浅井久仁臣氏による、鬼怒川決壊現場における自衛隊・消防についてのツイートまとめ

いま話題のアサイー氏のツイートのみまとめました。 09/13 14:30 更新
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浅井久仁臣 @asaikuniomi

災害救援活動に大活躍の自衛隊だが、東日本大震災のような大規模災害なら分かるが、本来であれば専門性から言っても消防にその場は譲るべきだ。 最近は、消防を差し置いて、自衛隊が話題になる救援現場で“活躍”することが多い。

2015-09-10 23:52:19
浅井久仁臣 @asaikuniomi

【 #災害救援】連ツイ① 「御岳に続いて思う存分力が発揮できませんでしたね」 消防救助関係者と話した。 「分かっていただけましたか。まあ、でも現場指定は災対(茨城県災害対策本部)がしますから仕方ないですよ」 今回の鬼怒川の堤防決壊現場に多くの政令市の消防救助隊が入域している。

2015-09-12 17:52:50
浅井久仁臣 @asaikuniomi

【 #災害救援】連ツイ② 総務省消防庁の統合機動部隊の下で活動をした(今もしている)が、災対から出てくる要請に緊迫した現場は少なく、“目立つ”処は自衛隊に回された可能性が高い。当然メディアは「絵柄(映像)のいい現場」を好むからそこに群がり、自衛隊の存在ばかりが目立った。

2015-09-13 01:46:12
浅井久仁臣 @asaikuniomi

【 #災害救援】連ツイ③ 我が国は災害大国なのに、救援活動に関する合理的な役割分担を行ってこなかった。 関わる公的機関は、消防、自衛隊、警察、海保だが、迅速な人命救助では消防が一番だ。消防救助隊は日常的に、また過去の数多起きた災害時においても人命救助を行ってきただけに

2015-09-13 01:50:05
浅井久仁臣 @asaikuniomi

【 #災害救援】連ツイ④ その蓄積は世界でも群を抜いている。実力も装備も最上級だ。 ところが、国(霞が関含む)の消防に対する扱いは軽い。それは立川広域防災基地の位置取りに如実に現れていると消防関係者は言う。確かに「自衛隊・警察・海保・消防」と消防は立川駅から一番端だ。

2015-09-13 01:51:50
浅井久仁臣 @asaikuniomi

【 #災害救援】連ツイ⑤ 「国際緊急援助隊」の扱いにしてもお粗末のひと言。外務省が管轄しているが、災害のイロハも分からない職員が担当しているだけに「宝の持ち腐れ」状態が続いている。4月に起きたネパール地震の際も、ロジ担の不手際で隊員たちはまともな救援活動を行えなかった。

2015-09-13 01:52:56
浅井久仁臣 @asaikuniomi

【 #災害救援】連ツイ⑥ 国連人道問題調整事務所が主催する国際都市型捜索救助隊の能力評価においても、外務省の不手際で申請が遅れ、「ヘビー(最高)級」に認定されたのは世界で13番目。中国の後塵を拝する屈辱を味わされた。あまり知られていないが、中国の救助隊を教えたのは日本だ。

2015-09-13 01:54:22
浅井久仁臣 @asaikuniomi

【 #災害救援】連ツイ⑦ 様々な形態の不幸に襲われる災害大国であるだけに、消防が全ての災害に対応できるわけではない。特に、東日本大震災のような史上稀に見る大規模災害には人海戦術が必要で、自衛隊の存在が重さを増す。海難救助なら海保が得意の分野だ。だから、今回の水害で言えば、

2015-09-13 01:56:24
浅井久仁臣 @asaikuniomi

【 #災害救援】連ツイ⑧ 消防救助隊を中心に人命救助を行い、それを他の機関がサポートする形が妥当だったと私は考える。 確かに、自衛隊の巨大ヘリによる人命救助は「絵になる」し、救助に当たった隊員の技量は高かったが、風圧を考えれば小回りのきく小型消防ヘリが良かったのではないか。

2015-09-13 01:57:56
浅井久仁臣 @asaikuniomi

【 #災害救援】連ツイ⑨ 何れにしても、自衛隊が阪神大震災で災害救助に本格的に当たり出してから20年経過した。 「天災は忘れた頃」ではなく「忘れぬ頃」にやってくるのが現状だ。この辺で一度、国の救助活動を理念からじっくりと考察を加え、体制を整えることが必要だ。

2015-09-13 02:01:10
浅井久仁臣 @asaikuniomi

①色々な書き込みがされている。多忙なので全ての書き込みに目を通してたわけではないが、目立つのは自衛隊を愛するがための“応援メッセージ”だ。 よく読まれよ。私は、自衛隊を愚弄したわけではない。高度な技術と積み重ねられた経験を必要とする現場では、その道のプロに任すべきとしただけだ。

2015-09-13 12:39:51
浅井久仁臣 @asaikuniomi

②4年半前を思い出されよ。次々と爆発した福島原発に自衛隊を先遣したが、“怒りの火”はおさめられず、最終的に消防救助隊が決死の作戦を敢行して日本を救ったのだ。 何度も書くが、日本の消防救助隊は、その技術もスピリットも超一流。世界に誇るべき存在だ。

2015-09-13 12:46:24