氷の麗姫、榛の剣士

ほりしゅー @IKS_gc2

模擬戦までの導入RP 〜凸凹兄妹、グリューネワルト領へ行く〜 セイア（@e_pochiko）の君主修行という名目で、フォルモーレ兄妹はエルフリーデ殿（@Elfriede7777）のいるグリューネワルト領の視察を行っていた。 数日間に亘る領内の視察を終え、三人は再び対面する。➡️S

ままるだ(まちるだ) @e_pochiko

@IKS_gc2 @Elfriede7777 「いろいろとありがとう、エル。すっごぉーーーーーーく、勉強になった。これはうちの領も負けてられないや。文官さんをいっぱい留学させないと」 目を輝かせて語る姿は、留学が大いに実りある体験であったことを思わせた。⇒E

エルフリーデ @Elfriede7777

@e_pochiko @IKS_gc2 「…そうか」 ああああなんでそれしか言えないのおぉもっとなんかこう沢山言いたいのにあああ。と内心大騒ぎしながら、覇気を抑えつつセイアを見つめた。 友達が！来てくれた！だけでも嬉しいのに自領を視察して、しかも褒めてくれた事に感動していた

エルフリーデ @Elfriede7777

@e_pochiko @IKS_gc2 もうちょっと、もうちょっと頑張って私の口ー！ 「よかった」 心の中で泣き崩れる。睨んでないよ、睨んでないからねっ→I

ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 @e_pochiko 「この度は、視察の機会を下さいまして誠にありがとうございました。私どもフォルモーレにとりましても、学ぶべきものの多い、意義ある視察でした。何より……」 一瞬妹に目を向けて。

ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 @e_pochiko 「君主同士ということのみならず、斯様に、妹セイアと親しく交流して頂けて、兄としてありがたい限りです」 相手が誰であれ、元々率直に付き合う妹ではあるが、殊にエルフリーデ殿には、多くの信頼を寄せているように、イクスには窺えた。➡️S

ままるだ(まちるだ) @e_pochiko

@IKS_gc2 @Elfriede7777 「エルは友達だもん。ね」氷の麗姫に矮躯の少女はにっこり微笑む。「それでね……、実は、エルにひとつお願いがあって」そう言うと少女は兄に促すように目を向けた。⇒I

ほりしゅー @IKS_gc2

@e_pochiko @Elfriede7777 視線を受け、イクスは再び口を開く。 「セイアの見識を高めるため、既に様々な手配をして頂いた上で、さらに斯様なことを申し上げる無礼をお許し頂きたいのですが……」 真っ直ぐを見つめて。 「私に、稽古をつけて頂けませんでしょうか」➡️E

エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 @e_pochiko セイアの微笑みにああ友達って素晴らしいと天国の母上に今この瞬間の喜びを報告していたらイクスさんから吃驚な申し出が。顔は相変わらず無表情だけど。 「…稽古？我が？」 ほえ？私がつけてもらうんじゃなくて？ 「…イクス殿は剛の者と聞いたが」

エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 @e_pochiko 「…我で良いのか？」 私は別に剣豪で名を轟かしているわけでもないし。 「…稽古…を…つけてくれる、と申すか」 口の端が僅かに上がる。大抵嘲笑って取られるんだけど、あのその一応友好の気持ちです。 あ、ちょっと嬉しくて覇気もれてる。 →I

ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 @e_pochiko どことなく、目の前の君主の気配が変わったのを気配で感じつつ。 「あるいは、既にお聞き及びかもしれませんが……」 告げる。過日、同盟はセリザワ領の侵攻を受けたこと。そして、隣国の友人の粉骨砕身により、その軍は退いていったことを。

ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 @e_pochiko 「本来であれば、私が矢面に立たねばならない戦場でした」 内部の立て直しに腐心していたなどと、言い訳にもならない。 「私は強くならなければなりません。故に、この私に稽古を付けて頂きたいと、望む次第でございます」 頭を下げる。➡️E

エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 @e_pochiko 「…侵略…？」 あれなんか聞いた話と違うな。純粋に強兵と拳を交えたかったから遠征したと聞いたけれど。あーそうかあ、侵略…遠征…あーあーあー。 「それに関しては、多分…」 あー…きっと「強い奴に会いに行く」とわくわくだったんだろうなあ。

エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 @e_pochiko マサキらしいなあ。いいなあ、勝負見たかった。きっと後で皆に怒られたんだろうなあ、侵略と取られても仕方ないよって。心でくすくす笑って、真黒の君主を思う。 「…見解の相違がありそうだが」 うん、イクスさんが護りたいって思ったのはわかったよ。

エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 @e_pochiko 「…強くありたい、のは理解した」 セイアが言っていた、大切なお兄様。強いって伺っているから、うん、恥ずかしくないようにしないと。 「貴殿との勝負受けよう」 そっと、セイアの方を向く 「よいか？」→S

ままるだ(まちるだ) @e_pochiko

@Elfriede7777 @IKS_gc2 「正直、心配はするけど」 矮躯の少女は首を竦める。 「エルなら大丈夫って思えるから。 お兄ちゃんはダメって言っても行っちゃうし。 それに、エルの戦い方はちゃんと見てみたいと思ってたんだ」 だから大丈夫だよ、とにっこり笑う。⇒E

エルフリーデ @Elfriede7777

@e_pochiko @IKS_gc2 ひまわりみたいな笑顔が嬉しい。そして、えへへ。信頼が嬉しい。 「わかった。…見ろ」 うん、見ててねっ。って言いたかったんです…。あああ。 「イクス・フォルモーレ。行くぞ」 わあい、お兄様よろしくねっ。

エルフリーデ @Elfriede7777

@e_pochiko @IKS_gc2 「旦那様」と背後から護衛の玉兎が控えめに発声した。 「なんだ」「館の庭がよろしいかと。剣も今ご用意いたします」「ああ」 そうだね。庭なら樹はあるけどスペースもあるし、イスとテーブルあるからセイアが観戦できるもんねっ。行きましょうかっ→I

ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 〜模擬戦〜 預けていた剣を受け取り、案内された庭へ。ほどほどの距離を空けて、向かい合う。 「よろしくお願い致します、エルフリーデ殿」 一礼の後、構えた。 @diceda4 2d6（１ラウンド目先行判定）HP100

エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 「…ああ。こちらこそ。イクス・フォルモーレ。よろしく。」 大剣を玉兎から受け取る。 しゅん、と小気味いい音と共に鞘から抜き放ち、両手で握る。 @diceda4 2d6（１ラウンド目先行判定）HP100

ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 地を蹴る。邪紋を励起。跳ぶ。さらに励起。 呼応して、己の神経を研ぎ澄ませる。 ここは戦場。眼前に立つは覇気なる波動を帯びた強者。小手先の技など通じると思うな。大戦中に対峙してきた好敵手たちとの戦いを思い出せ！

ほりしゅー @IKS_gc2

@Elfriede7777 真っ直ぐに見据えたままで、間合いを詰める。 身体を捻り、円の軌道を描いて、袈裟切りに刀を打ち付けた。HP100 twitter.com/diceda4/status…

Diceだよ！ @diceda4

@IKS_gc2 18 [5D6] 6,4,3,4,1 (01:14:51)

2015-09-11 01:14:52

エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 ざざざざ ざ ざざ 木々が凪いだ。 イクスさんから、空気の流れが変わるのを感じ、それと同時に私へのその距離を一瞬にして詰められる。 私の動きと似ている。 静から動へのその一瞬。初速で最高速。 邪紋の力を使ってならば －－人成らざるその速度。

エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 もしかしたら、わたしは《こんな風に》いつも人を斬っていたのかな。 ああ、怖い。 怖い。 そして円の力を利用して振り下ろされるその剣戟は 早い、そして、重圧。これが謳われた剛の剣。 強いくて速くて。 ああ、なんてーー 「真直ぐ、だな」 大剣を盾に心臓を守る。

エルフリーデ @Elfriede7777

@IKS_gc2 とりあえず、即死しなければいい、後は捨てる。 大剣は盾となり、心臓は守りぬいた、が剣筋を逸らして受けた額と右胸に縦に剣戟が入り、身体を抉る。 服が裂け袖が取れ、一拍の後、どっと血が噴出した。 見た目は派手だが、傷は深くはない、と思いたい。 HP100→82