- TominagaAkira
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<前口上>
中世美術館( http://www.musee-moyenage.fr/ )はパリのど真ん中、ノートルダム教会の近くにある、昔の修道院を利用した美術館。
その名の通りルネッサンス以前の中世美術がてんこ盛りです。メインは「貴婦人と一角獣」という6枚のタペストリーですが、それ以外にもみどころはたくさん。ふわっと見るだけなら30分、細かい細工に惹かれて見入っていると4時間コースとなります。
入館料は8ユーロ。日本語もあるオーディオガイド付き。
ミュージアムショップは小さいながら充実していて、中世彩色挿画の技術本とか中世の調理技術の本とか、とてもヤバいです。タペストリーのレプリカやらグッズも充実!
ご指摘を受けました。説明文にherrisonsとあるので「やまあらし」です。
12世紀ケルンの陶器。ヒュドラ。かわいい。 pic.twitter.com/6PGf6RBG2V
2015-09-28 23:56:17メイン展示物、貴婦人と一角獣のタペストリーにいるウサギ。 pic.twitter.com/8krh89rncd
2015-09-28 23:58:18聖エティエンヌのタペストリーの謎の生き物。ポケモンっぽい。 pic.twitter.com/kMwMd9iZZ5
2015-09-28 23:59:31そしてこれもやまあらし!
聖職者の椅子の裏についてるオルガンを弾く豚。 pic.twitter.com/zjyWGar82X
2015-09-29 00:00:35さっきのウサギですが、全6枚あるタペストリーすべてに登場します。( twitter.com/TominagaAkira/… ) pic.twitter.com/B4FwskdcX8
2015-09-29 02:00:57全部同じに見えるのは多分気のせいではなくて、タペストリーは要するにドット絵なので設計が同じってことだと思う。
2015-09-29 02:02:59さっきのオルガンを弾く豚( twitter.com/TominagaAkira/… ) ですが、あれは教会にある聖職者用の椅子の座面を上げると出てくる隠れキャラ。 椅子の全体像はこんな感じ。 pic.twitter.com/UEAhDcTzF0
2015-09-29 02:08:44ほかにも、こんな浮かれた人(パンツ脱いでる?)とか、 pic.twitter.com/3crhJhS8ws
2015-09-29 02:10:22遠心力に対抗してイン側に身体を乗り出してる二人乗り(本当は何なんだろう?)とか、楽しい彫刻だらけ。 pic.twitter.com/wGXzIerwcu
2015-09-29 02:11:52動物から離れて聖母マリア三題。 まずは15世紀のベニスで製作された祭壇の一部分。受胎告知。骨や角でできているのですが、一辺15cmに満たないくらいの大きさに緻密に彫り込んでいます。 pic.twitter.com/6UnhrPabE6
2015-09-29 02:23:17もう一つ受胎告知。1440~50年頃のステンドグラス。 よく描かれるテーマですが、聖母が「マジか?!」って顔をしてる(気がする)のが結構多いです。中でもこれは相当「マジ?マジマジ?!」って感じが味わい深い。 pic.twitter.com/vb1fNu1Rzp
2015-09-29 02:27:05こちらは1390~1395年頃にザルツブルクで作られたピエタ。イエスの亡骸を抱く聖母像なので本当なら老女のはずですが、受胎告知の頃の姿形で描かれることも良くあるようです。14世紀でもこのレベルの表現技術があったのです。 pic.twitter.com/ish4PrmNh2
2015-09-29 02:32:15最後に悪魔ちゃん二題、。さっきの聖エティエンヌのタペストリーから、まずは嵐で船を危ない目に合わせて「ウヒヒ」ってなってる様子。 pic.twitter.com/oCkAp8GcoY
2015-09-29 02:37:55そしてお次は貴婦人に取り憑いていたのを聖エティエンヌの霊験で追い出されるところ。 調子に乗りすぎてはいけません。 pic.twitter.com/nB0sXVrWBz
2015-09-29 02:38:46