TVドラマ『刑事フォイル』に見る「戦争」
- narniancat
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録画したNHK BS「刑事フォイル」をみた。戦時中のイギリスで殺人事件を捜査するフォイル。派手さはないが重厚なイギリスミステリーがいいですよね。あり得ない設定の日本のドラマを見慣れるとこういったドラマが嬉しいな。
2015-09-21 09:22:07NHK BSプレミアムで日曜日の21時から、「刑事フォイル」が始まった。原題 Foyle's war。 イギリスのテレビドラマだ。イギリス大好きなのでついつい見てしまう。戦争中の話なのでちょっと深刻なところもあるけど、なかなか面白い。来週は第3話の前編。楽しみだ!
2015-09-21 23:38:21最近観てるドラマで一番のお気に入りは、NHK BSプレミアムで始まった英国の人気シリーズ「刑事フォイル」。社会的不安に苛まれる現在だからこそ深く胸に沁みるものがあり。
2015-09-22 16:27:47NHKの刑事フォイルが面白い。第二次大戦中のイギリスなんて、コニー・ウィリスのブラックアウトみたいだなあと思ってたら、ダンケルクも出てきたよ。
2015-09-22 16:48:561930年代のイギリスにイギリスファシスト連合が存在した。反共主義と保護貿易主義を打ち出し、議会制民主主義を廃することを目指した。 NHKのTVドラマ「刑事フォイル」でちょうどその党首オズワルド・モズレー卿がモデルと思われる人物のセリフが今の自民党安倍が言っていることと同じだった
2015-09-22 16:55:02NHK BS 刑事フォイル3.4「臆病者」録画視聴。ダンケルク撤退戦当時の英国社会。独軍の侵攻を待望する親ナチ反ユダヤ団体、傷痍軍人(身体障害者)への偏見が描写される。主人公が「君はユダヤ系か?」と問われ、相手を見据えて無言で立ち去るシーンで制作者の確たる矜持を感じた。
2015-09-22 19:02:24NHKでやってる「刑事フォイル」、めちゃめちゃ面白い。ツイッターで検索してもあんまり話題になってないっぽいのが悲しいけど…
2015-09-23 20:06:52NHKBSでやってる『刑事フォイル』すごいな。時代設定は1940年、第3回「臆病者」のテーマはイギリスの親独派反ユダヤ主義者グループ。その次は良心的兵役拒否の若者……渋い。www9.nhk.or.jp/kaigai/foyle/
2015-09-27 04:28:08今日の刑事フォイルは「兵役拒否」の前編。良心的兵役拒否を裁判所に申し立てた若者が留置場で自殺する。彼の申請を却下した判事の自宅に脅迫状が投げこまれるがその判事は親しい実業家の息子にだけ良心的兵役拒否を認めていたのは何故なのか……という話。いやはや凄いよ、このドラマは。必見です
2015-09-28 00:39:48刑事フォイル、先週までの前後編のテーマは「上級、貴族階級に一定数いた戦争反対を唱えるナチスシンパの人種差別主義者たちの咆哮」だからね。さすがイギリスドラマ、単なる謎解きミステリにはしないよ。イギリス近代史の勉強にもなる、ホントに面白いです
2015-09-28 00:44:12イタリア参戦前夜のイギリス国内の様子、特に戦時統制下の警察捜査の陰湿さ、横暴さ、更には荒んでいく人心の様子などを容赦なく描く刑事フォイル。棺桶製作工場が国民の士気に関わるからと内密に運営される様までを描くなど、二時間ミステリドラマの範疇を完全に超えた描写が連続する。本当に凄いです
2015-09-28 00:50:11英国の第二次大戦前夜から戦中にかけてのドラマなのだが、イギリス在住の敵性外国人(ドイツやイタリア)への差別、ユダヤ人への偏見など、今の日本だからこそ"はっ"とするような内容が多く必見>刑事フォイル|NHK BSプレミアム 海外ドラマ www9.nhk.or.jp/kaigai/foyle/i…
2015-09-27 22:23:15英国の第二次大戦前夜から戦中にかけてのドラマ。当時のイギリス社会で庶民が敵性外国人(ドイツやイタリア)やユダヤ系移民にどのような仕打ちをしたか隠さず描く、今の日本だからこそ心に刺さる内容は必見>『刑事フォイル』NHK BSプレミアムwww9.nhk.or.jp/kaigai/foyle/i…
2015-09-28 06:01:43『刑事フォイル』…WWIIで祖国のために闘って命を落とす英国の若者たち。愛国心に駆られた一般市民はイタリアの戦線布告を知って、地元で長年レストランを営むイタリア人一家に焼き討ちをかけ、英国生まれの息子は逮捕される。ユダヤ系に執拗な偏見を抱くナチス独政権シンパの有力者たちなどが登場
2015-09-28 06:09:17NHKの報道姿勢は何かと批判されているけど、ドラマ『刑事フォイル』をイギリスでは高視聴率を獲得した「人気ドラマ」としてこのタイミングで放映しているのは、静かな抵抗といった趣を感じる。原作のプロデューサーはユダヤ系で、ストーリーの組み立てには強い意志を感じる。ぜひ見て欲しい。
2015-09-28 06:26:07『刑事フォイル』…ダンケルクの戦いで家族が戦死したり負傷したイギリス人にとっては、徴兵されても戦争に行こうとしない良心的兵役拒否者は許せない。兵役を拒否し、収監され、誰も見ていない所で警官たちに暴行され、首を吊った男性を「当然の報い」と言う。そういう話は日本だけではなかったのだ。
2015-09-28 06:31:39NHKプレミアで放映中のドラマ『刑事フォイル』はそのあたりの背景(英社会のドイツやイタリア系住民への根深い偏見)、また、貴族や官僚・有力者の中に反ユダヤ主義でナチスに心酔する人々もいた事実をドラマとして立体的に見せてくれるので、歴史の知識をつなぎ合わせる上で大変参考になります。
2015-09-29 02:50:28主人公である刑事フォイル、その運転手で、重要な役割を果たす女性陸軍兵士のサムは、たとえ戦争中の非常事態であっても人間らしく、公正であろうと強い信念を持った人物として描かれていますが、動揺する一般大衆の描き方は赤裸々で、日本もきっと同じだったろう…と、見ていて胸が苦しくなります。
2015-09-29 02:55:50「刑事フォイル」の偉さは、欧州戦の英国にもナチス社会と相似の下劣が蔓延り、それが等しく戦争のもたらす狂いであることを刑事ドラマの背景に映し込んでるところ。ドーヴァーというお堀ほどの頼りない海峡を挟んでドイツ侵攻に恐々としていた英国の恥と階級社会の不毛を敢えて曝す英TVの胆力だな。
2015-09-30 02:01:17承前)原題は「Foyle’s War」、これを「刑事フォイル」にすると「フォイルにとっての戦争、フォイル自身の戦っているもの」を示すニュアンスが消えるけど、まあ、しょうがないか。
2015-09-30 02:07:20