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猫の泉 @nekonoizumi
これで思ったけど、「世界の議事妨害戦術」みたいな記事とか論文とかないのかな。 twitter.com/orpheonesque/s…
猫の泉 @nekonoizumi
『議会戦術史』『世界の議会戦術』『議会戦術の世界史』『日本の議会戦術』みたいな本、あったら読みたい。誰か書いてほしい。
猫の泉 @nekonoizumi
昭和4年の小選挙区制法案をめぐる議事妨害に関する論文があった。牛歩戦術の初出だという。フィリバスターも。PDFあり。 前田英昭「床次の小選挙区制法案と議事妨害」『政治学論集』36, 1993 ci.nii.ac.jp/naid/120005388…
猫の泉 @nekonoizumi
残念ながらネットにはなさそうだけど、これ読んでみたい。 ⇒肥後治樹「米英日における議事妨害戦術」 『調査月報』84(4), p58-74, 1995(大蔵省大臣官房) ci.nii.ac.jp/naid/400002875…

☆肥後治樹「米英日における議事妨害戦術」『調査月報』84(4), p58-74, 1995 等

岸本元 @bowwowolf
肥後治樹「米英日における議事妨害戦術」、本日国会図書館にちょっとだけ行ってきたのでついでにコピーしてきました。えー、アメリカの事例がクソワロです。上院では討論時間に制限がないために無関係な長時間演説で法案を葬り去ることが可能だという。《大抵は、演壇で聖書や百貨店のカタログ、
岸本元 @bowwowolf
関税率票などを読み上げたり、牡蠣の揚げ方、チーズ・サラダの作り方、眠りの美、フリードリヒ大王の歴史上の地位などについて薀蓄を傾けたりすることで時間稼ぎが行われる。》「眠りの美」原文ママ、恐らく眠れる森の美女のことだと思う。それはともかく、政治家は真面目に働けよ!
岸本元 @bowwowolf
なお演説の途中でトイレや食事はできないとの事で《事実、1957年に24時間18分という長時間演説によるフィリバスターの最長記録を樹立したサウス・カロライナ州選出のストロム・サーモンド上院議員は、市民権法案に反対して行ったその演説の直前の2日間、スチーム・バスに通って汗を流し、
岸本元 @bowwowolf
身体中の水分を絞り出して、演説中にトイレに立たずにすむようにした》そんな炎のチャレンジャーみたいなことまでしてまで法案阻止したかったのかよ(なお阻止は不成功)ちなみに食事はできないというのは中座できないということで、横に給仕を立たせて棒チョコを食わせてもらっていた人もいるようで。
岸本元 @bowwowolf
《1971年に国防総省機密文書を議事録に残すことにより公開するために、上院公共事業委員会同文書を読み上げたマイク・グラベル上院議員は、30時間読み続ける覚悟で「溲瓶」代わりの袋を足にに括り付けて登壇したという(読み上げ自体は、3時間余りで力尽きた)》汚すぎるだろ
岸本元 @bowwowolf
トイレに行けないとか泣き言を漏らしていた本邦の権力者達も溲瓶もしくはペットボトルくらい用意しろと思った。
岸本元 @bowwowolf
紳士の国イギリスではそういう汚い事例はないが、「委員長退席」と「経過報告」の両動議を連発するとか(1877年)154日間の会議に14人のアイルランド選出議員が3824回発言して妨害するとか(1881年)そういうこともあって19世紀末には終結手続きが整備されるに至る。
岸本元 @bowwowolf
それに対抗するために討論時間制限手続き「ギロチン」や無意味に多数提出される修正案の選択権を議長に与えられるようにした「カンガルー式終結手続」があるということである。ちなみに日本の牛歩戦術は世界に類を見ないものだとのこと。
岸本元 @bowwowolf
「議会政治研究」1992年9月号の「各国の議事妨害」によると、キプロス、ドイツ参議院、オランダ下院、ノルウェー国会、ポーランド議会、ルワンダ国家開発評議会、スウェーデン国会、英国貴族院、ウルグアイ上院ではいかなる形の議事妨害もないということである。
岸本元 @bowwowolf
同記事はドイツ議会のヨゼフ・ビュッカー事務総長の報告に基づいているが、ビュッカー氏はこう言う。《議事妨害に関して最も重要な抑制機関は、大衆である。とりわけ報道機関、放送及び出版によって産み出される大衆は、「手続的便法」を殆ど理解しておらず、それによい政治的評価を与える用意がで
岸本元 @bowwowolf
きていない。それゆえ、統治機関の中で議事の公開を特徴とする議会制度にとって、議事妨害は、問題となるべきものではない。そして、議事妨害が頻繁に試みられたにしても、このような議事妨害は、議会の少数派に対して慎重に規定された諸権利に対して払われる許容可能な対価である》
岸本元 @bowwowolf
まあそういうもんだと思いますよ。だからフィリバスターを卑怯とか卑劣とか言うのはお門違いもいいとこじゃないですか。
猫の泉 @nekonoizumi
「米英日における議事妨害戦術」でてくるアメリカのフィリバスター事例は有名なものだけど、RTでも出てきた「横に給仕を立たせて棒チョコを食わせてもらっていた人」というのは、あのヒューイ・ロングのことである(歴代5位の長時間演説 15時間30分:1935年)。
猫の泉 @nekonoizumi
他に面白かったのがイギリス下院のマイナー議事妨害戦術の「傍聴人退場を求める動議を利用した妨害」。審議中に「部外者がいるぞ!(I see strangers 又は I spy strangers)」と議員が叫ぶと、審議が中断され、傍聴人が調べられたり、退場を求められるという動議。
猫の泉 @nekonoizumi
これを利用して審議妨害するというもの。起源は国王と議会が対立していた時に、議会に紛れ込んだ国王のスパイを発見、排除するために傍聴人退場を求めたのが起源らしく、正式に規則化されている。ただし、処理にかかる時間は短いので、あまり妨害にならないらしい。嫌がらせレベルか。
猫の泉 @nekonoizumi
日本のところを見ると、第1回帝国議会から長時間演説が行われていて、日本の議会の議事妨害も古い歴史を持っていると書かれている。ただ、日本の長時間演説は寝不足で失敗とかであまり長時間のものはあまり多くないとか。
猫の泉 @nekonoizumi
ちょっとだけ見たことあるけど、あらためてフィリバスター映画として名高い『スミス都へ行く』のソフト買って見ないとと思った。

☆篠田憲明「第136国会・座り込み23日間の詳報 先例なき議事妨害,立法府の機能喪失」
☆浅野一郎「院内の秩序維持と議長警察権」『議会政治研究』39,1996

猫の泉 @nekonoizumi
篠田憲明「第136国会・座り込み23日間の詳報 先例なき議事妨害,立法府の機能喪失」『議会政治研究』39,1996も見てみた。 ci.nii.ac.jp/naid/400046945…
猫の泉 @nekonoizumi
こちらは96年3月にあった約3週間に及ぶ新進党による衆議院予算委員会室前でのピケ戦術の非常に詳細なレポート。何月何日何時ごろに何があった、レベルまで書かれているので経過がかなり追えてとても面白い。
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