『外国人を家政婦に』 その先にあるもの

ロシア革命後のソ連の下で「急進的なフェミニズム政策」が何をもたらしたのか。『オピニオン・フェミニズム』からの引用ツイートをまとめてみました。
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ニライカナイφ★ @niraikanai07

【政治】国家戦略特区改正案成立…大阪では在留資格ない外国人も「家政婦」に[7/10] daily.2ch.net/test/read.cgi/… これが何を意味しているんでしょうか。答えは… 急進的なフェミニズムはウーマン・リブ的共産主義 ab.auone-net.jp/~khosoau/opini…の3章

2015-09-24 06:55:08
ニライカナイφ★ @niraikanai07

「家事のアウトソーシング(外注化)」「ライフスタイルにおける自己決定権」「性の自由化」が、いずれも革命後のソ連で唱えられたことは、驚くべきことである。それとともに今日の急進的なフェミニズムが、共産革命の中から起こった主張を、より過激な形で推進しようとしていることがわかる。

2015-09-24 06:56:01
ニライカナイφ★ @niraikanai07

ロシア革命後、ソ連ではレーニンの指導のもと、共産主義社会を目指して“家族を解体するため”に結婚・離婚の自由化を進めた。近親相姦や重婚が犯罪リストから除かれ、堕胎も公認されることになった。そして1927年には登録された結婚と未登録の結婚を同等とし、重婚でさえも合法とされた。

2015-09-24 06:57:31
ニライカナイφ★ @niraikanai07

やがて想像もつかない社会問題が起こった。青少年の性行動や家族の秩序が混乱したために、堕落と離婚が激増した。その結果、出生率が激減し人口が増えなくなった。家族関係・親子関係が弱まったため、少年犯罪・非行が急増した。

2015-09-24 06:58:33
ニライカナイφ★ @niraikanai07

少年による暴行傷害、重要物の破壊、住宅への侵入略奪と殺傷、学校襲撃と教師への暴行、婦女暴行が横行した。「性の自由化と女性解放」というスローガンは、逆に強者と乱暴者を助長し、弱者と内気な者を痛めつけることとなった。数百万の少女が漁色家の犠牲にされ、数百万の家なし子が生まれた。

2015-09-24 06:59:31
ニライカナイφ★ @niraikanai07

さすがのソ連政府もこれは大変だと気付いた。レーニンから権力を奪取したスターリンは政策を180度転換した。1943年頃から、従来の家族政策・女性政策を根本的に見直し、逆に家族を「社会の柱」として再強化する方針を採った。家族の尊重、離婚の制限、妊娠中絶の禁止等を実行した。

2015-09-24 07:01:01
ニライカナイφ★ @niraikanai07

1936年のスターリン憲法は家族尊重と母性保護を規定するようになった。1944年には未登録結婚の制度を廃止して嫡出子と庶子との差別を復活させた。さらに子供の保育・教育における両親の責任を重くした。レーニンの唱えた家族の死滅論を撤回。家族を社会の基礎単位として重視することになった。

2015-09-24 07:02:23
ニライカナイφ★ @niraikanai07

また、女性は労働者としてより母親・母性として尊重されるようになった。このようにソ連ではロシア革命後、マルクス=エンゲルスの理論を実践したために破壊的な結果を招いた。そこでその社会政策・女性政策は大きく見直されたのである。

2015-09-24 07:03:41
ニライカナイφ★ @niraikanai07

しかし、これによってマルクス=エンゲルス=レーニンの思想の欠陥が本当に認識されたのではない。彼らの思想は欧米や日本に、しぶとく影響を続けていくのである。

2015-09-24 07:04:06
ニライカナイφ★ @niraikanai07

最近、日本で盛んになってきている夫婦別姓や同性婚、過剰なセクハラ訴訟や男女同権という名の女性優遇制度は、実は「家族制度の破壊」を目的とした共産主義思想が源流だったのです。そして、ゆくゆくは國體(こくたい)の破壊へと歩を進めようとしています。

2015-09-24 07:11:36