『妖精女王』と『アーケイディア』を借りてきててどっちも間違いなく興味深い作品であるはずなんだけど、いかんせんものすごく長くてハードだしなぁ…
2010-12-27 08:33:47"by her hellish science raisd streightway/A foggy mist, that ouercast the day"『妖精女王』1.2 "hellish science"っていいねぇ。「地獄のサイエンス」。
2010-12-29 01:41:39"Duessa I, the daughter of Deceipt and Shame"(『妖精女王』1.5)「わたしはデュエッサ、欺きと恥の娘」
2010-12-29 02:21:07『妖精女王』1.5で、八つ裂きにされて死んだヒッポリュトスをscienceで生き返らせたせいでアスクレピウスがジュピターに地獄に送られてる!
2010-12-29 02:26:29"he gan reuiue the memory / Of his lewd lusts, and late attempted sin"(妖精女王1.6) lの音の使い方がうまいなぁ。
2010-12-29 06:39:18『妖精女王』の赤十字の騎士は最後にドラゴンと戦うんだけど、二回死んで生命の泉と生命の木を使って復活して三回目に勝利するんだよ。すぐ生き返るゲームとかばっかりやってるせいで子供が命の重みについて理解できないとか言ったヤツは誰だよ…これは16世紀の詩だけど既に同じコンセプトだよ。
2010-12-29 09:41:54ただしもちろん『妖精女王』はいろいろな神話や伝説をソースにしてるはずだし、生命の泉と生命の木はキリスト教的寓意であるはず。
2010-12-29 09:42:44今OED見たらbabes in Christで「新しくキリスト教に改宗した者」という意味になり、16世紀から使われているらしい。なお、今よく使われる「美人」という意味では1915年が初出らしい。
2010-12-30 01:26:01"These two gay knights, vowd to so diuerse loues"(『妖精女王』2.2)←現代の学部生に読ませるとまず誤読するな。
2010-12-30 01:42:36