2015.9.9作成【NRC 米科学アカデミーに委託していた、原子力施設周辺住民におけるがんリスク調査の中止を決定】Yurihiranumaさんのツイートまとめ(2017.2.8更新)

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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

NRC Ends Work on National Academy of Sciences Cancer Risk Pilot Study nrc.gov/reading-rm/doc… Details: pbadupws.nrc.gov/docs/ml1514/ML…

2015-09-09 06:55:25
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

NCRが、米科学アカデミーに委託していた、原子力施設周辺住民におけるがんリスク調査の中止を決定した。 nrc.gov/reading-rm/doc… 詳細 pbadupws.nrc.gov/docs/ml1514/ML… 要するに、お金と時間がかかりすぎる、ということらしい。

2015-09-09 07:55:29
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

元々は、NCIの1990年調査(がん死に焦点をあてた、郡レベルの集団研究) dceg.cancer.gov/about/organiza… のアップデートが目的だったけど、NCIがもう同様の研究はやっていないというので、NRCが米科学アカデミーに委託。

2015-09-09 08:10:22
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)Phase 1(既に終了)では、より現代的な分析手法を用いてアップデート調査をすることの妥当性を調べ、Phase 2では、その手法を全米7カ所で実際に適用することが可能かを決めるためのパイロット調査を行うとされていた。

2015-09-09 08:10:55
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)このパイロット調査は、準備プロジェクトと実行プロジェクトに分けられて実施され、報告書が提出された。 nap.edu/catalog/18968/…

2015-09-09 08:17:56
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)NASはこの報告書で、パイロット調査は、Phase 1で推奨された調査方法と研究デザインを用いることの実用性を決めるためのものであり、収集データは、7施設それぞれの周辺住民でも、7施設周辺住民を合計してもサンプルサイズが小さいので、がんリスク推定には不適切である、と強調。

2015-09-09 08:19:19
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続) NASはさらに、パイロット調査の後に全米調査を行うか(これが最終的な目的とされていた)というのは、パイロット調査から得られるであろう推定リスクに基づいてではなく、Phase 1推奨の実用性に関連した結論に基づくべきである、と注意を促した。

2015-09-09 08:22:16
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)NASは、パイロット調査の実行プロジェクトには、39ヶ月と800万ドルがかかるだろうと予測。NRCスタッフは、その後に全米調査を行い、ステークホルダーに最終的ながんリスクを伝えるには8〜10年かかるだろうと予測。

2015-09-09 08:24:45
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)NRCはNASに、もっと時間と費用を抑えるため、Phase 1で推奨された中でもケースコントロール研究に焦点をあてるように要求。NASは、再考のために委員会を再度実施するには9ヶ月と20万ドルが必要で、その後実行プロジェクトには50ヶ月と未定の費用が必要と回答。

2015-09-09 08:33:17
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)NRCがNASからの回答を考慮している間に、NCRP会長(ボイス氏)がNRCに、NCIの1990年調査のアップデートを、2〜3年+250万ドルでやると申し出てきた。NCRPのアップデートは、NCI調査の集団研究デザイン、線量考慮なし、がん発症率情報は限定、を引き継ぐ形。

2015-09-09 08:38:00
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)NCRPのジョン・ボイス(John Boice)会長は、NCI1990年報告書の著者の1人であり、NASの動向にチェックを入れていた、とのこと。

2015-09-09 08:39:45
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)最終的にNRCは、NASの提案は時間とお金がかかりすぎ、NCRPの提案はNASのよりも時間もお金もかからないが、1990年調査から改善されない(郡レベルの、主にがん死亡率データ)ために、がんリスク調査そのものをやめることにした。

2015-09-09 08:43:11

2017.2.8追加(続報)


Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

Nuclear officials killed study on whether reactors posed cancer risk to nearby residents ocregister.com/articles/study… via @sbsun

2017-02-08 04:13:40
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

この記事は、引用TWで2015年9月にツイートした件だけど、今回、南カリフォルニアのメディア会社がFOIAで関連文書を入手し、関係者同士の電子メールの内容にまで言及している。 twitter.com/YuriHiranuma/s… twitter.com/YuriHiranuma/s…

2017-02-08 04:20:55
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ちなみに、Phase 2完了後に中止された「原子力施設周辺住民におけるがんリスク調査」のPhase 1と2の報告書は、下記からアクセスできます。 Phase 1: nap.edu/catalog/13388/… Phase 2: nap.edu/catalog/18968/…

2017-02-08 04:24:14
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

Phase 1には、ムソー氏も参加されてました。

2017-02-08 04:24:24
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

もう少し簡潔に説明してあるのはこのサイト。 dels.nas.edu/global/nrsb/Ca…

2017-02-08 04:26:25