先行調査について(発見率、リンパ節転移、男女比、チェルノブイリとの比較…)

アウトブレイクだとかチェルノブイリの事故後生まれでは甲状腺癌がみつかっていない、悪性度が高い、男女比がおかしいとかいう人がいますが本当にそうでしょうか。
原発 震災
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shun @shun148
成人甲状腺癌は診察や検査による偶然発見が多く、福島での症例の特徴(腫瘍径1.4cm、リンパ節転移74%、遠隔転移2%)も成人のものに近い。予後にあまり影響しない軽度皮膜外浸潤(39%)が高いのは甲状腺が小さいことによるのではないか pic.twitter.com/k0EOetobmk
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shun @shun148
事故の影響が出ていないとしてこれまでの結果から『小児期に発生する』甲状腺癌の特徴を考えると、発生率(エコーで検出可能なものができる割合)は、1人/万人・年くらいで男女差は小さい。従来の男女差は、その後の成長の違いによる。
shun @shun148
(続き)発生から検出可能になるまでの期間は10年以下のものもありそうだが、その後成長が鈍化するものも多く、検診がなければ小児甲状腺癌として診断されることはほとんどない。診断まで10年以上かかるものや生涯悪さしないものも少なくないと思われる。
shun @shun148
(続き)早期からリンパ節転移しやすく、顕微鏡的リンパ節転移は超音波検診でも防ぐことはできない。が、予後にはそれほど影響しない。
shun @shun148
検診がなければ臨床的リンパ節などを伴って発症し全摘や放射性ヨードによる治療が必要になるような拡がりやすいガンを検診で早期発見し片葉切除ができたとしても、微小リンパ節転移は70%以上にあるので再発再手術になる可能性が高いのではないか
shun @shun148
福島でみつかった甲状腺癌の遺伝子解析で成人に多いBRAF変異が67%に認められたことは、本来なら成人発症のものが検診により前倒し発見されたことを示唆する結果。
発見率について

本格調査での発見率(1)の2,3(成人の超音波検診の結果から先行調査の発見数を計算してみる)参照

ツイートまとめ 本格調査での甲状腺癌の発見率(1) 本格での発見率は先行調査と比べて一部で言われているほど大幅に減るわけではなく特に低年齢ではほぼ同じと思われます。事故の影響が出ない場合の本格調査での発見率を、先行調査や成人超音波検診の結果から推計しました。 3901 pv 56 4 users 4

shun @shun148
.この成人の超音波検診から計算した年間有病化率12人/10万人を先行調査にあてはめてみる。 検査時年齢分布を仮に、中学生以下(10―15才)各年齢18000人、16-19才を15000人として計算すると、10-19才の診断数は89人になる。実際の先行調査では87人
チェルノブイリの事故後生まれでは甲状腺がんが見つかっていない?
shun @shun148
この表が被ばくのない集団では超音波検診でも癌がみつからない根拠とされているが、癌の増加が注目されてからの調査で初回検診と言えるのか。また、先行調査で年齢、人数を合わせると上から、1.7, 1.1, 3.7人程度でそんなにかわらない。 pic.twitter.com/2pPIiqrqst
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shun @shun148
.@shun148 補足すると、先行調査の受検者数を各年齢1万8千人としてチェルノブイリの3つの事故後生まれ調査と同じ年齢群での先行調査の検出率を計算すると、0.006%、0.01%、0.03%。各調査の受検者数での先行調査の検出数を計算すると、1.1-3.7人となった。
shun @shun148
つまり、チェルノブイリ事故後生まれの調査は、2、3人みつかれば先行調査を逆転してしまうような小規模なもの。超音波検査は初めてだとしても触診は既に受けているかも知れない、装置の検出力も違う。これで、チェルノブイリではみつかっていないので福島では増えているはずだというのは無理がある
超音波検診では男女差が小さくなる
shun @shun148
小児に対する超音波検診において、甲状腺癌の発見数に男女差がないことから言えるのは、小児期に発生する甲状腺癌は発生数については男女差があまりなくその後の成長速度や成長を止める頭打ちのタイミングの違いで従来のような発症数の差が生じているのではないかということ。
shun @shun148
さらに推測すると、小児期の男性に発生した甲状腺癌のうち、不利な状況を乗り越えて成長を続けて発症に至ったものだけをみると女性と比べて悪性度の高いものの割合が高くなるが、逆にエコーで見つかるような小さなものは女性より成長の遅いものの割合が多いのではないか。
shun @shun148
過去の人間ドックでの甲状腺超音波検診でも、男女比0.97と差が小さい。平均腫瘍径も14.7mmで福島の先行調査と近く、超音波検診を行うとこんな感じでみつかるということ。チェルノブイリと似ているから影響がでているというのは間違い。 japanthyroid.jp/commmon/201001…'
cyborg001 @cyborg0012
@shun148 その論文は何度も読んでますが、癌の平均腫瘍径は記載がないと思いますが。14.7㎜とはどこの箇所でしょうか?ちなみに、剖検等で発見されるマイクロ癌に男女比の差がないことは知っています。しかし、福島もチェルノブイリもマイクロ癌ではない。ミスリードは止めるべきでしょう
shun @shun148
.@cyborg0012 リンクが間違っていました。ご指摘ありがとうございます。 jstage.jst.go.jp/article/ningen…

平均腫瘍径がチェルノブイリの検診と同じだから事故の影響?(こんな話に騙される人はいないと思いながら念のため)

shun @shun148
.@cyborg0012 もし先行調査の腫瘍径が事故後の過剰発生を反映しているものなら、先行調査より観察期間が長くなる本格調査ではもっと大きく成長した腫瘍がみつかるはずですが、実際は9.6㎜と小さくなっています。
年齢分布-本格調査以降は年齢差が小さくなる
shun @shun148
本格調査での年齢別の診断率の勾配が先行調査より緩やかになることは当然のことなので、このことだけで発生が低年齢化しているというのは間違い
yoka72 @yoka72
.@cyborg0012 まず、twitter.com/cyborg0012/sta… がお話にならないように思うのですけど。それぞれの、10歳以下の合計と11歳以上の合計の比でも見てみたらいかがでしょうか?
shun @shun148
ウクライナの3~4年目にみつかった甲状腺癌と福島先行調査発見分の年齢分布が一致するというのは、事故の影響がでていないことを示唆する結果。チェルノブイリと似ている部分を何でもかんでも事故の影響という論法は間違い。どこかの初回超音波検診で福島と違う結果が出ていれば検討に値するけど。
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コメント

shun @shun148 2015年9月16日
リンクの訂正を追加しました
shun @shun148 2016年2月16日
発見率についてのツイートを一部差し替えました
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