旅とくらし文化研究所【旅録@金沢】

旅とくらし文化研究所は2015年7月、石川県金沢市を訪れました。北陸新幹線開業によって、東京から片道2時間30分、より身近になった北陸地方。今回はかけ足でめぐる旅でしたが、観光客増加で活気づく加賀藩の城下町・金沢をレポートします。
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旅とくらし文化研究所 @tabi_kurashi

旅とくらし文化研究所は先日、石川県金沢市を訪れました。北陸新幹線開業によって、東京から片道2時間30分、より身近になった北陸地方。今回はかけ足でめぐる旅でしたが、観光客増加で活気づく加賀藩の城下町・金沢をレポートしていきます。 pic.twitter.com/Fr9aRBNuzL

2015-07-27 23:08:35
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【旅録@金沢】金沢への足は、もちろん北陸新幹線。東京・金沢間は、主要駅のみ停車する「かがやき」のほか、停車駅の多い「はくたか」が走ります。外観はアイボリーホワイトを基調に、正面と車体上部は空色、帯色でアクセントをつける銅色の3色です。 pic.twitter.com/wjMy3hWyui

2015-07-27 23:09:48
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【旅録@金沢】JR金沢駅で目を惹く近代的なガラス張りの大きなドームは「もてなしドーム」。その先の広場に見えるのは「鼓門」で、加賀藩前田家の保護により、江戸時代から「加賀宝生」と呼ばれるほど金沢で盛んな能楽の鼓(つづみ)がモチーフに。 pic.twitter.com/QJwLBYDF8C

2015-07-27 23:12:03
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【旅録@金沢】城下町の面影を残す金沢でも、特に風情ある町並みを誇る茶屋街。金沢城を挟むように流れる浅野川と犀川のうち、浅野川は別名「おんな川」とも称され、金沢城の北東にあたるこの地域に、ひがし茶屋街と主計町(かずえまち)があります。 pic.twitter.com/Znb5AkRmbM

2015-07-28 22:47:11
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【旅録@金沢】浅野川左岸の茶屋街・主計町。町家建築が軒を連ね、川に面して旅館など風情ある建物が並びます。通りを一本入ると、細い路地が。日中でも暗い裏手の坂道は「暗がり坂」と呼ばれ、かつて旦那衆が人目を避けて茶屋街に通ったとか。 pic.twitter.com/kSlGctEViW

2015-07-28 22:48:41
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【旅録@金沢】浅野川右岸のひがし茶屋街。対岸の主計町よりも規模が大きく、金沢を代表する茶屋街です。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、紅殻格子の茶屋建築や趣のある路地が連なり、昔の町家を生かしたお店や飲食店なども立ち並びます。 pic.twitter.com/9PCavngRb2

2015-07-29 21:45:02
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【旅録@金沢】ひがし茶屋街の「茶房&Barゴーシュ」で休憩。町家を利用した空間で、夕方までは喫茶、夜はバーとして営業しています。昼間は自家製チーズケーキ、ナスのカレーなどを。棚に並ぶウィスキーやブランデーを楽しむなら夜のバータイムに。 pic.twitter.com/EkA9OGKLzc

2015-07-29 21:46:44
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【旅録@金沢】金沢の町を歩いているとき、目に飛び込んできた漢方薬店(東田漢法堂)のショーウィンドウ。「弊店獨特の製法による優秀品 まむし粉末」の宣伝と、もう一方のウィンドウには、とぐろを巻いた白蛇とスッポン。どちらもインパクト大! pic.twitter.com/BseGYKNHdR

2015-07-30 22:22:31
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【旅録@金沢】東田漢法堂の近くで、最近あまり見かけなくなった小鳥店を発見。外からお店を覗くと、たくさん並んだ鳥かごはほとんど空室。なかにひとつだけ二羽の小鳥が暮らす鳥かごがあり、別種ながら身を寄せあう姿が少しさみしげに見えました。 pic.twitter.com/TagMVWnkxQ

2015-07-30 22:23:15
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【旅録@金沢】創業1625年の「加賀藩御用菓子司 森八」。名菓・長生殿などの和菓子を販売する本店2階には「金沢菓子木型美術館」を併設。江戸時代から残る菓子木型千点以上が展示された空間は圧巻。morihachi.co.jp/honten_museum pic.twitter.com/MvNYrjgA0I

2015-07-31 23:22:58
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【旅録@金沢】近代的なガラス張りの建築が目を惹く金沢地方裁判所の横を通りすぎると、木立の向こうに金沢城が見えてきました。城の裏門にあたる石川門口の手前には、加賀藩前田家の祖・前田利家公の銅像が。兜が黄金色なのは金箔の産地ならでは? pic.twitter.com/R6TG9xDpwQ

2015-07-31 23:25:21
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【旅録@金沢】加賀藩主前田家の居城・金沢城。約28haの広大な城址全体が金沢城公園として整備され、主要な建造物の復元も進められています。城の搦手(裏口)門だった石川門は1788年の再建で、城内に残っている数少ない江戸時代の建物です。 pic.twitter.com/blkV3YavwI

2015-08-01 22:57:36
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【旅録@金沢】金沢城・石川門をくぐると三の丸広場。その先にあるのは2001年に復元された菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓です。鉛瓦や海鼠壁を用いた建築で、菱櫓は物見櫓、五十間長屋は倉庫の役割を果たしました。内部見学は翌日のお楽しみに。 pic.twitter.com/d2mIKhnrSM

2015-08-01 23:00:31
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【旅録@金沢】金沢城・二の丸北面石垣。城内には、場所ごとに様々な様式の石垣が残っていて、見比べながら歩くのもおすすめ。ここは「粗加工石積み」と呼ばれる様式で、かたちや大きさを揃えた石を積み上げ、城内でも指折りの石垣と言われています。 pic.twitter.com/41EmFUgGoL

2015-08-01 23:03:39
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【旅録@金沢】特別名勝・兼六園。1676年、加賀藩五代藩主・前田綱紀が作庭し、当初は「蓮池庭」と呼ばれました。日本三名園のひとつに数えられる約11haの広大な日本庭園は四季折々の美しい景観で知られ、名実ともに金沢の代名詞です。 pic.twitter.com/qXrW1OJVhs

2015-08-02 21:37:01
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【旅録@金沢】曲水や池・築山を巧みに配置し、回遊しながら表情豊かな景観を楽しめる兼六園。夏の暑さでも、木陰に入ると心地よい涼をとることができます。噴水は上にある霞ヶ池との高低差を生かして自然の水圧で上がるなど、随所に工夫も。 pic.twitter.com/g7t8bi3S37

2015-08-02 21:38:38
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【旅録@金沢】兼六園の表情豊かな景色をかたちづくる水泉。各所に配した小川や池に光が射し、緑や空が水面に映る様子が美しい。兼六園には、宏大・幽邃、人力・蒼古、水泉・眺望の六つの景勝(中国の古典より)を兼ね備えた園という意味があります。 pic.twitter.com/9MfaB8WMVP

2015-08-03 22:04:54
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【旅録@金沢】兼六園の水泉は、犀川上流を水源とする辰巳用水から引かれています。園内を流れた水は、逆サイフォンの原理で隣接する金沢城に揚水していました。江戸時代、大火で城が焼けたことに起因する用水設備で、園内に水道の遺構が残っています。 pic.twitter.com/yrvVdVsoDR

2015-08-04 21:33:39
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【旅録@金沢】北陸随一の繁華街・片町から通りを一本入った木倉町(きぐらまち)。かつて材木蔵や小間物問屋が軒を連ねた歴史ある通りで、現在は割烹や居酒屋、ワインバーなどが並ぶ落ち着いた風情の飲食街です。やきとり横丁のレトロな雰囲気も魅力。 pic.twitter.com/naBnb8urbw

2015-08-05 22:00:49
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【旅録@金沢】木倉町の「大衆割烹 大関」は、レトロな佇まいに良心的な価格、手作りのおいしさで地元の常連客に愛される家族経営の老舗割烹店。一年中食べられる名物のおでん、日本海の新鮮な魚介や加賀の郷土料理など、メニューも充実しています。 pic.twitter.com/Mj8h9s8zrX

2015-08-06 22:21:24
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【旅録@金沢】木倉町・大衆割烹 大関にて。加賀野菜を使った野菜の煮浸しはほどよい味加減で美味しい。お造りはフクラギ(ブリの子ども)や甘えびなど。金沢では冬に限らず人気のおでんは、味付けはあっさりでタネの種類も豊富。おかわりが進みます。 pic.twitter.com/uZd95os40F

2015-08-06 22:22:36
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【旅録@金沢】木倉町・大衆割烹 大関では、金沢の郷土料理も食べられます。カジカ科の川魚「ゴリ」の唐揚げは、まるごと揚げた状態で盛りつけられ、まるで川を泳いでいるかのよう。香ばしさのなかに川魚らしい独特の風味があって、舌鼓を打ちます。 pic.twitter.com/WS0VUG4Zqt

2015-08-06 22:23:22
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【旅録@金沢】木倉町で夕食を終えて一歩足をのばすと、かつて加賀藩士たちが暮らしていた長町武家屋敷跡界隈。香林坊や長町の繁華街のすぐ裏に、用水や細い石畳の路地、そして土塀のつづく情緒ある町並みが残り、藩政時代の面影をいまに伝えています。 pic.twitter.com/9DjTl9Ozgi

2015-08-07 23:39:08
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【旅録@金沢】香林坊からほど近い尾山神社。明治6年、旧加賀藩士たちが初代藩主・前田利家公を祀るために創建しました。境内で目を惹くのは高さ25mの神門。和漢洋の折衷様式を用いためずらしい門で、三層目の窓は五彩のギヤマンで飾られています。 pic.twitter.com/XxNldM2bGM

2015-08-09 21:05:07
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【旅録@金沢】尾山神社の神門。明治8年に建てられ、教会のステンドグラスを思わせる五彩のギヤマン(ガラス)がとても個性的。かつては御神灯がともされ、金沢の町を照らしました。屋根に設置された避雷針は、当時、日本では初めて用いられたもの。 pic.twitter.com/Ork5DhtrWR

2015-08-09 21:06:03
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