- uchida_kawasaki
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pref.fukushima.lg.jp/sec/21045b/ken… 第20回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成27年8月31日)の資料について
2015-09-01 00:28:45pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attac… 資料2-2 県民健康調査「甲状腺検査(本格検査)」実施状況
2015-09-01 00:28:47@jun_makino リンクまちがってた。 pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attac… が正しい
2015-09-04 08:59:58検査対象者は 216,779人、 そのうち1次検査受診者 149,065人、結果確定者 147,820人、 2次検査対象者 1,173人、受診数752人、 結果確定数 659人、悪性ないし悪性疑い25人
2015-09-01 00:28:53前回と比べると、男性の割合は 6:9 が 11:14 になり、平均年齢は 16.8 から 17.0 に。先行調査の平均年齢は17.3なので差は小さいが、調査対象の年 齢があがっているのに甲状腺がん悪性疑いとなった人の年齢はそれに応じてあ がってはいないように見える。
2015-09-01 00:28:59男女比は、先行検査では 38:75。11:14 は統計的に有意な差はない。も ちろん、先行検査との比較では、という話。通常の性比は 1:3 以上で女性が多いとされている。また、岡山大学の25年間の累計では女性は男性の7倍。
2015-09-01 00:29:00調査時点18歳未満の数字をだすと、結果確定者 137570人、 2次検査対象者(B判定) 836人、実施者510人、結果確定数 不明、悪性ないし悪性疑い14人。
2015-09-01 00:29:032次検査実施者と結果確定者の比率を全年齢の数字と同じとすれば、結果確定数は447、悪性率は 1/5254。これは、前回の数値よりだいぶ高く、「科学」2月号に書いた推測(18歳「以下」で1/10,000)から見ると2倍程度高い数字になっている。
2015-09-01 00:29:04なので、「本来の確率は1/10,000」を仮説とするとこれは5%レベルでは棄却される。もちろん、私の仮説が単に間違ってるのかも。
2015-09-01 00:29:08昨日の続き。問題は、「被曝の影響がなかったとしたら観察されるであろう悪性疑いの数ないし確率はどの程度か」というもの。
2015-09-01 15:59:38で、比較的コンプリートに近い、本格検査での調査時点17歳以下の数値 を先行検査から推定する、という方法をとることにする。本格調査では確定率 補正後の悪性率は 1/5254。
2015-09-01 15:59:41検査時点での17歳以下の先行調査一次検査受診人数は実はデータが存在 しないが、全年齢で 300,476, 事故当時15歳以下で 265,992 である。 なので、「事故当時15歳以下」で、10%よりかなり小さい誤差で 検査時点17歳を近似できるであろう。
2015-09-01 15:59:46そうすると、悪性率は 49*2294/2056/265992 = 1/4865となり、検査時17 歳以下に限定すると、先行検査と本格検査の悪性率はほぼ同じである。
2015-09-01 15:59:48さて、これまでの公式の主張は、先行検査では今後発生するはずの甲状 腺がんを小さいうちに見つけている、というものであった。つまり、種の段階 で刈りとっているというわけである。
2015-09-01 15:59:50この主張が正しいなら、検査時年齢分布が同じならば本格検査では先行 検査よりも悪性率が下がることが期待される。それにもかかわらずほぼ同じで あるというのは奇妙な結果といえる。
2015-09-01 15:59:51先行検査では、検査時点17歳以下の悪性率が1/4865 であった。もしも 先行検査がなかったとしたら、本格検査時点での17歳以下の悪性率は 同じ1/4865 が期待される。
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