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2015.8.26報道【北茨城市、甲状腺がん3人 昨年度18歳以下検査】関連ツイートまとめ - Togetterまとめ togetter.com/li/865794 @togetter_jpさんから
2015-08-26 21:48:38『北茨城市甲状腺超音波検査事業の実施結果について』(27.8.25北茨城市発表資料) city.kitaibaraki.lg.jp/docs/201508250…
2015-08-27 01:51:03(27.8.25北茨城市発表資料)より 26年度実施分、受診者数:3,593(男:1,811、女1,782)、A1(異常なし):1,746、A2(経過観察):1,773、B(要精密検査):72、C(至急要精密検査):2、甲状腺ガン:3名
2015-08-27 01:51:49甲状腺がん「被曝の影響、否定出来ず」〜疫学専門家インタビュー ourplanetTV(03/06/2013) ourplanet-tv.org/?q=node/1549
2015-08-27 01:52:08引用:津田教授によると、比較的稀な病気が、ある一定のエリアや時間に3例集積すると、「多発」とするのが、疫学の世界では常識だという。今回のケースは、わずか38,000人の調査で、1年の間に3例もの甲状腺がんが発生しており、「多発」と言わざるを得ないと断言する。
2015-08-27 01:53:03今回の北茨城市の検査結果は、①3例発見されていること、②3/3,593という高い割合(初期の福島検査の約10倍)になったこと、がポイントと考える。
2015-08-27 01:55:05「東京GIGOさん 『小児甲状腺ガン~もともと100万人に何人か?~』を資料から計算してみる。」(uchida_kawasaki様まとめ)togetter.com/li/642885 より、0-19才、男女計で、通常の罹患率は、0.217/10万人。
2015-08-27 01:55:40この数字を用いて、ポアソン分布を用いたクイックの計算だが、スクリーニング効果による倍率を振ってみて、3,593人のうち3人以上から甲状腺ガンが発見される確率を求めてみた。
2015-08-27 01:56:03スクリーニング倍率:100倍、有病率:21.7/10万人、3,593人のうち3人以上から甲状腺ガンが発見される確率:4.45%
2015-08-27 01:58:35①福島検査で刈り取り効果(一生ほっておいても無害なガンを前もって掘り起こした)が見られないこと、②C判定(至急要精密検査)が2人であること、③年齢が0-18才、を踏まえれば、今回の検査で(一生ほっておいても無害なガンを無理に掘り起こした)とは考えにくい。
2015-08-27 01:59:27したがって、保守的な仮定として、(0才で全員一斉にガンが出来ました)(18才まではずっと未発見です)(19才で一斉に発症しますが、それ以前にスクリーニングで掘り起こしました)のケースを考えて、スクリーニング倍率としては多くとも20倍までを考えておけばよいだろう。
2015-08-27 02:01:40また(福島以外の周辺自治体で、いろいろな市町村が独自に甲状腺ガンの検査をやっているから、たまたまそのうちのどこかの自治体が、こういう結果になっても不思議でない)という考え方もあるだろう。
2015-08-27 02:02:11そこで、仮にそういう自治体が50個あるとして、Bonferroni法の考え方を踏襲して保守的に×50してみても、スクリーニング倍率が20倍のケースでは、確率0.06%×50=3.0%となる。
2015-08-27 02:02:52今回の結果を踏まえて、一日も早く、政府と各自治体が協力し、福島県や北茨城市以外の周辺自治体に対しても、検査の網を包括的に広げるべきではないか。
2015-08-27 02:04:06