Nii-ELSからJ-STAGEへの移行についての説明会(2015.07)

AKEMA, Tamio @involving_layer

J-STAGEはオープンアクセスが基本。「情報発信・流通基盤」。

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学会は記事データの作成・継続的な搭載の維持はもちろん、問題ある記事の修正についても責任を負う。J-STAGEは基本無料の「プラットフォーム」。

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DOI付与、引用・被引用リンク付与による外部サービスとの連携が重要な機能。 データに誤りがあるとうまく機能せず機会損失となり、修正に手間もかかるしそもそも公開した論文をいじるのはよくない。学会担当者責任重大。

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引用文献への自動リンク付与、DOI設定で利便性向上。そのためには適切な入力が必要。 学会によっては投稿規約の改正がいるかもしれないな。

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公開対象資料の拡大：ジャーナル以外の新規追加コンテンツも 技術報告、研究報告 会議論文集、要旨集、予稿集など、シンポ要旨集も 解説誌・一般向け啓蒙誌 その他学術誌

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企業・営利団体の技術報告も対象(OA前提) 査読の有無にかかわらず対象 投稿者限定(学内のみ等)でも対象

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J-STAGEの新サービスでは、これまでのXML搭載サービスに加え、Web搭載サービスも実装

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Web搭載サービスではメタデータをぽちぽち入れてPDFをアップロードすればよい。透明テキストつき推奨。１記事ずつ。

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XML搭載サービスに比べてWeb搭載サービスは機能が限定される。早期公開はできない。ソートはページ順。

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公開後の修正は大変。軽微なものでも訂正履歴がつく。重大なものはエラッタ発行が必要。 所属と氏名を間違えて入力した例とか、英語書誌データ漏れとか。英語データがないと海外データベースと連携できない。

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DOI。URL(本当はURIというべきだろうが)よりクール。リンク切れが起きない。これが自動的に登録してもらえるんだからありがたい。

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NII-ELSからの移行にはJSTとNIIの両方に申請が必要。J-STAGE利用の申し込みはH27.9.1から。申込書は8月末に公開。 来年の3月まではNII-ELSで最新記事を公開、新年度からJ-STAGE。

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要件審査は、すでにNII-ELSに搭載されているならあんまり問題なさそう。ISSNもあるし。

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まず最新号の公開先がJ-STAGEに切り替わって、その後に既存データを移行していく。

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要件審査→採択通知→ヒアリングシート提出→サイト構築(JST) ヒアリングシートはサイト構築に必要な各種基本情報。 DOIもここで申請。

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ヒアリングシート準備と平行して利用説明会参加は必須。 機能説明、オプション説明(たくさんある)など。搭載のノウハウやスキルをつけるため。 XML, Webを選んだあとアカウント発行。排他ではなく両用。どちらを主に使うか。

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サイト構築のあと、検証作業。学会で搭載予定記事をアップしてみてJSTに検証してもらう。１記事のみ。

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9月に新規で申し込んで最速で動いて、2月頭から。あまり余裕はない。移行はまた少し違う。 優先されるのは英文誌、査読付き論文誌、NII-ELS搭載誌でH28.4刊行予定のもの。

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規約改正いろいろ。外部リンクサービスの適用を拒むことはできなくなる。そりゃそうだ、いやなら独自サイトでrobots.txtでも置いて公開すればよい。

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J-STAGE利用規約第17条、反社会的勢力の参入防止と排除を目的とした条文を追加。ニセ科学をうまく排除できるかな？

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Q: J-STAGE搭載でDOIが付与されるなら、搭載前にDOIを印刷できるか？ A: 文献のIDが一意に定まればDOIも確定できるだろう。ただし正規に付与されるまではリンクが機能しない。

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これまで「J-STAGEライト」と仮称されていたものは、別プラットフォームではない。「ライト」に相当するのがWeb搭載機能、J-STAGEの間口が広がって「ライト」で想定されていたコンテンツも受け入れる。

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DOIはJapan Link Center発行のもの。CrossRef DOIは個別相談。有料でできるかも？はっきりしたことはまだ不明。

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エンバーゴ期間。データを搭載するだけしておいて、１年程度認証アクセスにすることもできる。

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（文献リンクのため、搭載時は引用文献を１個ずつ入力することになるんだ。うわぁ。）