秘封妄想「科学世紀において幻想が保護されている所以」

思い立ったらすぐまとめ。保存用です。語呂貧なので分かりにくいところもあるけどちょっと良さげな妄想ができましたグヘヘ。
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空集合 @EmptYHFmtK

行き過ぎた科学は幻想を過去のものとし人類は虚構の現実を謳歌する。だかこれは人類科学世界の崩壊を招くのであった。これを防ぐために各国政府は幻想の保護に着手。

2015-09-06 00:44:47
空集合 @EmptYHFmtK

@mtking511 その過程において日本政府は幻想郷の存在を知ることとなる。幻想郷の保護が人類科学世界の崩壊を防ぐものとして日本政府内に結界省が設けられるのであった。

2015-09-06 00:44:58
空集合 @EmptYHFmtK

秘封妄想が加速する。

2015-09-06 00:45:41
空集合 @EmptYHFmtK

産業革命以前の世界。不可思議な事象に対して人は、それを人ならざるもの、或いは現世のものではない。幻想と揶揄した。その事象が現世のものとして映し出されたとしてもそれはたかが氷山の一角。世界は不思議に。幻想に溢れていた。人は幻想に畏怖の念を抱き、日々を過ごした。現実と幻想は調和した。

2015-09-07 00:14:18
空集合 @EmptYHFmtK

だが産業革命が盛り上がり、今まで不可思議な事象が次々と現世に写し出されてゆく中、人は不可思議についてそれを幻想とみなさなくなった。ある人は現象と。ある人は反応と。幻想は幻ではなくなったのだ。そう、科学が世界を席巻したのだ。次第に人々の中で幻想は薄れてゆき、遂には放逐されてしまう。

2015-09-07 00:20:23
空集合 @EmptYHFmtK

幻想と現実。この調和が崩れ、人は現実を生きてゆくこととなる。幻想が放逐され、リアルが世界を取り巻く。科学世紀の到来である。だがしかし、現実が世界を取り巻いた世界において人の活動は次第に形を潜めていくこととなる。沸騰したお湯が次第に冷めてゆくかのように。

2015-09-07 00:24:05
空集合 @EmptYHFmtK

現実に傾倒するがゆえ、現実を見た人々の心に暗い、そしてどこまでも深い闇が形成されたのである。逃げ場のない、どこまでも続くかのごとく流れる現実が。人を弱らせたのである。この熱が冷めるかのごとく人々の心が冷えきった世界がその後どのように流れていくか。想像に難くない。

2015-09-07 00:27:07
空集合 @EmptYHFmtK

そしてそれは現実世界にも徐々に現れていくのである。出生率の低下。それに伴う人類の高齢化、高寿命化。それをあざ笑うかのごとく急上昇する自殺率。人は、逃げ場のない世界に、死という逃げ場を作ったのだ。世界経済は低迷し、夢も希望もない人々の心は次第にすさんでゆく。

2015-09-07 00:30:06
空集合 @EmptYHFmtK

世界の首脳達は考えた。なぜ人々は冷えきってしまったのか。どうして人は死を選んでゆくのか。しかし、それを考える首脳達の心も冷えきっている。どうすれば、どうすれば。

2015-09-07 00:32:55
空集合 @EmptYHFmtK

「幻想だ」日本首脳は呟く。全ては人々の心に幻想が消えてしまったからである。今こそ、現実とともに幻想復古を。各国首脳陣はすぐさま行動を開始。あらゆる方面から幻想へのアプローチを開始する。そして日本政府はついに幻想の原点とも言える、幻想郷の発見に至るのである。これが神亀の遷都20年前

2015-09-07 00:37:27
空集合 @EmptYHFmtK

前書いた秘封妄想を改めてみてみると最後の方を神亀の遷都に絡めるのはいいけどもそのまとめ方が日本びいきになってるのがいかんともしがたいな。

2015-09-09 23:37:17
空集合 @EmptYHFmtK

どうして日本政府が幻想郷に関わりを持つことができたのか。ここは菫子さん持ってくることによって多少は補完できるけど。うーむ。やはり幻想郷からのアプローチがあったとするべきか。

2015-09-09 23:38:56