- yuki_kasou
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発端は確かSkype。
安国寺恵瓊ヲタク(@tct9shk)の発言
「茶会でえけーがおせんべい食べてたんですよー!」
を受けて食物専攻の自分(@yuki_kasou)のハートに火がついた!
「えー!煎餅がお茶請けになるんですねー!」
というわけで軽く調べてみた。
こんなところに行ってきたのでした
[食の文化センターを通じてできる5つのこと]
1.図書館で、食文化を調べる
http://www.syokubunka.or.jp/library/
今回読んだ(複写してきた)文献は、
「草加せんべい―味と歴史―」草加市編さん委員会
「お菓子の歴史(増訂新版)」守安正
「茶菓子の話」鈴木宗康
の3種。茶菓子の話は色々な意味で持っていたい本であった
これは『茶菓子の話』収録の「利休百会記」からの引用を眺めてのつぶやき
件の煎餅茶会の出典が「輝元公上洛日記」とのことなので、ネットの海に漂流していないか探す。
ありました!近デジ!
こういうとき大物はいいなってなるね~
近デジで参考にした輝元公上洛日記はねえ、もと e-furuhon.com/~matuno/bookim… だよ!春霞集入ってんじゃねーか早く言ってよ!!
2015-10-08 00:04:28席次の図が相当もえの塊だったのでご興味あれば是非。
本題に入る
「せんべい」でしたとのこと
@tct9shk 「いりもち」読みじゃなければオッケーなのです!よかった記憶合ってた…… わかったこと二ツお伝えしますね! ・せんべいは当時甘~無味だったようです。・秀吉はよくせんべいを茶菓子に使っていたようです。好きなのかな?
2015-10-07 19:14:30@tct9shk 余談になるかもしれませんが「せんべい」の味について。甘~無味、と先刻リプしました。そうしたのは、当時の茶菓子の全体的な味の傾向から憶測したのと、「葛粉と米粉に果実の糖液を混和」レシピから憶測。ほんと地味な茶菓子ばっかなんですよ当時って!焼き栗とか!昆布とか!→
2015-10-07 23:47:44@tct9shk まあね、当時は甘味調味料がなかったので当然といえば当然なのですが…地味すぎるだろ…!なので、いくら南蛮から砂糖が入ってきたとはいえ急に甘いもの作るとは考え難い。/平安レシピでは甘味に「果実の糖液」を使っています。果物の甘さって冷やすと増すんですが、加熱すると逆→
2015-10-07 23:50:33@tct9shk 減少してしまうので(残らないとは言ってない)平安レシピのまま菓子作りをすると、ほぼ味なしみたいなまさに精進料理みたいになると思うんですねー。こればっかりは作ってみないと真相はわからないです(ポイズンクッキングの予感!)
2015-10-07 23:53:59