「デンデラ」映画化と佐藤友哉の青春状態（仮）

ayuruyu @ayuruyu

ユヤタン映画化？・・・私は敢えて拒否をする！　誰だよ映画化しようなんて言ったのは。もちろんＲ１８指定なんだろうな？

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

佐藤の青春状態が終わったので、映画化ができるわけです。ちょっとこの話をします。RT @ayuruyu: ユヤタン映画化？・・・私は敢えて拒否をする！　誰だよ映画化しようなんて言ったのは。もちろんＲ１８指定なんだろうな？

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

「映像化なんて絶対しねえw」という美しい発想。佐藤はこの心地を、20代の内は正しく所持していました。ネット配信に出演する。ツイッターを開始する。解説や推薦文を書く。このような「普通の作家」がやるようなことを、佐藤は病的なほど嫌っていました。

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

しかし同時に、20代の佐藤は、あとがきも推薦文も、さらには対談も行いました。なぜ可能だったのか。それは「青春」をフル活用していたからです。自己が「青春状態」にあればそれでいいと思っていたからです。あとはどうでも良かったからです。

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

自分自身が「青春」を維持していれば、恐れるものはありませんでした。他人に何を云われようと、自分の小説が成功しようと失敗しようとね。自分の小説すら、自分に影響を及ぼすことはない。「青春」というのは、そういうものですよ。勘違いされている方が多いのですが。

@kitada_haiiro

クリテロを読む限りそうは見えない。RT @yuyatan_sato 自分自身が「青春」を維持していれば、恐れるものはありませんでした。他人に何を云われようと、自分の小説が成功しようと失敗しようとね。自分の小説すら、自分に影響を及ぼすことはない。「青春」というのは、そういうもので

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

@kitada_haiiro 僕が「佐藤友哉」でなければ、同質の読後感を得ていた可能性があってうきうきしています。

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

「青春」を謳歌する「青春人間」は最強です。外部からの攻撃も内部からの葛藤もすべて無視できます。完璧とも云える、無敵。恍惚とも呼べる、無敵。佐藤はこのような現象を「青春状態」と呼んでいました。

おね @onecko

じゃあ私まだ青春状態だ RT @yuyatan_sato: 「青春」を謳歌する「青春人間」は最強です。外部からの攻撃も内部からの葛藤もすべて無視できます。完璧とも云える、無敵。恍惚とも呼べる、無敵。佐藤はこのような現象を「青春状態」と呼んでいました。

ろきたに @rokitani

佐藤友哉が「青春状態」なる用語（？）を使い出したのはいつごろなんだろうか。つい最近まで聞いたことがなかったのだけれど。

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

しかし、あらゆる無敵には制限時間があります。永遠に無敵状態であるためにはチートするしかなく、この現象世界ではチートに類するものは「自己完結」しかありません。佐藤の制限時間は、自分が三十歳になると同時に終わりました。割とベタで自分でも吃驚しているところです。

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

映像化。この魅惑的な言葉に、ある種の韜晦を使いつつGOを出す方法はいくらでもあります。例えば「餅は餅屋」とか、「自分は映像化の許可は出したが一切関与していない」とか、「映画と小説は別物と思うのがデフォ」とか。

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

だが、本当にそうでしょうか？　作者の権限があれば、NOを出せます。出そうと思えば正しく出せます。佐藤は自分を安全圏に置く気は毛頭ありません。『デンデラ』の映像化は、佐藤友哉が考えて佐藤友哉が決めました。

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

そして、「青春状態」を終え、三十代としての新たな青春（？）を進む佐藤は、前述したような手続きを踏まずとも、普通に映像化を認め、喜び、押し出すことができます。うーん。本当はもっと丁寧に説明すべきなのでしょうが、小説以外での発言を重用視できないので無理ですね。原理的に。

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

「佐藤友哉の『デンデラ』映像化マジあり得ない」という発言は、今までの佐藤友哉のスタンスを最大に理解し、且つ最大に誤解した者のみが使える特権的なものです。なので、そういうことを云って下さる方々に対しては（（（）））の花束を贈りますが、あなたの望む種類の花ではない可能性もあります。

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

こんなふうにしか書けないのが悲しいですが（嘘）、「青春状態」にある者と、実はその先に顔を覗かせていた「さらに異常な世界」を見てしまった者との悲劇的な誤解は絶対にあります。両者には共通言語はなく、共通郵便番号もなく、ただただすれ違うのみです。

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

以上は、去年の立命館大学での講演（佐藤がギリギリ29歳の時に行いました）と一部内容と被っています。そういう意味では、講演のつづきになるでしょう。

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

『デンデラ』映像化のニュースに関して、もにょもにょした気分を持たれた方は、確実に「佐藤友哉作品のいい読者」でしょうから、そのような方々への限定言語を用いてのツイートをさせていただきました。すべての皆さん、良き「青春」を。良き「青春の先」を。

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

とにもかくにも、佐藤友哉は佐藤友哉の名において『デンデラ』映像化を許可し、歓喜し、わくわくしているのです。授賞式のスピーチで「別にこんな賞は欲しくなかったけどw」なんて云わないのが大人だと教育を受けた作家の、矜持です。

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

明日は成人の日。「青春の終焉」を獲得する方もいることでしょう。その日、あなたのスタンスはどう変わりますか？　今まで好きだった曲はどのような音を奏でていますか？　今まで読んでいた本は何を伝えるようになっていますか？

ayuruyu @ayuruyu

ユヤタンが私のツイートに反応してしまった・・・。しかもすごいまじめな返しを・・・。そこまで言われるとちょっとどうなるのか気になるなぁ。

ayuruyu @ayuruyu

@yuyatan_sato 佐藤さんのメディアミックスを拒否してるわけではありませんよ。ただスプラッタ系が苦手なだけです（笑）

ろきたに @rokitani

正直、佐藤先生の最近の発言はよくわからない。

熊との共生を目指して佐藤友哉 @yuyatan_sato

正直、佐藤本人も良く解っていません。まだ30歳の自分をコントロールしきれていない証左ですね。『一九二四年ハプワス十六日』の時のシーモアのように。RT @rokitani: 正直、佐藤先生の最近の発言はよくわからない。

@ruyma_amyu

再婚旅行で自殺しないでくださいね RT @yuyatan_sato: 正直、佐藤本人も良く解っていません。まだ30歳の自分をコントロールしきれていない証左ですね。『一九二四年ハプワス十六日』の時のシーモアのように。RT @rokitani: 正直、佐藤先生の最近の発言はよくわから