり第一関節上の部分を骨折→激痛のため今朝1人で病院へ→レントゲン撮り医師から筆談で「このままでも良いが痛みは続く。手術しワイヤー入れると良い。ここより某病院の方が骨の専門医師がいる、紹介するからそこで手術を」→LINE「小指骨折、病院で手術します。
2015-08-24 21:10:29指の専門の医者か、誰か二人で必要です。いわれた。いまからチケット下さい。」えっどうしたん!?と思いライブチャット。「指骨折した。手術、私のほかに1人必要。来て欲しい」的な。ああ、手術の同意書のことね(保証人) とりあえず急いで行く、的に手話で慌ただしく。念のため印鑑持参。
2015-08-24 21:12:41私「手話通訳は?」聾父「私の市はメールで依頼不可。FAX必要、依頼はもう間に合わない」「医療の手話通訳は信用できない。『私、下手です、すみません』などと最初からいう通訳は信用出来ない。娘が良い。来て欲しい!」的に強調され。こっちも心配やので、とりあえず片道二時間かけて某病院へ。
2015-08-24 21:15:31駅で聾父「よお!」と。元気そうやないの(笑)でも指痛むらしい。「骨折したの、人差し指やん!小指とちゃうやん」的に伝えると「えっ?これ人差し指?初めて知った!指は全部まとめて『小指』と思った」的な。手話やったら、人差し指を摘んで表現するもんなあ。私「名前/(指文字)人差し/言う」
2015-08-24 21:18:43受付さん、会話方法を細かく尋ね。「お父様は筆談で?」私「父は日本語不得意なので筆談だと意味掴めないと思います」受付「うーん」私「父が手話で話しますので、私が読取通訳をします。医師にはご面倒ですが、筆談でお願いしたいとお伝えくださいますか?」受付「OKですよ、筆談してくれます」
2015-08-24 21:23:16こうやって細かく聞いてくださるのは嬉しいですね。カルテにもきちんとメモ書き挟んでくれたので、医師、看護師、検査士、などスムーズに受けることができました。何度も同じこと説明するの、聾病人は疲れるんですよね、こういうのはありがたいです。
2015-08-24 21:25:29渋いおじさま医師、残念ながら話す口がちっちゃく読話できそうにもなかったので筆談でお願いしました。パソコンに取り込まれたレントゲンの画像を見せて説明しながら、手術どうされます?と確認されました。それを全て聾父へ手話通訳しました。父「どうすれば良い?」的に。私が医師にその旨伝えると
2015-08-24 21:29:00「うーん、そのままやと痛みが続くので手術した方が良いと思います」とのこと。父「痛みが続くのは我慢ならない。手術します」的に。手話するから人差し指の痛みがずっと続くと気になるんやろうね。人差し指使う手話、多いからなあ。来る、行く、言う、など多いし。
2015-08-24 21:31:12手術には人差し指だけの麻酔と、腕からの麻酔(伝達麻酔)ありますが、どうしますか?人差し指だけやと日帰り可能、腕からだと一泊になります。えっどっちがいいの?的に聾父パニックに。私「父は割と神経質で怖がりやねん」と言うと「ああ、それなら腕からの麻酔にしましょう」と医師。
2015-08-24 21:35:25「伝達麻酔」とか医療用語むずっ。聾父もわからんし、意味わからん私が勝手に想像で手話解説してもうたらあかんから「伝達麻酔って何ですか?」と医師に確認→筆談→手話通訳、という形で。
2015-08-24 21:38:03とりあえず先に採血など検査をします、それから手術の説明をじす、とのこと。身長体重、採血、胸レントゲン、心電図。カルテのメモ書きのおかげでみんな身振り対応GJ♡採血の後、聾父が「あなた/注射/上手/痛い/ない」→「父があなたの注射めっさうまい!痛くないでって嬉しそうにゆうてますわ」
2015-08-24 21:40:47看護師さんンフフっ、とニコニコ。次はレントゲン。聾父が「何故わざわざ胸撮るのか?」的な質問→「父が指だけかと思ったら、胸も撮んねんな、なんでやろうってゆうてまして」→医師「ああ、麻酔かけますから骨を見る必要あるんです」→父へ手話通訳、「へえ!」と。私の読取通訳がモロ関西弁w
2015-08-24 21:42:48心電図の検査師「ああ、娘さんも一緒に入って」と言われたので一緒に入り「上/まくしあげる/心臓/波/調べる」「早い/終わる」聾父の足元にいる私は、仰向けの父の顔へ見えるように背伸びして大きく手話通訳をしました。
2015-08-24 21:45:00しばらく待った後診察室へ。医師が手術の説明の内容をA4用紙3枚用意して、ペンで示しながらそのまま読み上げるのを手話通訳…内心ウゲッとなりましてん(ヤケクソ pic.twitter.com/KtyLZfXGGF
2015-08-24 21:48:08こーゆーのとか。幸い私が乳癌手術経験済みだし、ある程度調べてあったのが大いに役立ちましたよ…フウ 静脈血栓とか!ほぼCLでww pic.twitter.com/gfSI9uejX0
2015-08-24 21:51:29わからんとこは医師に確認しながらの手話通訳でしたが、医師待ってくれました。ありがとうです♡ pic.twitter.com/uAZ3fos6TN
2015-08-24 21:53:44聾父「あんたの手話は上手くないしまあまあやけど、日本語から手話はピカイチ!」的に言われ凹み中です。おう…まだまだ己の手話下手なんわかってるけど、改めて言われると凹むわ。さっチャリチャリ
2015-08-24 22:02:13経皮的ピンニング手術をします、皮膚を切り開きません。先っちょから二本ワイヤーを通すだけの手術です。骨と骨が固まるまでワイヤーはそのままにします。第一関節まで通しますので自由に動けますよ。手術後ギプスを当てます。感染が怖いので自分で消毒しないように。 ↑手話通訳レッツゴーw
2015-08-25 00:42:18入院手続きの時に看護師さんが「大丈夫/明日/入院」「私/一緒」と簡単な手話をしてくれたのですが、それを見た聾父がパッと顔をくしゃくしゃにして大喜び「手話/OK?/良い」と。簡単な手話でもいいです。病院で不安げな聾者がこんなにも大喜びさせる効果があるんですよ。
2015-08-25 08:47:24ほんの少しでもいい、手話を知っているということはこんなにも聾者の心を明るくさせる効果がありるのですよ。簡単な手話でいいです。「大丈夫」「一緒」「痛い?」などでもいい。聾者は大変安堵するものです。どうかお願いします。
2015-08-25 08:49:34聾旦那に2日連続出かけるし外食ばかりですまんなあ的に言うと、「ええよ!聾者が病院手術めっさ不安なんわかる。あんたが行って手話通訳なりすれば安心するやろう、行っといて」的に。ありがとー\(^o^)/
2015-08-25 10:24:26手術前の心得ファイルを渡されて「お読みください」と。聾父、私に来たら即「これ説明よろしく」的に丸投げだよ(笑)ええ!全部手話通訳しましたともっ!6Pもあるファイルをなっ!
2015-08-25 11:33:01手術までラクテック注の点滴を。聾父が不安になってたので「これは水分補給みたいなやつ。今は飲めないやろ?」的に。看護師さんノリのええ方で「はーい大丈夫ですよ♡」「ンフフっ」「少し太い針さしますねん…痛むかも…ごめんね」とか大変ノリがよろしい。そんな楽しいノリも伝わるように手話通訳。
2015-08-25 11:49:23