1965年に起きたインドネシアでの軍事クーデターを取り扱った映画『アクトオブキリング』のやばさ

インドネシアのこの政変は謎が多いのですが、理由の一つが大規模な虐殺が起きながらも現在の政府の正当性は国際的に認められていて糾弾しにくい、といった複雑な事情があるようです。
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洲央 @laurassuoh

映画『アクト・オブ・キリング』予告編 youtu.be/Mu68nD5QqP0 @YouTubeさんから

2015-08-28 11:08:59
洲央 @laurassuoh

@muhedoruri 映画『アクトオブキリング』を見てて、むへさんの感想を聞きたいなって思いました

2015-08-28 11:11:17
洲央 @laurassuoh

1965年、インドネシアの9月30日事件で反スカルノ派、右翼、ギャングなどが左翼、共産主義者を100万人以上虐殺した民間人たち””ブレメン””は今、国の英雄となっている。彼らは現在、自分たちの行為を歴史に残すため映画を撮ろうとしているのだ。

2015-08-28 11:15:04
リンク Wikipedia 9月30日事件 9月30日事件(くがつさんじゅうにちじけん)、通称9・30事件とは、1965年9月30日にインドネシアで発生した軍事クーデターである。 クーデターを起こした国軍部隊は権力奪取に失敗しているので、正しくはクーデター未遂事件とするべきであるが、一般に未遂事件後のスハルト陸軍少将(当時)による首謀者・共産党勢力の掃討作戦に関連する一連の事象全体を指して「9月30日事件」と総称している。 事件の背景として、国軍と共産党の権力闘争、スカルノ大統領(当時)の経済政策の失敗にともなう国内混乱、マレーシアとの対立により国

9月30日事件(くがつさんじゅうにちじけん)、通称9・30事件とは、1965年9月30日にインドネシアで発生した軍事クーデターである。
(wikipediaより)

洲央 @laurassuoh

アメリカ人ドキュメンタリー監督ジョシュア・オッペンハイマーは最初、被害者を撮ろうとしていたが、いまだに虐殺側が政権を撮っているため被害者たちはカメラに映りたがらない。そこでジョシュアは加害者側を撮影しようと決め、1000人を殺した英雄的ブレメンにインタビューを敢行する。

2015-08-28 11:17:33
むへどるり @muhedoruri

これは撮影そのもののドキュメンタリーなのか、撮影された映画はまだ公開されていないのか

2015-08-28 11:19:12
洲央 @laurassuoh

@muhedoruri 実際にインタビューしてます。インドネシア副大統領や大物も登場します。デヴィ夫人もこの映画を視聴して賞賛しました。 aok-movie.com

2015-08-28 11:22:34
洲央 @laurassuoh

ジョシュアは虐殺を支持したアメリカの国民であり、自らの行為を批判されるはずはないと軽い気持ちで件のブレメン「アンワル」はインタビューを受ける。アンワルは現在300万人の青年が所属する右翼パンチャシラ(愛国青年団)からも英雄視されている大物だ。

2015-08-28 11:20:27
洲央 @laurassuoh

アンワルは嬉々として殺し方を再現して見せる。また彼は無類の映画好きで、際限映画の脚本、現場監督もやっている。しかし彼の心境にもやがて変化が訪れる。インドネシア副大統領まで登場するこの映画は明確なメッセージを持たない。その分真実のドキュメンタリーとして生々しく胸に突き刺さってくる。

2015-08-28 11:25:06
洲央 @laurassuoh

なお、スカルノの第三夫人であったデヴィ・スカルノ(デヴィ夫人)は本作を高く評価し、監督のジョシュア・オッペンハイマーに「9月30日事件の真実を明らかにし、夫の汚名をそそいでくれた」と感謝の意を表している。 本物の殺人者をただ映すだけの映画だがこれほどの映画は””作れない””だろう

2015-08-28 11:27:37
むへどるり @muhedoruri

@laurassuoh これもまた理想が破綻してしまった物語の一つ…カンボジアの件と思想は真逆であったけれど、これもやっぱり純粋なエネルギーが足りないだけだった

2015-08-28 11:28:59
洲央 @laurassuoh

@muhedoruri 彼らの理想は続いています。現在、この虐殺者たちが政権を取り続けている=勝利者側であり、勝者のドラマ(殺した事への罪悪感のなさ)という理想がアンワルさんの中で徐々に崩れていく様も凄まじいです。

2015-08-28 11:31:20
洲央 @laurassuoh

『アクトオブキリング』はグロシーンなどもない、ドキュメンタリーというより取材のためやらせや作りもない、という淡々とした映像なのに見終わった後に衝撃がでかすぎて確実に気分が悪くなるので、視聴する場合はくれぐれもお気をつけて……

2015-08-28 11:33:05
洲央 @laurassuoh

映画『ジョニー・マッド・ドッグ』予告編 youtu.be/QuMd2KWIdJg @YouTubeさんから

2015-08-28 11:33:27
洲央 @laurassuoh

リベリア内戦で実際に戦った少年兵を起用した、少年兵たちの生活を描く迫真作。ドキュメンタリーではないにしろ、シナリオ、演出、演技(元少年兵による少年兵の演技)など、かなりリアルに彼らの地獄を表現している。

2015-08-28 11:35:34
むへどるり @muhedoruri

@laurassuoh 「破綻した楽園の崩壊」って見方はほんの一側面でしかない。貧しい共産主義の完全排除に成功したという点で英雄であることに間違いはない…ないんだけど…うひょー

2015-08-28 11:35:19
洲央 @laurassuoh

@muhedoruri 途中で貧農故労働組合を作った一般農民を「共産主義者だろ? 頷かないと子供を殺すぞ」つって頷かせて子供も一緒に殺した、と言う場面があるのですが、うひょーって感じでした

2015-08-28 11:37:02
むへどるり @muhedoruri

@laurassuoh うひょーwwwwwwwwwwwもうダメだwwwww「権」そのものが暴走しただけだwwwwwww #まがお

2015-08-28 11:37:54
洲央 @laurassuoh

@muhedoruri もうホントそれですw実際に何も知らない子供は””再現シーン””の撮影だけで号泣してましたw 権力暴走、人間精神の崩壊、本当に闇なのですが、ぜひ見て欲しい映画です……

2015-08-28 11:40:30
洲央 @laurassuoh

ちなみに本作で衝撃的だったシーンをいくつか。 1:何も知らないインドネシア放送局の若いアナウンサーに「殺した非国民の子供に恨まれないのですか?」と言われて「大丈夫。子供もぜんぶ殺したから」と言うシーン 2:「最初は銃殺してたけど血が臭いから針金でこうやった」と笑顔で再現するシーン

2015-08-28 11:38:50
洲央 @laurassuoh

3:「華僑は金を出すから今も殺さないんだ。足りなかったら殺すけどね」と華僑から金をもらう現場を撮影させてくれる 4:ブレメンの大物に「国際法に反しているが?」と訊ねると「それは勝者の法だろう。この国の勝者は俺たちだ。ハーグに呼ばれたら? 行くよ。観光にね」と言うシーン

2015-08-28 11:43:15
洲央 @laurassuoh

5:300万人の若者が所属する暴力的右翼組織のボスがインドネシアの現副大統領であること 6:新聞社の社長がインタビューを受けて「国民を扇動するのが新聞の目的です」と笑顔で話すシーン 7:村を丸々一つ使って虐殺の再現をするシーン 8:虐殺者たちが見れば見る程普通の人間であること

2015-08-28 11:46:39
洲央 @laurassuoh

9:「とりあえず男は殺して女は犯したよな。女が14才だったら最高だぜ」と撮影の休憩中に煙草吸いながら話しているシーン 10:首を鉈で自然に切った一連の話 11:見終わった後に思い出す、この映画すべてのシーン

2015-08-28 11:49:46
洲央 @laurassuoh

この映画、筋書きも恐らく実際に少年兵たちが自分たちの体験を脚本家に放して再現させていると思うのだが、人の死に方/殺し方が生々しく、少年たちの動きも本物なだけあり迫真で、悲しくなってくる。

2015-08-28 11:52:42
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