シンポジウム「批評 前/後ーー継承と切断」Critical Archive vol.3 [メモ]

シンポジウムを拝聴し聞書きしたメモをtwitterへ修正しつつアップしたのでそのまとめ
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「批評 前/後ーー継承と切断」Critical Archive vol.3
2015年10月3日(土) 15:00-17:00 
東京国立近代美術館B1F講堂

沢山遼(美術批評) 進行
土屋誠一(美術批評家、沖縄県立芸術大学准教授)
成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)
李美那(神奈川県立近代美術館主任学芸員)

※松井茂(詩人、情報科学芸術大学院大学准教授)は体調不良により欠席

http://www.ycassociates.co.jp/jp/information/criticalarchive_vol3/


ユミコチバアソシエイツ | YUMIKO CHIBA ASSOCIATES @YCAssociates

シンポジウム開催のお知らせ 「批評 前/後ーー継承と切断」Critical Archive vol.3 10月3日(土) 15:00-17:00(14:30開場) 東京国立近代美術館 B1F 講堂 u111u.info/o9Ro

2015-09-26 14:33:07
松井茂 @matsui_shigeru

戦前と戦後の批評の接続が主題のシンポジウム。論点は1950年代。個々の批評家の直接的な影響関係というよりも、美術分野における社会心理学の波及を紹介するのが僕の役割のようです。清水幾太郎のメディア論、芸術論について言及できればと思う。 twitter.com/ArtAnnualonlin…

2015-09-28 15:19:15
Art Annual online @ArtAnnualonline

【ニュース】東京国立近代美術館で「美術批評の批評」テーマのシンポジウム開催 沢山遼、土屋誠一、成相肇、松井茂、李美那が登壇 art-annual.jp/news-exhibitio… pic.twitter.com/CC68cMKoyv

2015-09-28 11:34:02
Art Annual online @ArtAnnualonline

【ニュース】東京国立近代美術館で「美術批評の批評」テーマのシンポジウム開催 沢山遼、土屋誠一、成相肇、松井茂、李美那が登壇 art-annual.jp/news-exhibitio… pic.twitter.com/CC68cMKoyv

2015-09-28 21:53:43
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ユミコチバアソシエイツ | YUMIKO CHIBA ASSOCIATES @YCAssociates

シンポジウム:「批評 前/後ーー継承と切断」 Critical Archive vol.3」 2015 年 10 月 3 日(土) 東京国立近代美術館 Read アートシーン Tokyo Nagoya paper.li/eigaiega/13822…

2015-09-30 18:17:43
みそむーおでん @misoni_2013

2015.10.3.土 ユミコチバアソシエイツ シンポジウム:「批評 前/後ーー継承と切断」 Critical Archive vol.3 東京国立近代美術館 を拝聴しメモを行った。多少修正を行いつつ内容をアップしたい その場の書き起こしで誤字聞き間違い誤解がある可能性もある。

2015-10-04 00:11:26
みそむーおでん @misoni_2013

筆者注)twitter文字制限あるため以下敬称略

2015-10-04 00:12:28
みそむーおでん @misoni_2013

筆者注)シンポジウムはまず各氏によるプレゼンが行われたが、冒頭は沢山遼による全体説明から。

2015-10-04 00:13:27
みそむーおでん @misoni_2013

沢山遼「ユミコチバアソシエイツギャラリーが母体にクリティカルアーカイブという出版物だしその三冊目準備中であり、シンポジウムはその企画として。タイトルは批評前/後 継承と切断。戦前~戦後にわたる美術批評再検証

2015-10-04 00:14:31
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「登壇者は沢山遼が司会進行、次に批評家土屋誠一、東京ステーションギャラなリーの成相肇、神奈川現代美術館の李美那。 IAMAS准教授の松井茂は登壇予定だったが体調不良で参加できず。

2015-10-04 00:15:57
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「沢山から大まかな流れ。土屋誠一の問題提起、李美那により戦後美術館の立ち上がりなどを。

2015-10-04 00:17:53
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「クリティカルアーカイブ、其の三冊目を作りたいなとユミコチバアソシエイツの千葉と話してたところ、美術批評テーマに企画起ち上げれないか、と。美術批評に関しては、52~57年に美術批評という雑誌が出され 御三家、東野芳明、針生一郎、中原佑介、あるいは花田清輝(筆者:他聞き取れず)

2015-10-04 00:19:17
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「ユマニ書房から復刊して刊行されるようだが、震災前後あたりから中原、針生が亡くなり、また御三家に関する書籍がアンソロでまとまってるようで、美術批評に関して再検証流れがある

2015-10-04 00:19:55
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「その場合個々の批評家テキストを取り上げるより、 雑誌美術批評の特異性は、様々な世代の若手などの批評家が活発な議論をしているし、またこの批評誌は作品を批評するより、批評を批評するという傾向があり、

2015-10-04 00:21:22
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「ラウンドテーブルというページがあり読者投稿なのだが、活発な議論応酬があった。その美術批評モデルとして批評の批評を再検証したいな、と。

2015-10-04 00:21:38
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「御三家の検証よりも、それとその前の世代の関係性を検証する必要あるのでは、と。それで批評前/後。 美術批評で成された批評的応酬と論争をピックアップできないか、と。

2015-10-04 00:21:57
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「御三家前世代は、御三家は戦後に台頭した影響力ある人だが、 花田清輝、瀧口修造、中井正一は美学者だが50年代に大衆と美術の接点、集団的芸術、総合芸術運動として戦後にまとめた美学や戦後美術批評の精神的支柱だが既に忘れ去られている。

2015-10-04 00:23:18
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「御三家の源流として中井正一、瀧口修造、花田清輝を立てることで、前御三家、後御三家として美術批評をおさらいできる、と

2015-10-04 00:23:41
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「御三家のテキストでは何言ってるか分からないというのある。 僕ですら読みづらい部分ある。それはそれまである程度気づき上げられた批評文脈を前提としているのであり、我々には自明ではない。そのコンテキストを知ることで見通しがきく

2015-10-04 00:24:09
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「前御三家と後御三家の継承と切断を見ることに意味がある、と

2015-10-04 00:24:24
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「前後関係を見る時に、戦前と戦後の問題がある。 前御三家は1930年代に主な批評的な活動がある。瀧口や中井は検挙されていて戦後に非常に大きな影響力を持つがそれは思想的に転向しなかったからだ。戦前の思想をそのまま持ち越すことができたから

2015-10-04 00:25:08
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「また1930年代には大衆文化、映画やメディアや写真など新興メディアや前衛芸術が出てくるが、それに瀧口や花田が関与し批評的言説を構築した。

2015-10-04 00:25:32
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「1920~30年代、昭和初めに批評的言説が遭遇した大衆文化、ポップカルチャーと前衛芸術、それが戦後復活する。 30年代と50年代で同じトピックが保たれることで、同じ強度で持ち越すことができ強度を持つことができた。

2015-10-04 00:26:27
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「御三家はその前の世代を否定すること無く影響を受け継承をするが読み違いがあるという特異な状況が有り、その反復が美術批評が成立してたもので人的コミュニケーションも成立しえた、という背景がある。

2015-10-04 00:26:42
みそむーおでん @misoni_2013

沢山「其の流れが、針生一郎や東野芳明にどうあったか。 簡単にいえば、花田は組織化を掲げる。人民の組織化。 中井も集団的生活における芸術や委員会の論理。

2015-10-04 00:32:23
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