10周年のSPコンテンツ!
210
しゃおみ @shine_sann
こないだルワンダ中央銀行総裁日記を強く推したから、バランス取る意味で服部氏のアレな面にもコメントしておくか。
しゃおみ @shine_sann
ル銀総裁日記には、赴任時酷かったル銀の建直し策として、外国人職員を呼んだこと、終業後に厳しい研修を行わせたこと、「人間不信のようでいやだったが」無断外出防止に役員室を通らないと外出できないよう改装したことが書かれている。しかし最重要はそこではない。
しゃおみ @shine_sann
人事改革については「免職・懲罰権は私に集約した」程度しか具体的に書かず詳細を伏せているが、実はここが一番の肝である。なんと氏は、赴任後1期で行員のうち研修について来れなかった2/3を馘にしているのである。その中には大蔵大臣の親戚もいた。人間不信どころではない。恐怖政治である。
しゃおみ @shine_sann
この事実を踏まえると、「外国人が研修で怒鳴るのを注意してほしい」との苦情に対し言った「嫌なら辞めてもらう」が違って聞こえてくる。比喩ではなく本当に辞めさせられるのである。ちなみに氏は旧軍時代は殴る士官であった。文章の端々にも、怒鳴られる位がなんだという意識が感じられる。
しゃおみ @shine_sann
縁故切ったりしてよく氏自身が追い出されなかったなと感心するが、それにもからくりがある。経緯は不明だが、氏はなぜか赴任後早い段階でルワンダ陸軍と秘密警察に支持されている。赴任1年後には秘密警察をあごで使えるようになっている。大統領の支持があったにしても尋常ではない。お前何をした。
しゃおみ @shine_sann
最後ちょっと話が横道にそれたが、ようは何が言いたいかというと、「環境を与えれば人は動く」で氏の想定する「環境」とは、非常にガバナンスの効いたもの(政治的に正しい表現)ということである。参考になるかもしれないが、参考にしちゃいけない感のあるアレ、という御紹介でした。
ゲッコー @Gecko_8
@shine_sann 読んだのが2,3年前だったのであやふやですが、着任時は通貨の勘定すらガバだった記述があった覚えが。 外貨製のガソリン(高度に抽象)を用意しやすい環境だったのかなと思いますね。
しゃおみ @shine_sann
@Gecko_8 「ル銀の権限が金については絶対だったからやりやすかった」とか言ってますし。何がやりやすかったんですかね。
しゃおみ @shine_sann
本1冊読んで好きになった人物を掘り下げていくとどんどん別の顔が出てきておいコラってなる現象、政治学方面から聞いてはいましたがなるほどこういうことかと感心しましたね。
ゲッコー @Gecko_8
@shine_sann ビール1ケースでなんでも依頼できる経済状況みたいな記述もあった気がしますし、"穏便な挨拶"もそうでない"挨拶"もやられてたのかもしれませんね
ktgohan @ktgohan
「ルワンダ中央銀行総裁日記」のこの服部正也氏、鉄拳制裁を振るっていた相手というのがまさかの阿川弘之であり色々草生える。(阿川弘之が後年「海軍時代に辛酸を」というのが、この服部正也氏である)
ktgohan @ktgohan
元海軍関係者のその後というやつは沼だらけでほんとすこ
ktgohan @ktgohan
阿川弘之氏から見た服部正也氏については「海軍こぼれ話」に出てますので「ルワンダ中央銀行総裁日記」と一緒に読みましょうさあさあ!
ktgohan @ktgohan
(注記・戦後は日銀や世銀に籍を置くことになった服部正也氏は、戦時中は海軍通信学校勤務でした)

御蔵 @okura_mikura
「しゃいん氏が語るルワンダ中央銀行総裁日記著者、服部正也氏のアレな面」をトゥギャりました。 togetter.com/li/885702
扶桑委員会 @fussoo_moe
ルワンダ銀行総裁日記に、民間の商人の倉庫を秘密警察に監視させてたエピソードが一文だけサラっと書かれてたけど、やっぱあれおかしいよね……
227thday @227thday
@shine_sann 仕事でルワンダやアフ開銀とも縁があることもあり、服部氏の人となりについて大変興味深く読ませて頂きました。自分でも調べてみたいと思いますので、差し支えなければ参考文献等をお教え頂けませんでしょうか。
しゃおみ @shine_sann
@227thday 今手元に現物がないのでちゃんと特定できなくて恐縮ですが、ciniiで服部正也を検索して、同姓同名の別人を除いたもの他、主に総裁日記の下地になった古い中央公論の記事群です。あとル中銀の紙ベースの統計も参照してます(ルワンダの公文書館から取寄できます)。

CiNii Articles 著者 - 服部 正也
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000007131664

しゃおみ @shine_sann
おおうコメ欄若干荒れてる?すみません言葉足らずで。総裁日記がお勧めの本であることには変わりないです。氏の、ルワンダ農民・商人の話をよく聞く姿勢、風聞や憶測..「しゃいん氏が語るルワンダ中央銀行総裁日記著者、服部正也氏のアレな面」 togetter.com/li/885702#c221…
しゃおみ @shine_sann
しかし、「ルワンダ大衆の合理性を信じた」から早合点して、慈愛に満ちた謙虚な人を想像すると読み誤りますよ、逆の人物ですよ、だからこそ面白いし得られる教訓があ..「しゃいん氏が語るルワンダ中央銀行総裁日記著者、服部正也氏のアレな面」 togetter.com/li/885702#c221…
しゃおみ @shine_sann
あと、本当に総裁日記はちょっと妄想を膨らませば小説が盛り上がりそうなシーンが山盛りなんですよ。着任早々軍と秘密警察のハートを鷲掴みにした無敵キャラエピソードもそうですが。
しゃおみ @shine_sann
例えば氏が大統領から「ルワンダ大衆のための通貨改革・経済政策」を託される感動シーンがあります。しかしこのシーンの前には「怪しい自称護衛が夕刻に氏を迎えにあがる」「この手で有力者の機嫌を損ねたコンゴの顧問が投獄されたのを思い出し嫌な予感がする」というシーンが入ります。
しゃおみ @shine_sann
※ここから妄想※これと、秘密警察を尻に敷いた経緯を結びつけます。すると「自称護衛は大統領の意を受けた秘密警察だった!しかし氏は銀行員とは思えないワザで秘密警察相手に無双し、長官をねじ伏せて大統領府まで送らせた!(続く)
残りを読む(2)

コメント

gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2015年10月12日
【「まるで異世界召喚」「内政チートや」…名著「ルワンダ中央銀行総裁日記」は「ライトノベル的に面白い」という切り口に反響 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/876831 】を合わせて読んでいただくとさらによく分かると思います。こちらへのリンクを、同まとめに追加しました
竹永@2 @takenaga51 2015年10月12日
今まさに読んでるけど、ルワンダ人だけでなく、他の外国人に対してもかなり上から目線て書かれてるんだよな。
オタクモドキと化したぜるたん @the_no_plan 2015年10月12日
やる夫はアフリカを救うようです。の作者が、ルワンダ銀行の総裁になるようです。を作らないのはこういった側面もあるのかもなぁ
Rogue Monk @Rogue_Monk 2015年10月12日
http://togetter.com/li/885702#c2214597 「みんな同じ仲間なんだ!」じゃ、何もできないと。 「結果が全て」ということだな。
うにら @riafeed 2015年10月12日
本の記述が本当なら来て早々現地の人にいろいろやられてるからねぇ徹底的な信賞必罰以外に制御する方法があったら知りたい感じ
星五84体の地方妖怪 PGERA @PGERA_RX 2015年10月12日
なんか毒を以て毒を制すめいた感じが・・・
名無し岩手県民(鯨美味い) @iwatekenmin01 2015年10月12日
PGERA_RX 海軍だったら鉄拳制裁は割と普通というか…阿川氏のエッセイの様子から見ると多分随分と大人しい方じゃないかと。
journalist65 @itjournalistkk 2015年10月12日
縁故で入った大蔵大臣の息子のクビを切ったら「恐怖政治」なのか?アフリカなんて結局民度低いんだから信賞必罰なんて当たり前だろ
星五84体の地方妖怪 PGERA @PGERA_RX 2015年10月12日
iwatekenmin01 それは他国基準ではどうだったんやろうなぁ・・・と言う気がするがな
honeplus @honeplus 2015年10月12日
「経緯は不明だが、氏はなぜか赴任後早い段階でルワンダ陸軍と秘密警察に支持されている。赴任1年後には秘密警察をあごで使えるようになっている。」本読んでてすげー立場強いな、と思ってはいたけど、そういうバックグラウンドがあったのか…
honeplus @honeplus 2015年10月12日
ただ、氏の本の内容から推測される当時のルワンダだと、陸軍とか秘密警察とか言っても相当たかがしれてるものだと思う。たぶん、偉い人に個人的に酒とか持っていって仲良くなったら、それで助力が得られるレベルで。
うにら @riafeed 2015年10月12日
秘密警察をあごで使えるならまず監視しないとなにをするやらわからない使用人たちをですね・・・
アルビレオ@炙りカルビ @albireo_B 2015年10月12日
itjournalistkk えっとね、有力者の縁故を切ったらたいてい報復が来るからできないんですよ。それをやったということは大臣よりもっとヤバいやつ(この場合軍や秘密警察)がバックにいるぞというのを見せつけてるわけです。そういう裏付けもなしに有力者相手に正義を振りかざすのはただのバカ
こげぱん @kogemayo 2015年10月12日
むしろ石原みたいなガチ保守クラスタが、こうでもしない限り社会は変わらないぐらいのこと言ってきそうな気が。 日本陸海軍があの無謀な戦争に突入していかないぐらい「まともな」組織だったら、今頃の日本は彼が来る前のルワンダと同レベルだった、みたいな。
加藤 @world_of_bear 2015年10月12日
この本読んでると分かるけど、海外の締め付けがめちゃくちゃ厳しい中で、この人だけ国際金融機関と直接のコネがあって、大臣なのに隣国から買い付けしてから赴任するほど手回しもいいから、好かれてたんだと思うが。ろくに人材いないからって外人を期限付きで教師役に雇って、お勉強させてたんだから、実質は学校。ちょこちょこ勝手に休憩して何時間も戻ってこないから部屋割変えたって書いてあるし。そこで落第したら首ってのは、当たり前でしょう。
ぱいろ🔲@寒露 @Pyro_VR 2015年10月12日
マジかよファンやめます
フレッシュ★ピーチ🍑ハート❤しゃいん @shine_sann 2015年10月13日
おおうコメ欄若干荒れてる?すみません言葉足らずで。総裁日記がお勧めの本であることには変わりないです。氏の、ルワンダ農民・商人の話をよく聞く姿勢、風聞や憶測ではなく事実や個人の能力をよく見定めた上で行動する姿勢等には学ぶ所が多いです。
フレッシュ★ピーチ🍑ハート❤しゃいん @shine_sann 2015年10月13日
しかし、「ルワンダ大衆の合理性を信じた」から早合点して、慈愛に満ちた謙虚な人を想像すると読み誤りますよ、逆の人物ですよ、だからこそ面白いし得られる教訓があるんですよ、ただ鉄拳を今見習うと大変なのでそゆとこは参考にしないで下さいね、と言いたかったのです。
y_mat2009@Censored @y_mat2009 2015年10月13日
富士山は遠くから見ればキレイだけど、近くから見れば岩だらけでけっこうアラも目立つと言ういつものやつ。
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2015年10月13日
iwatekenmin01 http://togetter.com/li/880364にも服部氏は登場しますが、当時も「海外で鉄拳制裁が通用すると思うな」という注意は存在していたそうです(コメント欄から)【昭和19年の『南方へ挺身する人々へ : 熱帯生活必携』( http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1043854/66 )「日本人のわるい癖で、口よりも先に手を出します。併し原住民にとつては殴られることは最大の侮辱で…】
Yusuke Makino @Usekm 2015年10月13日
服部氏がかなり強権的なことをやったというのはその通りなのだろう。しかしそういう腕っぷしが無ければ部下一人連れずアフリカに乗り込んでいって改革など出来なかったと思う。あまり日記上では触れられていないが、ベルギーからの技術顧問なんかとは相当揉めた形跡があるし…。あと、本著でも触れられていたけど、赴任した当時の中央銀行は総裁自ら帳簿を付けなきゃいけないほど能力が不足している状態だったわけで、そりゃ使えないやつは片っ端から切って行かざるを得ない状態だったのでは。
甘木水町 @mizumachi_shin1 2015年10月13日
服部正也氏は、三重県の出身。三重の服部と云えば、伊賀の服部半蔵。服部半蔵は二代目正成から十二代目正義まで通字が「正」なんだけど、服部正也氏は服部半蔵の縁者なんだろうか?
Ukat.U @t_UJ 2015年10月14日
野中兼山思い出した。子供向けの偉人エピソードみたいな本に書いてあった「野中兼山は、江戸のお土産にかってきた船いっぱいのアサリを海に投げすててしまいました。驚く人々を前に、『これは皆さんのこどもや孫までのお土産なのだ』といいました。それ以来、土佐の人たちは美味しいアサリを食べられるようになりました。」というのが書いてありまして…
Ukat.U @t_UJ 2015年10月14日
わぁ、兼山は民のことを考える優しいひとなんだなと思っていたら、(領民にも)苛酷な改革をやり過ぎて失脚し、一族が絶えるまで家族全員幽閉されたと聞いてヒッてなった。幽閉が解かれたのは兼山が死んでから40年後。立派なひとだけど色々やり過ぎた。服部氏も一歩間違えば偉いことになったかも。
げるまねん @2d_germanium 2015年10月16日
「何故か陸軍や秘密警察を顎でつかえる」も含めてラノベっぽいって考えちゃうのはラノベ脳すぎるかな?w
@prime @prime46502218 2016年5月11日
想像の50倍アレだった >「海軍時代阿川弘之を殴ってた」「ル秘密警察を顎で使ってた」
luna_amarilla @luna_amarilla 2016年6月4日
鉄拳制裁を振るわれたのが阿川弘之ってあたりが歴史のあやって感じw
出無精マスク @annoupoteto 2018年8月8日
暴力畜生軍人が賄賂で狡猾に立ち回って 土人共を従えたって事でええんか?
メイスン @mewtwo1501 2018年11月26日
まず読んでみましょうよ。 他人の総論を見て全体を判断するというのでは、自分で考える力が身に付きませんよ。 私が読む限りルワンダへの献身には偽りは一切無いと思えるし、 垣間見える不道徳な描写もそれ即ち悪徳とい代物ではありませんよ。 必要と思ってそうしていたのだろうから、マイナスをプラスにした氏の偉大さに変わりは無いはずです。
Mongyang @taisyo_2015 2019年2月22日
ちらっと読んだのですが、ルワンダ陸軍や秘密警察に支持されたのはバックにある大きな組織の意向では。元海軍の凄みでどうこうできる話じゃないと思う
mosheno @mosheno 2019年3月23日
人材の平均レベルが異常に高い日本と一緒の感覚で考えちゃいかんでしょ。途上国の行政機関はコネが当たり前で、やばいやつは本当にどうしようもないし、むしろそんな連中を中央銀行に置いておくのが危険。あと軍とのつながりは大統領と最初期からバッチリ信頼関係ができていたことを考えるとそう不思議じゃない。あとあの本を読んで慈愛に満ちた人物像をイメージする人なんているのか?むしろ謹厳実直な人というのが自然な気がする。
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする