イースト・プレス『大河ドラマと日本人』一読目感想 ずぶん用

大河ドラマと日本人 著者:星亮一/一坂太郎 定価:1620円(本体1500円+税8%) ISBN:9784781613659 志高く映画に負けないドラマを作れ! 続きを読む
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のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

星亮一・一坂太郎『大河ドラマと日本人』(イースト・プレス)入手なう。概略と個々の大河ドラマを取り上げての対談、そして星亮一の考えるオリジナル大河のプロット的なもので構成。一見では大河ドラマに対する理想を追いかけているようにも感じる。これからじっくり読む。

2015-10-05 21:51:42
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

個々の大河ドラマに対する対談は、取り上げていない作品に恣意的なものを感じる。近代大河三部作やエンプラ短期大河、吉宗・秀吉・元就・義経・功名・平清盛なんか外しているし。

2015-10-05 21:55:36
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

しかし、もっともdis対象になっているのは今年の大河でプロローグから言いたい放題。これがこの本の企画意図と呼べるかもしれない。

2015-10-05 21:58:48
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

『大河ドラマと日本人』四章まで速読。慎重な言い回しだが大河ドラマの政権関与説への概略と告発的な文章がぐさりと。

2015-10-05 22:26:33
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

本当に慎重な書き方だが、首相の『八重の桜』時の軽率な発言と昭和天皇の慎重な行動とを比較しているのが、暗に今年の大河の企画時からの関与を告発をしているような感じ。

2015-10-05 22:30:01
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

大河ドラマに関する個人著作はどうしても「大河ドラマと私」になるのである。星亮一にとっての大河ドラマは『独眼竜政宗』、一坂太郎にとっての大河ドラマは『獅子の時代』。というのが四章まででわかる。

2015-10-05 22:35:23
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

一坂氏、『獅子の時代』で打ちのめされて以来その後ほとんど大河ドラマ見てなかったらしい。ところが今年、仕事として『花燃ゆ』を数十年ぶりのリアル視聴で見ることにになり一気にいろいろ噴出してしまった模様。

2015-10-05 22:37:18
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

@arukeiarukei 『花神』から『獅子の時代』までのヘビーユーザーだったようですね。ほぼ同世代。

2015-10-05 23:17:51
アール・ケイ @arukeiarukei

@noyorin 大河のピークだったのかもしれない。

2015-10-05 23:19:04
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

『大河ドラマと日本人』個別対談で章立てて取り上げていない大河 三姉妹 峠の群像 山河燃ゆ 春の波涛 いのち 太平記 琉球の風 炎立つ 花の乱 八代将軍吉宗 秀吉 毛利元就 義経 功名が辻 風林火山 天地人 江 平清盛 軍師官兵衛 花燃ゆ

2015-10-05 22:47:44
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

第五章、『天と地と』までの対談読了。星亮一は大河ドラマリアル視聴者とはいえこのころはライトユーザー、一坂太郎は資料駆使して歴史的側面から語る。だがいかんせん、メディアとしての人物史視点が弱い。井伊直弼の取り上げられ方の考え方なども司馬が龍馬を取り上げた時のような感じで論じている

2015-10-05 23:10:05
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

あと『竜馬がゆく』の演出を降りたのは辻本一郎で和田勉ではない。和田は辻本の跡を継いで水木脚本をこなしたほうである。ここは一坂の勘違い。対談は話題ごとに急な知識を必要とするので付け焼刃な知識では追いつかないことがあるからまあ仕方がない。

2015-10-05 23:12:32
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

第七章読了。『樅ノ木は残った』から『草燃える』まで。星氏、政宗ファンながら原田甲斐には全く興味がなくライトユーザーぶりを発揮。こんな状態がだらだらと。ところが『花神』からいきなりページが割かれるわけで。対談は一坂リードな感じだなあ。

2015-10-05 23:32:10
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

一坂発言でまた凡ミスあり。『春の坂道』を録画していたのは一般ユーザーでスタッフではない。ここは調査不足の感。

2015-10-05 23:33:06
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

テレビドラマ史研究の一案として映像が残ってないテレビドラマの時代は歴史的に中世にあたり(それ以前の関係者が亡くなってる時代は古代とも)、録画が残ってからやっと近世という感じという。大河ドラマ史対談を読んでいると視聴者の記憶も踏まえて、このとおりかしらとも思う対談ぶり。

2015-10-05 23:40:00
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

第七章読了。『獅子の時代』から『春日局』まで。対談主二人のベスト大河がかぶっているので黄金期と言ってる。ここから大河作品そのものではなく他の時代劇や歴史の話題も入ってカオスな状態。そしてしっかり花燃ゆ群馬編への懸念も出てきている。

2015-10-05 23:56:33
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

これ以後、対談はしょっている印象。たぶん取り上げてない大河も対談しているっぽいけど、紙幅の関係でカットしたんじゃないかしら?ゼロ年代大河の部分では苦言が多い。これは後半は第二部として別の書籍にすべきだったのではないのかなあ?分割では売れそうにないけど。

2015-10-06 00:01:26
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

『大河ドラマと日本人』ざっくり読了。後半は現在進行形の問題点を談じているだけなので前半ほどのインパクトはない。やはり対談で大河史というのは一度にやると飽きがくる感じかも。問題点も前半で出尽くしているのでテーマが重なるごとに同じことを言ってしまっている。

2015-10-06 00:05:20
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

結局、星・一坂両氏とも直接大河ドラマにかかわったことがないのでズバッといえるところはズバッというのだけど、直接取材もこの本のためにやってはいないようなので一視聴者としての理想論に終始している。まあ、それも今の大河ドラマには欠けているので歴史家からの提言として大事なことなのだけど。

2015-10-06 00:10:05
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

『大河ドラマと日本人』明らかな誤字。P202 加蒔嘉×→加藤嘉 これ、どうしたらこんな誤字が?

2015-10-06 00:45:30
大見崇晴@『「テレビリアリティ」の時代』 @ohmitakaharu

@noyorin ゲラ直しで手書きで書いたものが達筆すぎて、編集者が拾った時に間違えた、とかですかねえ。

2015-10-06 00:49:25
のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin

@ohmitakaharu 少なくともエンタメに通じている人が校正や編集を担当してないのかと

2015-10-06 01:10:19